こんばんは。
一宮市の学習塾 スクール玉野 TKです。
さて、今週も張り切って、本の紹介をしていきます。
【小学生向け】【中学生向け】【高校生向け】と、読んでもらいたい人を限定してはいますが、高校生が【中学生向け】を読むのもよし、小学生が【中学生向け】を読むのもありだと思います。大人の方でも十分楽しめると思います。
週末配信、毎週3冊を続けられるように頑張ってます٩(`・ω・´)و
最近は隔週配信となってしまいましたが・・・。
-----------------------------------------
【小学生へ】
『嘘吹きネットワーク』(久米絵美里)
最近、八吹写真館に入りびたってる八吹錯っていうやつが、動画とか画像の加工が得意で、頼めばなんでも作ってくれるらしい。それで今、このあたりの学校の子が、次々と頼みに行っているらしくて、だから最近、八吹写真館は嘘つき写真館って呼ばれてるらしい。
昨今のネット時代に生きる小学生たちに考えるきっかけを与える1冊だと思います。
このまま情報の授業の教材になりそう。あ、道徳の読み物でもよさそうですね。
リアルな描写とファンタジー感がちょうどよく相まって、一気読みできると思います。
大人もオススメですよ。
【中学生へ】
『クドリャフカの順番 「十文字」事件』(米澤穂信)
さわやかで、ちょっぴりほろ苦い青春ミステリの傑作登場!
待望の文化祭。だが、折木奉太郎が所属する古典部では大問題が。手違いで文集を作りすぎてしまったのだ。古典部の知名度を上げて文集の完売を目指すため、奉太郎たちは学内で起きた連続盗難事件の謎に挑むことに!
青春の日常をミステリーとしてしまう古典部シリーズ第3弾にして、逆さ読みシリーズ第4弾です。(ややこしい)
『いまさら翼といわれても』(第6弾:最新)⇒『ふたりの距離の概算』(第5弾)⇒『遠回りする雛』(第4弾)⇒今回と、順調に遡っています。
文化学部の巣窟である神山高校の壮大な文化祭で起きた事件が物語のメインに。今回は主要つ主要登場人物4名それぞれの視点から物語が進みます。このパターンは新鮮ですね。「ホータロー」視点ばかり続くと、理屈っぽくて嫌になる人もいるかもしれないので。個人的には好きですが。
【高校生へ】
『プルースト効果の実験と結果』(佐々木愛)
はじめてのことをするたび、彼を思い出す――
痛々しい自意識過剰、空回る都会への憧れ、思い通りにいかない初恋。
思春期の苦くて甘い心情を鮮やかに描き出す、四篇を収録。
プルースト効果という言葉を教えてくれたのは、同じクラスの男子「小川さん」だった。
「はじめてのキスは想像もつかないところでしよう」小川さんはそう言ったはずなのに。
4つの短編から成る恋愛小説です。
the恋愛小説(※TK個人の見解です)という感じです。
そうそう。こういう感じですよ。これこそ恋愛小説じゃないですか。この訳の分からなさ(笑)
ドロドロしたり、こじれてるわけではないです(あ、違う意味ではこじれてるか・・・)
月並みな言葉で言ってしまえば「共感」のしにくさ。でも、「恋愛」ってそういうものでしょ?
-----------------------------------------
本を読んでほしい理由。それは、自分の世界を広げるためです。
本を読むことによって、言葉が増える。言葉が増えると、自分が何を感じているか、より一層表現できるようになる。そうすることによって、世界は自然と広がっていきます。
運命の一冊に出会えることを願っています。
=============================
↓↓↓このLINE@の用途は、スク玉関連ブログの更新連絡のみ↓↓↓
「友だち登録」でスク玉ブログ更新情報をお届けします!
=============================