08・10月5日 「女宿」に月は宿ります。


女宿の前世の宿(業)は
「畢宿」です。
来世の宿(胎)は
「軫宿」です。


女宿・畢宿・軫宿 2008年の運勢は(2009年1月25日まで)
「衰」の年です。


この時期の運気は少し下降気味。
気持ちが不安定になりやすく、
精神的なストレスや病気と縁がある期間です。
気力、体力が低下する時期なので
何事も現状の状態を変えずに、
維持する方法を取ることが開運の秘訣です。


充電期間と心得て、自己実現に必要なスキルを磨いたり、
知識のブラッシュアップに務めると良いでしょう。
金運も下降していますが習い事やスクールの開始など、
好きな趣味に没頭することは運気の充電につながります。
金銭的なトラブルの暗示もあるので、
あまり新しいことを始めないほうが得策です。


女宿の前世は畢宿にあたることからも、
前世では、芸術・芸能・美術工芸関係・香料や園芸関係
といった特殊な技能を必要とする
分野で活躍していたことでしょう!


女宿は学問や武術・伝統芸能などの関わりが深い宿です。
女宿は、別名「須女」と呼ばれていて、
インドでは、天文学・数学・音楽などの
つながりがあると言われています。


古来日本では、吉祥天女と結びつけていることからも
婚礼や織布とも関係があるようです。

宿曜経を日本にもたらした
弘法大師空海は女宿生まれと言われています。


女宿生まれの人は、すみずみまで注意が行き届いていて
何か計画を実行する際は、綿密な調査をかかさないし、
細部にまで注意が払われていて、とても緻密です。
古風な言い方をすると、とても念力が強い人です。


心身を厳しく鍛えることを美徳としているので、
自分に厳しく他人にも厳しいタイプ。
上昇志向の持ち主ですが、ストレスを発散することが
あまり得意ではありません。


女宿の現世での使命は、
修練によって身につけた特別の技能や技術を
習得すること
です。


ただ、女宿生まれの人は過剰な義務感と
責任感の鎖で自分自身を縛り付けているところがあります。
「こうしなければダメだ」といった
強迫観念にとらわれることも多く、
正しい行いをすることを自分に強いているのです。


厳しい社会を生き抜くためには
自分の身を守る鎧が必要です。
軽くて動きやすい鎧ならよいのですが
重くて動きづらい鎧だったら、仕事の効率も上がらないし、
心を開放することもできません!!


女宿の人はこのような強固な鎧、
はたまた、足枷を自らはめてしまうところがあります。


女宿の開運の鍵は、過去の執着を捨てて身軽になること!
現状を守るのではなく破ることで、夢は飛躍的に拡大します。
時には大胆な行動に走るのも大切。
壮大なロマン、空想や幻想に耽ってもいいのです。

同じ努力でも、そういう努力をしていれば、
きっと来年は素晴らしい出会いが用意されているはずです!!