08・10月17日 井宿に月は宿ります。


井宿は知識欲旺盛で、物事を合理的、論理的に判断することが得意。
計算に強く几帳面で感情に流されないタイプです。
ただ、オリジナリティーに欠ける面があり、
流行に振り回されたり、自分の評判を気にしたり、
周囲の影響を受けやすく、独自の考えで物事を決めるのが苦手です。


井宿の前世の宿(業)は
「底宿」です。
来世の宿(胎)は
「室宿」です。


井宿・底宿・室宿 2008年の運勢は(2009年1月25日まで)
「成」の年です。

この時期は、向上心が満ち溢れ、成果や結果を出せる時期です。
自信と余裕が重なり合って、
さまざまなシーンでの活躍が期待できます。
とくに12月は、「成」の年・「成」の月、
さらには「成」の日が重なるトリプルな運気です。
この組み合わせは、9年に一度のサイクルになるので、
次の大達成は9年後となります。

必ず12月に標準を合わせて、
目指すべき理想やビジョンに取り組んでください。
そうすることで、あなたの願望は鮮明な形となって現れるでしょう!!
掴みたい目標は果敢にチャレンジして吉です。

この時期は、自分の秘められた能力を発見でき、
学業、趣味、仕事運共に大吉です。
リスクを恐れずに勝負に出る事が大事。
サクセスイメージを具体的に思い描くことで運気はさらにアップします。


仏教の教えでは、苦難は人の成長と心の平和に
欠かせない要素だと説いています。
また、チベットの信者は、
「この旅で私にふさわしい苦難を与えてください、
私の心が真に目覚めて解放され、宇宙と一体になれますように」
と祈るそうです。
苦労の少ない人生は成長する機会が少ないものです。
「成」の時期は、問題が発生しても逃げずに取り組むことで
必ずよい方向に導かれます。
どんな苦労があったとしても、
それも自分の人生で大切な一部だということを
忘れずに過ごしてください。


井宿の前世は底宿にあたることからも、
前世では、技術の研究や開発などに携わっていたことでしょう。
前世の影響から美的感覚も抜群で社交的です。


井宿はインドでは、女神アディティと関連付けられています。
この神は、天空を支え大地を維持すると言われていて、
人々を制限や限界から自由にする働きがあるようです。


井宿はとてもクレバーです。
知的で淡々としたソフトな会話術で人を惹きつける魅力があり、
頭の回転も速いのですが、一方で他人を自分にとって
「損か得か」で判断する面があります。
また、人やモノに対して誤っている点や悪い点を指摘したり
短所を見抜くのが得意中の得意です。
相手の細かいことばかりあげつらっていると
無用な敵を増やすばかりなので注意してください。
肯定や否定を必要とするジャッジの場面では、
自説を固持しすぎないように心がけて。


井宿の開運の鍵は、窮地を楽しむことです。
井宿は地獄で仏に会うかのように、
災難やトラブルに見舞われやすいようです。
しかし、たとえ追い詰められても万事休すのタイミングで
思いがけない援助を受けるのが特徴です。
窮すれば通ずのように土壇場に立たされたとき、
自分でも気づかないでいた意外な力を発揮することもあるでしょう。
苦境のときこそチャンスであり、
救いの手が差し伸べられることを忘れずに。


また、誰かのために人肌脱ぐことも時には大事。
人のために何かをすることは、
それだけで穏やかで優しい気持ちになれるし
親切な行為は感情を豊かにしてくれます。
お返しを求めずに親切ができれば
目先の問題は不思議と消え去ってゆくでしょう!!