第39回【今週の1冊】~読書が好きになるために~ | TKの言われたい放題

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スクール玉野HP:http://www.sukutama.com/

こんばんは。

一宮市の学習塾 スクール玉野 TKです。

 

今週も張り切って、3冊紹介していきます。

【小学生向け】【中学生向け】【高校生向け】と、読んでもらいたい人を限定してはいますが、高校生が【中学生向け】を読むのもよし、小学生が【中学生向け】を読むのもありだと思います。大人の方でも十分楽しめると思います。(画像にAmazonnリンク貼ってあります)

 

週末配信、毎週3冊を続けられるように頑張ってます٩(`・ω・´)و

 

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【小学生へ】

『愛蔵版ジュニア空想科学読本⑪』(柳田理科雄

 

 

直感は大切だ。たとえば『マリオカート』のバナナでスピン、『プリパラ』校長のプリチケ没収力、そして『うんこ漢字ドリル』の壮絶うんこ世界は、どれも「すごい!」と心に響く。それらの直感はたぶん正しいけれど、さらに「なぜ?」と考えてみよう。たちまち世界は深まっていく。「すごい!」と「なぜ?」の視点が導く『ジュニア空想科学読本』第11弾は、発見と爆笑と感動が満載の一冊!愛蔵版限定の書き下ろし「やってみよう!空想科学のプチ実験!」も収録。

 

第11巻を選んだのには、特に理由がありません。

手にしたのがたまたま11巻だったのでした。

 

TKが中学生ぐらいのときに、「空想科学読本」が話題になった記憶があります。

それのジュニア版が出ていることは知りませんでした。

早く見つけるべきだった。そう思うぐらい面白いシリーズです。

 

漫画やアニメ、ゲームのワンシーンを科学的(?)に説明してみる。

漫画だからそうじゃんということを真剣に検討する。

その真剣さと、出てくる答えの驚愕さに笑わずにはいられません。

 

第11巻のおススメは、「名探偵コナン」の蘭姉ちゃんの話ですね。

ありゃ、超人ですわ。孫悟空もおったまげです(笑)

 

【中学生へ】

『「文系?」「理系?」に迷ったら読む本』(竹内薫)

 

2020年度から、現行の「大学入試センター試験」が廃止されて「大学入学共通テスト」に移行し、その後も大学入試制度は段階的に変わっていく見込みです。しかし、新しくなっていくはずの大学入試において、ずっと以前から変わらずに残っているものがあります。それが「文系」「理系」という区分けです。
「文系」「理系」と画一的に分けるのはもはや時代おくれであるものの、現在の日本の教育システムの中では、大学受験にあたって、自分が文系なのか、理系なのかを選ばねばなりません。
この本は、大学・大学院時代、文系と理系の両方の学部に携わったことのある著者が、自身の経験を踏まえつつ、中高生が「文系?」「理系?」の選択に迷った時にどう考えればよいかについてのヒントを紹介するものです。AIの到来で社会が激変する中、職業を考えるための新しい座標軸の提唱から、大学・学部・学科の選び方・対策までをまとめた、中高生のための必携書!

 

ほとんどの高校では、高校2年生から文系理系のコース分けが始まります。

そのため、高校1年生の時点(秋ぐらいかな)で、自分の進む道を決めなければいけません。

決めつけはよくないですが、中学生のうちからどちらに進むかを考えておくべきでしょう。

そのための参考になる1冊です。

数学ができないから・・・。国語が嫌いだし・・・。という理由で文系理系の選択をするのは間違っています。

また、文系理系にとらわれない、「コンピュータ系」と「非コンピュータ系」や「グローバル系」と「国内系」という分類の仕方も参考になると思います。

 

 

 

【高校生へ】

『生きづらさについて考える(内田樹)

 

 

特に今の若者たちはほんとうに厳しく、生きづらい時代を生きていると思う。
著者が10代だった1960年代は明るい時代だった。米ソの核戦争が始まって世界が滅びるのではないかという恐怖が一方にはあったが、そんなことを日本人が心配しても止める手立てもない。
「どうせ死ぬなら、今のうちに楽しんでおこう」
という半ばヤケクソの、ワイルドでアナーキーな気分が横溢していた。
だから、自由で、民主的で、いろいろな分野で次々とイノベーションが起きるとても風通しのいい時代だった。

今の日本の社会はそれに比べると、とても風通しが悪い。
息が詰まりそうだ。世界は移行期的混乱のうちにあり、あらゆる面で既存のシステムやルールが壊れかけているのに、日本の社会はその変化に柔軟に対応できず、硬直化している。
誰もが「生きづらさ」を感じている。それはなぜなのか。どうしたらよいのか。

思想家・内田樹がその原因を解きほぐし、
解決のヒントを提示する。

 

確かに高校生には難しいし、ピンとこないかもしれない。

しかし、少し背伸びをしないといけないぐらいの本を読むことが高校生には必要です。

(この程度の難易度の文章が入試によく出題されますし、「内田樹」が入試の常連だというのもありますが・・・)

 

個人的には、「内田樹」本をよく読むので、最終的には何度も読んだような内容に話が落ち着くのですが、その都度で文章の新鮮さを感じてしまいます。

こういう仕事をしていますので、第3章「ウチダ式教育再生論」が印象的でした。

 

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本を読んでほしい理由。それは、自分の世界を広げるためです。

本を読むことによって、言葉が増える。言葉が増えると、自分が何を感じているか、より一層表現できるようになる。そうすることによって、世界は自然と広がっていきます。

 

運命の一冊に出会えることを願っています。

 

 

 

 

 

 

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