こんにちは。
アロマの香りを愛するシュクランです
シュクランはアラビア語で”ありがとう”という意味です
今回はアロマとは違って、クラシックコンサートの感想についてです。
私は4歳のときにヤマハのエレクトーン教室に通い、5歳から22歳までピアノを習っていました。
独身の頃は家族でクラシックコンサートにはよく行っていて、ここ最近またクラシックコンサートへ通うようになりました。
今年はこの4月から1年間のシーズンチケットを購入しました!
名フィルです!(名古屋フィルハーモニー交響楽団)
それの市民会館名曲シリーズです。
第一回目は
和欧混交Ⅰ
尾高尚忠とブルックナー
指揮者はマティアス・バーメルト氏
フルートはワルター・アウター氏
(私が映り込んでしまっていますが)
ここからは、「です・ます調」ではなく、「だ、である調」で書きたいと思います。
今日は楽しみにしていたクラシックコンサート。
ワンピースを着て、良いバッグを持って、おしゃれして出かける。
ここに来る人たちもまた、小ぎれいにおしゃれしてくる方々。
コンサートマスターが入ってきた!
あ!この方、山本さん。
すごい迫力、姿勢、責任感、魂こもっていることが存在そのもので伝わる方。
フルートの奏者、指揮者登場。
フルート奏者のワルター・アウアー氏はめちゃくちゃカッコいい方で、楽しさ、愛しさ、切なさを込めて吹いていらっしゃる。
後ろを振り向いて吹いて、後ろが答えて演奏するのも生ライブならではのもの。
尾高尚忠の「フルート協奏曲作品30b」
これは素晴らしい!
特に第2楽章のレントニ短調は日本的なフルートが尺八のように感じる瞬間もあったが、途中から中東を思わせるオリエンタルな調べに移行している。
「洒脱に駆け巡る調べも摩訶不思議な郷愁を誘う楽の音も素晴らしい」
とリーフレットにもあるように、懐かしいようでいてすこしマジック✨
多くのフルート奏者が演奏したがるというのも頷ける。
曲が終わるとブラボー!!!!!!
アンコールに応えてくださった。
こちらも郷愁を感じさせる日本らしい曲。
最後の余韻がものすごく長くて、この曲にはこれぐらいの余韻が必要だったんだ、と思わせられた。
休憩をはさんでブルックナー交響曲第7番ホ長調。
ブルックナーをじっくりと聴いたのは初めて。
この交響曲がそうなのか、指揮者のマティアス・バーメルト氏がそうなのか、分からないけれど、第一楽章がものすごく壮大で自由でのびやかで、一人一人の演奏が大きく感じられた。
まるでアルプス山脈のように。
澄み切っていて、かといって華やかすぎず、静けさもあって、自然。
ブルックナーはオーストリアでドナウ川を見ていたのだろうか。
第二楽章はアダージョ、とても厳かに、そして、とてもゆっくり
とある。
素敵な表現✨
これを創っているころ、ワーグナーが亡くなり悲しみにくれていたそう。
その悲しみの表現が、曲っていうのは、作曲者の想いを解釈するのだと思うけれど、その解釈がそれぞれ違っていて、ここではブルックナーの想いに身を馳せるのだろうけど、演奏する方一人一人の人生経験や解釈があると思う。
そして、指揮者の意図があると思う。
ここの悲しみのフレーズが一体となっていた。
どうしてこんなにも皆が悲しみを共有しているのだろうか?
コンサートマスターを検索してみた。
指揮者の意図を伝える役割があると書かれていた。
指揮者のブルックナーの解釈をコンマスが伝えて、このように演奏しようと指示をされていらしゃるのだろうか。
悲しみのフレーズがものすごく心地よかった。
そして第3楽章 スケルツォ とても速く イ短調ートリオ いく分遅く ヘ長調
「とても速く」のところが鳥肌たった!
第一楽章と第二楽章のゆったりしたテンポから一転してこの速さと皆そろっていて、すごい!
第4楽章 フィナーレ 動きをもって、しかし速くなく
ベースがしっかり効いてる!(ここだけアロマ調香)
ブルックナーすごく良かった!
ブラボーの嵐!!!!!!!!
それにしても、作曲ってどうやってするんだろうと思って聴いてた。
フレーズが思い浮かんで、それをフルートとホルンとバイオリンとチェロと…
これをこんな感じで重ねてとするのだろうか?
アコード(調和)というのは何度も感じて、香り創りと似ていると思う。
それにしても、生演奏は本当に素晴らしい✨
この1曲のために演奏者の方々がどれだけ練習されていらっしゃるのかと思うと、アロマ調香も普段のアロマの講座のための準備もがんばろう!って思いました。
💎6月のアロマ講座のご案内です。
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