第146回【今週の1冊】~読書が好きになるために~ | TKの言われたい放題

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こんばんは。

一宮市の学習塾 スクール玉野 TKです。

 

さて、今週も張り切って、3冊紹介していきます。

【小学生向け】【中学生向け】【高校生向け】と、読んでもらいたい人を限定してはいますが、高校生が【中学生向け】を読むのもよし、小学生が【中学生向け】を読むのもありだと思います。大人の方でも十分楽しめると思います。

 

週末配信、毎週3冊を続けられるように頑張ってます٩(`・ω・´)و

 

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【小学生へ】

『ホラーチック文具 (染谷果子

 

 

文具に一生をささげた店主の祈りは神に届き、祈った夜と同じ数だけの文具に――命が宿った。
文具にまつわる不思議で怖い短編集。

 

 

文具に焦点をあてて(擬人化して)、それをホラー化した短編集です。

1つ1つの話が短いので、苦にすることなく読むことができます。(ホラーが苦手な人は別ですが)

ブラックジョークが効いているものが多いので、小学生が分かってくれるかどうか・・・。

個人的には「ごほうびシール」がよかった(怖かった?)です。

 

 

 

【中学生へ】

『幻想探偵社(堀川アサコ)

 

 

 

女子の前でひどくあがってしまう中井海彦は野球部に所属する中学二年生。ある日、父親から受験のためにクラブ活動を二年生までで辞めるように言われた海彦は、顧問に練習を休みたいと申し出る。急に暇になってしまった海彦は、帰宅の途中、入学時から気になっていた女子の生徒手帳を拾った。小路の先に楠本ユカリ本人の姿を発見し急いで跡を追う。ユカリが向かった雑居ビルの6階は「たそがれ探偵社」と書かれていた。「ここ、幽霊専門の探偵社なの」扉を開けたその瞬間から、海彦のとんでもない二学期がはじまる!

 

「幻想シリーズ」4作目です。

『幻想郵便局』と『幻想映画館』は読んだことがありました。新しい「幻想○○」を見つけて喜んでいたのですが、他にもたくさんあるみたいです。頑張って読破します。

シリーズものですが、単独で読んでも良いのがこの「幻想シリーズ」の良いところ。

今回は15年前に死んだ不良少年の成仏のために、中学生の二人が奮闘する話。ファンタジーとミステリーがほどよく混ざり合って、最後にはほっこりするお話です。

 

 

【高校生へ】

『あなたのご希望の条件は(瀧羽麻子)

 

 

人生の選択肢はひとつじゃない。それぞれが選ぶ道とは―?千葉香澄は、転職エージェントに勤める四十歳のキャリアアドバイザー。「転職した先輩からすすめられて」「営業以外ならなんでも」「勤め先が倒産して」「あこがれの会社に再挑戦したい」…さまざまなきっかけで転職を考えている人々に相応しい求人を、ちょっぴり頭の固いAI「ソフィア」を活用しながら紹介するのが仕事だ。ときには悩みを打ち明けられたり、あらためて再考を促したりもする。十人十色の仕事観や人生模様にふれるうち、自分自身の仕事や人生も見つめ直すことに―。

 

転職を支援する「キャリアアドバイザー」が主人公。

一見、「お仕事系」小説のように思えますが、他人の転職活動を支援していくことで、

自分の内面にも向き合い、成長していく様子も描かれています。

入社3年目?でやりたい仕事をさせてもらえないという若者に対するアドバイスは必見ですね。

 

 

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本を読んでほしい理由。それは、自分の世界を広げるためです。

本を読むことによって、言葉が増える。言葉が増えると、自分が何を感じているか、より一層表現できるようになる。そうすることによって、世界は自然と広がっていきます。

 

運命の一冊に出会えることを願っています。

 

 

 

 

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