ダルデンヌ兄弟の作品は初めて観ます。日本で聞いた話から着想を得たそうです。音楽も殆ど無いです。
ストーリーは淡々と進みます、盛り上がる場面も特に無くただ手回しカメラアングルで事実だけをとっているという感じです。
作中には主人公に愛情が全く持てない父親や薬の密売人の男も登場しますがどこか憎めないです、父親も不器用というかどう接していいか分からないという感じです、また密売人の男も児童養護施設にいて祖母の介護の大変で犯罪に行かざる負えなかった事情も垣間見えます。
あと少年の週末養母になった女性も素晴らしいです、少年何度非行に走りかけても忍耐強く止める所など。
ラストシーンはあれで?と言う終わり方でしたが逆にあれでよかったと思います。
フィクションだけどノンフィクションのような映画。実際の事件を題材にしている。
当事者目線で手回しカメラ風にとっているので臨場感が有り覗き見感覚がある。
イラクに行く兵士達の日常、宿舎ではある人はポルノ雑誌またある人は小難しい本を読んだりそれぞれ趣向も知的水準も違ったりする。民間人を殺したことを得意げに宿舎で話すまるで虫を殺したかのように、そして少女をレイプする展開へ発展する。
監督はハリウッド映画も取っており展開もハリウッド、エンターテイメントぽさを感じた淡々としすぎて重みがあまりなく感情移入もできなかったあまり、しかし事実を取り映画は進む。
エンドロールでは実際のイラクの死体写真が映るが何ともそれがすごくリアリティを持って映る。
この映画明らかなメッセージはないがそれが逆にボディブローのように真実を突きつけてくる。
日本でこんな事件が起きれば史上最悪な事件の一つになるだろう、この事件の主犯の男は精神が異常をきたしていた、戦争の被害者はイラク人でもあり兵士だったかもしれない。何よりブッシュ、ブレア、小泉純一郎にこの映画を見て欲しい。
JSAで有名な監督、今回日本のマンガが原作。
何より暴力表現は非常に痛い、だから好き嫌いが別れる作品だと思う。
しかしそれ故スリリングである意味清々しい。漫画ということで少し現実離れしているがそれを含めて許せる楽しさ。
ラストシーンはどういう意味かよく分からなかったが主人公の救いになったんだろうか。
韓国映画は個人的には暴力的描写が生々しいと感じる、徴兵制の影響だろうか。
主人公イ・ガンドは血も涙もない男、母に捨てられ愛情を知らない。平気で借金の取り立てに相手を障がい者にして保険金で借金の返済に当てる。そこにミソンという母を名乗る女が現れる。

とあるブログでイガンドは資本主義の象徴みたいな事が書いてあったがそれは納得がいく。
金の為なら冷酷になり命や愛情や友情など何も思わない。イガンドも親分に都合が悪くなると平気で縁を切られ彼や親分もその資本主義の犠牲者にさえ見える。

最後にイガンドはそれまで無表情だったがミソンの正体を知り泣き崩れるのだがそこで本当の愛というのを知ったのかもしれない。
ラストシーンもまた衝撃的だがこれでイガンドも報われるのなら少しは良いのかもしれない。
鬼才と言われるポール・トーマス・アンダーソン。感想が本当に書きにくい(笑)
映画はサイエントロジーを題材にしたと言われている、製作者側は否定しているが。
主人公フレディは教祖ランカスターを最初は惹かれながらも段々と胡散臭いなど詐欺や嘘をついて布教していると言っていて猜疑心もありながらますますランカスターに惹かれていく感じさえする。
最終的にフレディはランカスターと袂を分かちあうのだが町山智浩氏はこの映画は父親と息子の葛藤がテーマではないかと言っていたがそう読みとくと合点する部分が多い、個人的にはサイエントロジー(新興宗教)の部分などもっと映画居て欲しかった気がする。
しかし何よりこの映画は70mmフィルムで撮影されていて画が何より綺麗で奥深い。



B級映画の最高傑作だと思う。しかしそれでい随所に細かな描写が描かれている。
本当に何もかもおかしい欲につられてどんどんドツボにはまっていく。
ハードボイルド映画みたいだがコメディ映画にしか見えない、本当にカルト映画が好きな人ははまると思う。
愛すべきキャラクターというか本当にお馬鹿だけどどこか憎めない。
エイミー・マンとレッチリのフリーがカメオ出演してるのもいい。

実際あった出来事を数日でドキュメンタリー映画にしたもの。
劇的なクライマックスもないが臨場感がある出演者も殆ど同じであるから。
出演者はロマ出身の家族でありロマに生まれた上迫害もされている。生活も厳しい。
監督は政党も結成しており、今の経済至上主義国家に反対だ。インタビューで日本の貧困化など現状を嘆いていて日本は教育もしっかりしており市民が立ち上がれば変える余地は十分にあるという。
日本もこの映画を対岸の火事ではなく自分自身の問題だと思って観ることが大事だと思う。
パリ20区という移民が多く、中間層以下が多い中学校での物語。
ドキュメンタリーではあるが何より生徒の演技が自然で素晴らしいと思う。
あと日本の学校と比べてびっくりしたのは生徒の成績会議に生徒代表も出席したりや、問題児の退学を決めるのも生徒と親を出席させて言い分を聞いて多数決で決めることだ。あと問題児の転校というのも普通の制度らしい。ある日本の教育だと先生と生徒の線引はあるが意見を平等に扱う所は全く違う、こういう所は評価できるというか日本の教育がまだまだ封建的な証拠だと思う。
後何より生徒の国籍がバラバラというのは日本の学校では殆どありえない。だから国語の授業にしてもまず国語のやる意味など日本人が日本語を習うのが当たり前という感覚がない。
色々バックグランドを持つ生徒たちから移民社会の問題点、また過去の植民地にした国との関係や問題も描かれていると思う。
高校進学である程度進路決まってしまうのも日本と違う、普通高校・工業高校・職業訓練高校と身分の差が決まっているフランス社会を繁栄したものだろうか。
連合赤軍を描いた漫画。しかし社会的や政治な的な背景は皆無であり、あくまでもこの著者はインタビューでも言っているがオウム事件にもインスパイアされて作品を書いているが閉鎖的組織でいかに人間が正気を失うなど集団心理を描いている。
元々社会的背景などあまり期待していなかったが、集団の中で仲間割れ内ゲバなどいかに組織が人間を支配するかの観点から見れば面白い。
動物のお医者さん以降すべての作品を読んできました佐々木作品。
ドタバタの主人公の物語ですが人間の描写が細かくどれも読み応えがあります彼女の作品は。
モデルは水曜どうでしょうのディレクターのテレビ局みたいでしかし作品のモデルはテレビ東京系列ですね。
本当のテレビ局でしたらバカ枠などとハチャメチャな人を採用しないと思いますがそこは漫画とあってフィクションながらどこか現実感もあってちゃんと取材されているだけあって単なるギャグ漫画に終わってないと思います。
ドラマ化も期待しています。