イェソンの後について、すあと宿舎に入った。
すあ「おじゃましまーす^^」
「おじゃまします…」
すあ「ヒョリン、コート掛けて来るね♪」
そう言って自分のコートとあたしのコートを
大事そうに抱えてイェソンの部屋に入って行った。
1人だだっ広いリビングで待っているのはかなり気まずい。
他に人がいる気配もないし
この空気に耐えられなくてすあを呼びに行こうとした。
半開きになったままのイェソンの部屋のドアを覗くと
すあとイェソンが話しているのが聞こえた。
すあ「何か食べたいものありますか?^^」
イェソン「何でもいいよ、とりあえずコーヒー飲みたい。」
すっとイェソンがすあを後ろから抱きしめた。
すあが嬉しそうに笑った。
すあ「ミルクたっぷりで入れますね^^ふふ」
2人を見ていると凄く羨ましかった。
大好きな人がそばにいて
大好きな人のために何か出来る。
(いいなあ…)
そんな事を考えていると泣きそうになってきたので
ドアから離れリビングへ戻って来た。
(あたしにもいつか大好きな人がそばにいてくれるのかなあ。)
すると後ろから聞き覚えのある声がした。
「あ?ヒョリン?」
振り返るとド派手なパーカーにスウェット地のサルエルを履いて
前髪をチョコンと結んでいるヒョクチェがいた。
「な、何してんの…?」
ヒョクチェ「いや、それは俺のセリフだろkkk」
「あ、すあに誘われて…ご飯食べようって…」
ヒョクチェ「ああ、それでか。」
もしかしたら会うかも…とは思ってたけど
まさか来て早々会うとは思ってもなかったので
緊張して何を話していいか分からない。
ヒョクチェ「昨日大丈夫だった?風邪引いてない?」
「うん♪大丈夫^^凄く楽しかったし!」
ヒョクチェ「良かった^^また行く?kkk」
「また連れてってくれるの…?」
ヒョクチェ「お望みなら^^」
とにかく嬉しかった。
ヒョクチェがこんな風に行ってくれるなんて。
するとヒョクチェがすっと寄って来て
聞こえるか聞こえないかほどの声で言った。
ヒョクチェ「…俺、お前のためなら何でも出来るよ?」
「…え?」
ヒョクチェの言った言葉が唐突過ぎて
耳元で心臓が鳴ったかのようにドキドキ言っている。
イェソン「ヒョクチェ。お前も一緒に飯食うだろ?」
後ろからイェソンが話しかけてきた。
今のを見られていたのかと思うと
恥ずかしさで耳まで赤くなっているのが分かる。
ヒョクチェ「ヒョン!お邪魔していいの?^^」
すあ「せっかくだから一緒に食べよ?ヒョリン、いい?」
「あ、もちろんっ!」
まだドキドキが止まない。
ヒョクチェの言った言葉の意味は
どういう意味なんだろう?
友達として?
…それとも恋愛の対象として?