…ジョンウンSide…
イライラする。
自分の彼女が知らない男といるのなんて
誰でも見たくない光景だと思う。
イライラがおさまらないまま宿舎に戻った。
リビングを通り部屋へ入ろうとすると
リョウクが驚いた顔で話しかけてきた。
リョウク「ヒョン?どうかしたの?」
「いや…」
リョウクが心配そうな顔でコッチを見ていたが
余計な気を使いたくなくてさっさと部屋に入った。
ベッドに倒れこむと冷え切ったコートが肌に当たる。
コンコン。
ドアをノックする音が聞こえた。
リョウク「ヒョン入るよー?」
ニコニコ笑顔でリョウクが大きなマグカップいっぱいに
カフェオレを入れて持ってきてくれた。
リョウク「飲んだら落ち着くよ^^」
リョウクからマグカップを受け取り一口飲む。
冷え切っていた体に染み渡る。
マグカップを握り締め、大きなため息をついた。
リョウク「…喧嘩でもしたの?」
リョウクの言葉が図星過ぎて何も言い返せない。
それに喧嘩と言っていいのか分からない。
リョウク「ヒョンが喧嘩なんて珍しいね^^仲良い証拠だっ」
リョウクの言葉には何も返さずまた一口飲んだ。
リョウク「僕に出来る言葉あったら手伝うからね?」
その言葉に胸を打たれた。
小さくうなづくとリョウクは部屋から出て行った。
俺は何をしているんだろう。
嫉妬で彼女に嫌な思いをさせてしまった。
もっと他にも言葉はあったのに責める事しか出来なかった。
どんな顔をして会えばいいのか分からないが
とにかく彼女に会いたい。
顔を見て謝りたい。
ただ抱きしめたい。