令和4年度愛知県公立高校入試A日程分析~数学 | TKの言われたい放題

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こんばんは。

 

一宮市の学習塾スクール玉野 TK です。

 

先日行われた愛知県公立入試A日程の各教科のちょっとだけ詳しい分析です。

 

※画像はイメージです。しかも古いです。

 

次は、数学です。

 

文系のTKが生意気にも数学の分析です。

 

今回の入試は全体的に易しいとされるなか、数学だけが難しかったという声もあります。

確かに解きにくい問題は2問ありますが、全体的に見れば基本問題が多い。

満点は取り切れなくても、上位校を目指している人は高得点をとっているはず。

基礎問題(計算問題等)は去年に引き続き10問の出題。ここを完答すれば既に10点。

ここから取れるところを確実に取っていくと15点まではいけるのではないでしょうか。

 

関数、関数の利用、空間図形と基本問題が続きます。(平面図形は1問難易度高い)

空間図形で差が出るかも。ここで取れたら大きい。

上位層は取りこぼしをしていなかが心配なところ。

基礎力が問われる問題になっています。

 

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【大問1】

(1)~(5)計算問題。失点はまずい。

 

(6)反比例になるものをすべて選ぶ問題。立式して反比例の式になるか確かめよう。反比例、忘れてないよね?

 

(7)資料の活用問題。平均値と中央値をそれぞれ文字を使って表して、方程式にする。

 

(8)関数。いろいろと情報はあるが、ひとつずつ丁寧に図に落とし込んでいけば難しくない。原点を通るし。

 

(9)体積比の問題。おじさんたち(さんなんとか)はきっと暗算。

 

(10)相似の問題。超絶基本問題。

 

【大問2】

(1)関数の問題。座標を2つなので、ここに一ひねりがあった。等積変形を使えれば1つめの座標はすぐ出てくる。等積変形ができなければ、点Eを文字で置いて方程式を立てる。(時間がかかるけど)

2つ目の点は点Eは「x軸上を動く」ということに気が付けたかどうか。直線BC上を動くものだと錯覚すると迷宮入りする可能性大。問題文をよく読もう。高さが一定なので、1つ目の点から分かる底辺の長さと同じ長さを点Bより左側につくればよい。

 

(2)文字式の利用と確率(場合の数)の問題。

Ⅰは3桁の整数を文字を使って表すことができるかがポイント。

Ⅱはaとcの組み合わせを計算で出すことができる。これを出して満足するなかれ。bの存在を忘れてますよ。aとcの組み合わせに対して、bの選び方が3通りずつあるんだよ。ここに気が付けると高得点が狙える。

 

(3)関数の利用に関する問題。

①条件がたくさんあるが、そこまで使うものもない。強いて言えば、単位変換ができるかどうか。

②従来通り、①のグラフを利用する。計算もほぼ必要ない。グラフ上に書き込めばなんと、答えが出てしまう。時間があれば、それぞれ式を出して連立して確かめたいところ。

 

【大問3】

(1)角度の問題。円周角からの出題。練習量が物を言う。

 

(2)平面図形。

①ここは得点しておきたいところだがいかに。点Eを通ってABに平行な直線を書く。そうすると等積変形ができ、△ABEと△DECで長方形ABCDの半分になることが分かる。

 

②辺の長さを出す問題。これが唯一の難問。∠BAE=45°をどう使うかがポイント。点Eから辺AB、ADに垂線を引く(これが引けるかどうかが勝負の分かれ目)∠BAE=45°と合わせると正方形となり、補助線として引いた2本の直線は長さが等しくなる。そして、△ABEと△ADEに着目すると、先ほど引いた補助線が高さになり、この2つの三角形は高さが等しい三角形となる。また、それぞれ面積が出ているので、その面積比が底辺の比となる。そして、ABの長さを文字でおき、先ほどの辺の比を使って、ADも同じ文字を使って表す。長方形の面積も指定があるので、長方形の面積で方程式を立てる。

 

(3)立体図形

①辺の長さの問題。「立体上の長さの長さが最も短くなる」=展開図を書いて直線を引くという定番問題。あとは側面が正三角形なので展開図(台形になるよ)が書けるかどうか。あとは、平行線と中点連結に気が付けるかどうかがポイント。

 

②①が解けるのは大前提。展開図上の点FからBAに垂線を引けたら解決。

 

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