リョウク「うわー!美味しいっ!」
比較的ホテルに近いお好み焼き屋さんに入り
食事をする事にした。
2人とも初めて食べるお好み焼きに嬉しそうだった。
お酒の入った2人はいつもよりお喋りで
ツアー中の出来事やメンバーの話を沢山してくれた。
それを聞いていると彼も変わりなく過ごしている事が分かり
ほっとしたのと同時に、また胸がぎゅっと締め付けられた。
そんなあたしに気づいたのかソンミンがゆっくり口を開いた。
ソンミン「すあ…ヒョンと別れたの?」
「…え?」
自分が涙目になっているのが分かる。
この2人の前で隠す事は出来ない。
リョウク「日本に帰ること…ヒョンに言ってなかったんでしょ?」
「…連絡が取れなかったの。」
リョウク「どうして?ずっと海外にいたわけでもなかったよ?」
「喧嘩したの。ずっと彼に謝れなくて…」
我慢出来なかった。
涙が頬を伝って行くのが分かる。
「あたしが悪いから…無視されても仕方ないよ…」
ソンミン「えっ!ヒョン連絡もしてないの?」
リョウク「それはヒョンに問題があるでしょ!」
リョウクが少し怒ったように話しながら
あたしの涙をティッシュで拭いてくれた。
ソンミン「それでそれからヒョンからは連絡ないの?」
「あ…日本に帰ってきてから電源切ってたから…
さっきメールだけ来てた…まだ返してないけど。」
ソンミン「そっか…ちゃんと話してみたら?」
リョウク「ヒョンもきっと反省してるよ^^」
リョウク「そうだ!僕達と一緒に帰らない?」
「え?」
ソンミン「僕達一週間後に帰るんだよ^^」
リョウク「チケットは僕に任せて♪」
結局彼らのペースに流されてしまい
一週間後に一緒に帰国する事になった。
いつもと変わらない2人に助けられた。
こうやって話を聞いてくれるだけでスッキリしたし
ちゃんと向き合って話してみようと思った。
別れる事になっても自分の気持ちだけはしっかり伝えよう。
後悔はしたくない。