■宿曜占星術のルーツ
 宿曜占星術とは、今から3000年ほど前にインドで暦として発祥し、インドに渡った中国の僧侶が持ち帰り、中国宿曜道として発展しました。
 日本に伝わったのは、今から約1200年前、弘法大師空海が遣唐使として中国に渡った際に持ち帰った経典のひとつに「宿曜経」があったのです。
 空海は日常の生活・行動に宿曜経を積極的に取りいれ、弟子たちにも伝授しました。
 平安貴族の間で宿曜経は大いに人気を博し、やがて当時の政治の判断基準として重宝されていた陰陽道と人気を二分するようになり、宿曜経の使い手は宿曜師と呼ばれるようになりました。
 陰陽道と宿曜道のふたつによって国が守られていたということで、社会的地位を確立した宿曜師は、源氏物語にも登場しています。

 戦国時代に入ると、国を守るために使われていた宿曜経は、皮肉にも戦術をサポートするものとして活用されました。
 江戸時代に入ると、そのあまりにも高い的中率に徳川幕府は宿曜経を封印していたと言われています。

 時が経ち、明治以降に再び宿曜経は見直され、現在では宿曜占星術と呼ばれるようになり、性格・運勢判断、日々の吉凶・相性の判断に活用されています。

 宿曜占星術では、月の位置で「宿星」を導き運命を占います。
 月が地球の周りを一周する軌道を27に分けて「27宿」とし、生まれた日に月がどこに宿っていたのかであなたの宿星(本命宿)が決まります。この本命宿が怖いほど的確に個性や運命を言い当てるのです。


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