おはようございます。

 

竹本光晴です。

 

 今日の月は「角宿」に宿ります。

 絶えず人の目を意識していると、知らず知らずにストレスを溜め込んでしまいます。

 また「失敗したらどうしよう」と思うばかりでは、かえって失敗を招いてしまいます。

 人生には失敗や挫折というものがつきものです。失敗や挫折をすると心底がっかりして、落ち込んでしまいがちですが、私たちは失敗や挫折によって深い学びを得ることができます。

 軽い失敗や挫折では、たいして深く反省することもありませんし、真剣に「どうすればよいのか?」と考えることもできません。それではあなたのスピリットは成長しないでしょう。

 「失敗は成功の母」のように、失敗することによってやり方を改めることができるので、一度や二度の失敗にくじけるべきではないのです。

 でも、失敗してもその原因を追究しなかったり、やり方を改善しようとする姿勢がなければ、また同じような失敗をくり返すことになるでしょう。  

 手ひどい失敗や挫折の経験を通してこそ、人は真に成長し、変わることができるのです。

 あなたの人生には、自らを成長させるためにわざと失敗や挫折を計画するようになっているともいえるでしょう。

 その意味は「失敗」でも、「挫折」でもないのです。そこから貴重な訓練を学んで成長すれば、そうした経験はむしろ、「成功」と呼ぶべきものなのです。成長さえできれば、世の中に失敗も挫折も存在しないと考えて正解なのです。

 

 人は誰しも情けない思い、恥ずかしい体験をするもの。

 「時には格好の悪い自分を見せたり、弱点を見せて素直な自分をアピールして」と、

 角宿の月は私たちに告げています。