魔のウィークは「業」の日から始まる7日間を指します。
「業」とは「カルマ」を意味します。
つまり、魔のウィークとはカルマが生じるウィークです。
では、「カルマ」とはいったい何でしょう。
それは、因果応報に通じます。


因果は大きく4つに分類されています。
・善が善をうむ「善因善果」
・悪が悪をうむ「悪因悪果」
・善が楽をうむ「善因楽果」
・悪が苦をうむ「悪因苦果」


このように行為が結果をうむ考えが「因果応報」です。

 

「業」は大きく3つに分類されています。
・身業(行為によって生じること)
・口業(言葉によって生じること)
・意業(想念によって生じること)

 

また、仏教では思考する働き(思業)が先に生じると説かれています。


いつもどんなことを考えているか・・・
いつもどんなことを思っているか・・・
その人の心のありようによって、因果が生じるということです。

 

では、魔(カルマ)のウィークをどのように過ごせばよいのでしょう。
魔のウィークは試練を与えられる時期ですので、
過ごし方としては修行に勤しむように心がければよいのです。


人生には修行はつきものです。
「試練」=「修行」と考えれば、それを超えていこうとする
「善」の働きが生じ、
「悪」の働きはおのずと引き離すことにつながります。
「悪」を引き離して、「善」を引き寄せるのです。

「善」を引き寄せるには、功徳を積むことです。


「徳」は陰徳や陽徳などいろいろとありますが、
おおきく3つに分類されます。
・天徳 (神仏からの徳で来世に関与します)
・地徳 (先祖からの徳で前世に関与します)
・人徳 (人からの徳で現世に関与します)

 

人から好かれ、その土地から好かれ、そして何よりも神仏から好かれるように功徳を積むことが、魔のウィークの過ごし方なのです。