今日は新宿の自宅から自転車で神楽坂へ。
神楽坂は江戸時代には武家屋敷が並び、
明治から昭和初期にかけては花街として発展しました。
泉鏡花、北原白秋、尾崎紅葉などの
文人にも愛された地域です。


石畳の小路がとても風流で、
どことなく艶のある雰囲気が漂っています。


今日の目的は善国寺。
仕事の打ち合わせなどで何度も神楽坂に来ていますが、
ちゃんと参拝するのは初めてです。

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「神楽坂の通りに面した善国寺・朱の門」


善国寺は江戸の縁日の発祥の地だそうです。



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「本堂・毘沙門堂」


毘沙門天とは、仏教における天部の仏です。
持国天、増長天、広目天と共に四天王の一尊に数えられる武神であり、
多聞天の異名を持ち、古来より独尊として信仰の対象となっています。

また、日本独自の信仰として七福神の一尊とされ、
「新宿山の手七福神」の一つでもあり、
多くの人が訪れています。
特に勝負事に利益ありとして崇められています。



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「狛虎」


毘沙門天が寅の月、寅の日、寅の刻に
生まれたことに因み、二匹のトラが御堂の両脇を固めています。
猛獣のトラらしく迫力満点です。



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本堂の扉 「井桁に橘」



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橘は日本固有のカンキツ類で、
実より花や常緑の葉が注目されることが多く、
松などと同様、常緑は「永遠」に通じ、
延命長寿・不老不死・富貴繁栄の意味があります。
また、京都御所の左近の桜、右近の橘が知られていることからも、
高貴な文様として有名です。



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多聞天像(東大寺金堂)


武将風の姿で表され、持物は宝塔が一般的。
夜叉や羅刹を率いていたり、
邪鬼と呼ばれる鬼形の者の上に乗ることも。



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「浄行菩薩」


浄行菩薩は、身代わり菩薩として親しまれています。

今日の僕の運勢は魔のウィーク「壊」の日なので、

淫欲の浄化をすべく、最後に参拝しました(合掌)。