08・10月27日 房宿に月は宿ります。


房宿はインドではミトラ神と関連付けられていて、
この神は、拝する者、なだめる者、喜ばせる者を意味し、
契約の推進を司ります。
織女星という異名があり古来日本では、完成の神を意味します。


房宿の前世の宿(業)は
「壁宿」です。
来世の宿(胎)は
「鬼宿」です。



房宿・壁宿・鬼宿 2008年の運勢は(2009年1月25日まで)
「壊」の年です。
この期間は、自分のプライドや自信を打ち砕かれるような出来事が多く、
何かと苦難や逆境にさらされ、忍耐が強いられるでしょう。
運気の浮き沈みが激しく、なかなか思うような成果が得られにくい時期なので、
新しいことをスタートするのは不向きです。


仕事、人間関係、ライフスタイルなどの綻びや問題点が浮上する暗示があり、
衝撃的な場面に遭遇することも。
とくに、2009年・1月は「壊」の運気が重なるので、
災いが起きても深追いせずに時間の解決に任せるのが賢い選択です。


とくにこの時期は、人間関係に注意が必要。
攻め立てられたり、不本意な攻撃を受けることが多いので
その攻撃に備えて守備を固めることが大切です。
この時期は、自分の事より他人や、

周囲の事を考えて謙虚な姿勢を心掛けてください。
周囲の人や環境に対する奉仕を積極的に行うことで、
破壊運は回避されるでしょう。



房宿の前世は壁宿にあたるので、
前世では、人をサポートする仕事に従事していたことでしょう。
前世の影響から、芸術的な発想力に恵まれている人が多いようです。



房宿生まれの人は研究心、探究心が旺盛でとても快活なタイプ。
その反面、自信過剰で周囲を見下しがちなところもあります。
内に秘めた激しい感情を読まれる事を好まず、
慎重に相手を観察、分析する面も。
また、ひとつの事に拘りすぎる傾向があり、
猜疑心も強くなかなか人を信用しなようです。


豊かな情緒性と洞察力が持ち味の房宿は、
熱い情念が渦巻いているような筋金入りの美貌に恵まれているので、
周囲から羨望の眼差しを受けることも少なくないはず。
凡人の域を超えた気品が漂っていて、
頭が切れ快活な振る舞いができるので、
どんな場面でも人目を引く存在に。

金銭的な苦労に無縁でエリート意識が強く、
物事の判断も的確です。
ただし、権力や財力に執着しやすく、
度が過ぎると葛藤や破綻に見舞われることになるでしょう。
猜疑心も旺盛で、人が自分との約束をすっかり忘れたりすると、
直ぐに裏切られたと感じる一面も。
負けず嫌いなので、何かに集中しはじめると
自分でも予想しなかった力を発揮しますが、
基本的には貪欲さに欠けています。


房宿の開運の鍵は、自分の力を抑制するのではなく、
あるがままを受け入れ、それを自覚すること。
人や物事との目に見えない繋がりを大切にすることで、
房宿の人生は些細なことをきっかけにトントン拍子に転がり始めます。
また、人から聞いて覚えた耳学問だけでなく、
自分で学んだり研究して知識を得ることが大事。
いろんなタイプの人を理解するだけの
心の余裕を持つようにすることも必要。
趣味も価値観も異なる人たちとの付き合いが、
未来を切り開いてゆく事に。