そうか。この時からもう5年なんや。

両親の木版画展企画が持ち上がり 開催は春の予定。

父の具合がどんどん悪くなっている頃で

間に合うのかと危惧していたが

結局は父の旅立ち以降となってしまった。

   上矢印

(この頃の弱ってる自分を労わってあげたい)

 

 

 

  門松 鏡餅 門松 鏡餅 門松

 

久しぶりに書こうかと思ったら

なんだか寂しい方向の過去ブログが出てきたので

いくつか思いついていた中で

そっち方向のオハナシにしようかと思う。

 

 

大晦日から元旦にかけては

家族や親せき 友人たちとの間で

ラインが忙しく行き来していた。

 

そんな中 母が年明けを待たずに

おやすみスタンプ送ってきたので

あまり深く考えることもなく

「年明け待たないの~?」と返したけど

「うん。もう寝るね」と素っ気ない返事。

ん?しんどいんかな?

 

翌日 次男夫婦やワタシ達夫婦で実家を訪ねた際

体調を気に掛けつつも 再び軽い調子で 

「昨日は早く寝たんやねー。大丈夫?」と聞くと…

 

「ひとりで年越すのさみしいやん」

「だから紅白やゆく年くる年も見なかったし 

 ひとりやったら初詣も行かへんし

 お父さんと一緒にやってたことはせえへん」

 

ごめんなさい。

会ってる時は笑顔だし

ラインや電話でも明るいので忘れがちやけど

半世紀も一緒に暮らしてきた大好きな人と別れ

毎日ひとりぼっちだということを思い出したよ。

 

そして今朝もおかず届けに行った時に

「お父さんは返事してくれない」と

小さくつぶやいていた。

 

父の命日まで1か月足らず。

ちょっとナーバスな様子の母デス。

 

 

 

 

メモ:長男や次男からスキー場での

   楽し気なラインが次々と送られてくるもやもや

   父の”スキー大好き遺伝子”継いでるのは

   大変喜ばしいことだが ワタシも行きたい!

 

   ある日次男がスキーのワックスについて

   尋ねてきたが すべて父まかせだったので

   何にも答えられず。

   「もっとじーちゃんに色々教えてもらっときたかった」

   という次男の返事に心が苦しくなった。 

 

   昨日はとんどへ。

   今年は堂々と鳥居をくぐれることに感謝。