言葉は武器にもなるし、凶器にもなる。 | 壽倉雅オフィシャルブログ「ただ、紡ぐ。」

壽倉雅オフィシャルブログ「ただ、紡ぐ。」

脚本家・壽倉雅(すくら・みやび)のオフィシャルブログです。日常の出来事を中心に発信していきます。

脚本家・壽倉雅(すくら・みやび)でございます。

 

早速ではありますが、今日のブログのタイトル『言葉は武器にもなるし、凶器にもなる』。

この言葉、私が考える思想でもあります。

 

 

私は普段、脚本を書くにあたって、当然セリフを書きます。登場人物たちが発するセリフのやり取りで、時に笑わせて、時に泣かせます。

また、原稿を書く仕事をしていますので、当然常に文字=言葉を紡いでいくわけです。

 

言葉は『言霊』という言葉があるように、不思議な力があると思っています。

例えば「ありがとう」と言われたら、嬉しいですよね。

でも「キモイ」と言われたら、悲しいですよね。

 

SNSが普及している今、ネットにおける陰口なんてのは日常茶飯事。

直接関わりのない有名人のことや政治家のことを、平気で叩きます。

また、LINEの文面も、書き方によっては相手を傷つけてしまうことがあるのです。

 

今の時代、言葉は凶器になることが十分にあり得ます。

それは会社における、セクハラやパワハラも一緒です。

 

「太ったんじゃない?」「胸大きいね」という言葉は、当然セクハラに値する発言です。

「小学生からやり直せよ」「お前なんて必要ねえ」という言葉は、今やパワハラ案件です。

 

かく言う私も、昨年一緒に仕事をしたプロデューサーに散々なパワハラとモラハラを受けました。

その出来事については、noteの投稿をご覧ください。

 

子ども時代のいじめと一緒で、言葉は恐ろしい凶器になります。

 

でも、その言葉を扱う仕事にしている私は、「言葉」を凶器ではなく、武器にしなければいけません。

こうしてブログを更新するのも、ある意味では「言葉」という武器をふんだんに使いたいからです。

 

使い方を間違えなければ、「言葉」は素晴らしい武器になります。

でも正直、昨今はSNSの誹謗中傷をはじめ、凶器として使われることのほうが多いでしょう。

だからこそ、言葉の使い方を間違ってはいけないのです。

 

ホスピタリティをイメージしてみると良いでしょう。声掛けの仕方一つでも違うと思います。

「大丈夫?」と声をかけるのも、少しアレンジするだけで違います。

「手伝おうか?」「話聞くよ」「話したくなったら言ってね。力になるから」……。心配する声掛けでも、レパートリーは様々です。

 

子どもの時に教わりましたよね。

「自分がされて嫌なことは、相手にしてはいけない」

その逆を考えてみましょう。

「自分がされて嬉しいことは、相手にもしてあげる」

 

正直、人間関係が希薄になっている昨今、人と人との繋がりや関わりが少なくなっているので、「今時声掛けなんて……」と思う方もいるかもしれません。

私の書く脚本は、セリフの掛け合いが多く、人と人が関わる場面が多く出てきます。ある意味では私の作風かもしれませんが、現代の人間関係に対する皮肉が入ってると言われれば、そうなのかもしれません。

 

私は「言葉」を武器にしたいのです。

 

===

 

Film Buyerで、毎週火曜日作品アップしています!

https://film-buyer.jp/scenarios/?keyword=%E5%A3%BD%E5%80%89%E9%9B%85

 

脚本のお仕事、絶賛募集中です! お問い合わせは、こちら!

sukuramiyabi.office@gmail.com

 

過去実績(本名時代からの実績含む)のサイトは、こちら!

 

次回もお楽しみに!