人はひとりでは生きていけません。いろんな人と関わりながら生きていくものです。人間関係は千差万別です。共通点が多く気持ちがぴったりと合う相手もいれば、なぜか主張が相反してしまう相手もいるもの。また、会ったばかりで意気投合する場合もあれば、何度会っても違和感を感じて分かり合えない場合も。


 そして、会えば会うほど関係がこじれて憎しみが生じてしまったり、それとは逆に敬愛の念が生じて親密さが増したり、不思議な縁に導かれたりなど、私達の人生は誰と出会うかによって大きく変わってしまうのです。


 しかし、一見複雑で千差万別に見える人間関係も、宿曜占星術のレンズを通して見れば一目瞭然です。


 私たちを取り巻く人間関係は、どんなに複雑に見えても整理すれば、11のタイプに分けられるというのが宿曜占星術の基本です。


 


 ①似たもの同士の人「命」


 ②サポートしてもらう人「業」


 ③サポートしてあげる人「胎」


 ④繁栄をもたらす人「栄」


 ⑤心の繋がりをもたらす人「衰」


 ⑥安定をもたらす人「安」


 ⑦危険を与えられる人「危」


 ⑧成功に導かれる人「成」


 ⑨破壊される人「壊」


 ⑩交友をもたらす人「友」


 ⑪親愛をもたらす人「親」





 私たちの周りにいる人たちはすべて、11のタイプのどこかに当たることになります。


 さらにこの11のタイプは、「命」、「業・胎」、「栄・親」、「友・衰」、「安・壊」、「成・危」という6つペアに分けられます。