今期のアニメが終了しましたね。
もろもろなんとなくの所感を書きたいと思います。良くも悪くも辛口で。
褒め系は◎
辛口は×で行きます。
次回にランキング修正版を載せようかな。
✖ウマ娘プリティーダービー season3
うーん。
良くは無かった。よね。
監督？ 脚本は変わったのかな？ 確か。
ウマ娘２期と比べると、その差は歴然。
ってか、脚本下手すぎないか？
正直素人か？ って思った。
まぁ、ゴルシの突然の引退レースとか、説明不足は言語道断。
マリアライトの扱いも最悪。
まぁ、それは今更な話。
例えば、サトノダイヤモンドが凱旋門賞を負ける、負けてからの心理描写が薄すぎて、有馬のキタちゃんの走りに心動くダイヤちゃんの内心が不明、とか。
例えば、シュヴァルグランが最初から最後まで存在が空気すぎて、ジャパンカップで急にやられても、知らんがなってなる。
状況的には、RTTTのトプロと同じ訳じゃん？
何故あれが出来ない？
テイオーも、マックイーンも、基本的には何もしてない。むしろ、ナイスネイチャが一番キタちゃんに寄り添ってる。「スピカに入って良かった」が、不明。どこが？むしろカノプに入ってたほうが良かったのでは？
まぁ、色々ありますが、史実を追って、浅いドラマを被せただけのアニメになってしまいましたね。
結局、アニメの出来が自らにとどめを刺していく、ラブライブと同じパターンか？
岡本内ランキングは、大幅に下がるでしょうね。
◎影の実力者になりたくて 2nd season
逆に、一期でそんなに入り込めなかったけど、２期で普通に面白く観られたのがコレ。
ずっとすれ違いコントなんだけど、２期はテンポが良かったので、一つ一つのストーリーに飽きが来ないで観られた。
七影チームもちゃんとキャラが立ってきて、良き。
✖シャングリラ・フロンティア
聞きたいんだけど、フルダイブVRゲームものって需要ある？
死んで転生したら、ゲームの世界だった。
は、まぁ、ギリだよな。まぁ、僕は許せないけどね。
というのも、転生してゲームの世界に行って、って、
「なんでプログラムにないストーリーが展開できんの？」
「なんでプログラムにない台詞を相手が喋れんの？」
に、説明してくれてる作品は皆無。
良いじゃん、ライトで楽しければ。
細かいことはいいんだよ。
で描かれている作品が、平気で書籍化、アニメ化される時代。
だから、ソード・アート・オンラインを超える物が出て来ない。一切。足元にも届かない。
それでいいのか？ ラノベ文化。
まぁ、結構警鐘を鳴らしている作家さんも多いみたいだけどね。
だから、完全にオリジナルで、
見たことのない、
笑って、泣いて、共感して
そんなラノベを書いてるわけです。
気になった方はどうぞ。
舞台脚本の泣きのプロ
が本気で書く、異世界転生モノです。
話を戻すけど。
ゲーマーが、
どんなゲームに入って、何をしたところで、興味半減。
サンラクがシャングリラフロンティアで得たものも、成長したことも皆無。
都合よくシークレットクエストに当たって、都合よく強くなって、ばっかり。
人気作って聞いてたけど、1.5倍速でも遅かったくらい退屈だった。
だって、主人公は部屋に引きこもって、ベッドでナーブギアつけて寝てるだけでしょ？ ってなる。
ヒロインのサイガ0との日常もなんにも無い。
✖とあるおっさんのVRMMO体験記
ある意味伝説的なアニメ。
あらゆるアニメ批評You Tuberが、こぞってこき下ろし、ほとんどのYou Tuberが、１話、２話切りを宣言。
見るだけ時間の無駄。というアニメ。
原作は知らないので、あくまでもアニメの話。
アニメ化での出来が悪かった、ということにしておくけど、一応ね。
いや、もう全てが、無茶苦茶。
ドラマを書くプロだと自負している僕からすれば、説明不足、因果関係皆無、モチベ不足。
例えばさ。
ソード・アート・オンラインで、鍛冶職人や武器屋とかになっている人が居るのはさ、死ねば現実でも死ぬからで、戦闘の苦手な、アインクラッドから出られない人達が、特技を活かしてやってるわけ。
で、攻略組も、「俺たちが頑張らなきゃ、生産職人や技術職の人達に申し訳ない」ってなるわけじゃん？
わざわざ、死なないゲームで、生産職とか鍛冶職やる人なんていないのよ。
ゲームゴーグルつけて、ずっと自分の店で待ってるだけ。
自分が現実世界に居るときは閉店。
食事もそう。
「お礼に上手い飯、食わしてやるからよ」
「うおおお！！ やったぜ！！ お前の作る飯は天下一品だからな！！」
って、バカか？
異世界転生の食事チートモノと勘違いしてないか？
逆に
「いや、現実世界で黒毛和牛食うからいらねえよ」
とかなれば面白いと思うけどね。
VRMMOモノで無双してるやつを、完全論破するラノベ書いてみたいかも。
まぁ、売れたら二作目かな。
どうなったらコレが、書籍化、アニメ化するのか、不思議でならない。
１話、２話は良かったよ。
でも、シャイがシャイで無くなったら、もうただのヒーローモノ。
絶対悪が出て来て、正義の名の下に、悪を懲らしめる。
僕の一番嫌いな話。
かと言って、悪には悪の理由が合って、って、全部が全部、王様ランキングみたいにされると、もうお腹いっぱい。
やはり、悪には悪の正義がある。
のベストの塩梅は、機動戦艦ナデシコ
これをこえ
られないよね。どれもこれも。
ダークファンタジーの傑作
みたいな言われ方してるけど、
必要以上にグロ表現を入れて、目を引いているだけ。
それよりも、致命的なのは、
「記述式召喚魔法」
ってなに？？
ってとこ。
何が出来て、何が出来ないの？
どういう原理で、どうして彼だけが使えるの？
回復術師のやり直し、のヒールと同様に、
ただただ何でもできる。
「記述式召喚魔法では、○○は出来ないという制限がある。」
「記述式召喚魔法で出来ることは○○か✖✖。あるいは△△だけだ」
とか、そういうのが一切ない。
ぶっちゃけ、
「記述式召喚魔法 アルマゲドン！」
とか言って、いきなり世界を無に帰してもおかしくないわけ。
アドニスは記述式召喚魔法で無双する。
でも、視聴者は、記述式召喚魔法ってなに？
から永遠に抜け出せない。
もう少し詳細を詰めてほしかった。
◎古見さんはコミュ症です
ギャグ、テンポ、ドラマ、演出。
どんどん上がって行って、２期スタートからラストにかけて、普通に楽しく観られた。
こんだけキャラクター出しても、埋もれないし、逆に名前でキャラ立ちさせているのも、はじめは「うわっ」ってなったけど、納得だった。
「あれ？ このキャラってどういう人だっけ？」ってならない工夫、というところに落ち着けた。
度々、クスリと笑うところもあるし、センスも良い。
１話の演出の良さはやはり最後まで裏切らなかった。
うん。
ドラマを描くってこういう事。
きちんとドラマの描き方のなんたるかをしっているプロが書いてるから、はるか君、まどかさん、小牧モータースのみんな、春永、徳丸、と各々の心情、心理描写がとても明確。
そして、マシンに乗る人々、ピットの人々、レースクイーン、応援してる人々、カメラマン。
みんなの心が伝わって、一つ一つのシーンが作られている。
とても素晴らしかった。
うーん。
FUNA先生は好きなんだけど、それは、ひたすら独り言でせめたてる、抜けのない説明厨っぷりが好きなのであって。
やはり、カオルも、ミツハもそうだけど、無敵すぎてどうにも。
ミツハの場合は、バトル特化して無いのと、サビーネちゃんやコレットちゃんを地球に留学させたり、ベアトリスが聖女になったり、花火職人を地球からゼグレイウス王国に招いたりと、もうひっそりスローライフ出来ない感じが面白いわけで。
それでも、ドラゴンと戦った時は、
「ドラゴンの心臓を伴って、転移！」
で良いじゃん。というのは否めない。
「身体の一部になっている臓器なんかは転移出来ないしなぁ」みたいな説明が無いのはFUNA先生らしからぬミスだと思う。
まぁ、それでも
「ドラゴンの血液を伴って、転移！」
で片づいちゃうんだけどね。
ろうきんの話は良いや。
ポーションは、カオルの「容器も自由に設定出来る」が、出てきた時点で終わったに近い。
だって、聖剣、、、の機能を持ったポーション容器、戦車、、、だけど実はポーション容器、は駄目でしょ。
既に、どんな物質も自由に瞬間的に作り出せて、敵を瞬間的に殺害できて（体内に毒を直接生み出せるから）、どんな傷も癒せて、不老不死。
さすがにチート過ぎる。
まぁ、これを、グローバル展開して、より面白くしたのがろうきんなわけで、その点ではろうきんは上手く行ったとは思うけどね。
だからこそ、ポーションはあらが目立ったかな。
あ、ろうきんは、全部、ノベライズも読んでます。念のため。
うん。新作では今期、一番じゃないかな？
フリーレンも薬屋も、コミカライズで読んでたから。
やはり、ミーアのキャラクター造形が上手い。
ギロチンで死んで、タイムリープして、やり直せたのに、人間性は変わらないから、基本クソヤロウってのが良い。
それでも、勝手に周りが勘違いして、どんどん良い方に転がっていく、すれ違いコント。
徹底しているのがとても好感がモテる。
これで、ミーアが、
「ギロチン回避するために、今度からは心を入れ替えて、民のために、みんなのために生きますわ、」
とかなってたら、有象無象の作品として埋もれてたと思う。
「ギロチン回避するために、厄介なやつには関わらない。面倒な事は回避。」
心の声が漏れてたら、絶対またギロチンルートだろ！ と思うけど、うまいことみんなが勘違いして、聖女様扱い。
うん。素晴らしいと思います。
なろう系の悪いところ出てる感じ。
タイトル的には、もう４話くらいで終わり。
だから、キャッチー優先の長いタイトルって、それだけでそこが知れるんだよなぁ。
カクヨムの異世界ものの上位なんて、そのページ見るだけで、ゲロ吐きそうになるからね。
ちなみに、そのページの上位タイトルの文字数
推しの子 で４文字
葬送のフリーレン で８文字
とすると、
１位 ５８文字
２位 ７４文字
３位 ６１文字
４位 ３４文字
５位 ６７文字
６位 ９０文字
７位 ５２文字
８位 ２５文字
９位 ４７文字
こんな感じ。
良いよ、別に。
でも、そのタイトル。本当にそれがベストかなぁ？
作品タイトルだけで内容がサクッとわかって、ライトな読者が食いついて、ビュー数稼ぎたいから、そのためだけにつけられてる、って、もうみんな知ってるんだよね。
とあるバズったツイートからの引用ですが、
----------
葬送のフリーレン、『葬送のフリーレン』ってタイトルでよかった
『魔王を滅ぼしたパーティを脱退したエルフだけどソロでも案外無双でした〜世界を救った後の話〜』とかだったら1話も見てない人結構多いと思う
---------
これが、8.6万♥イイネ
返信にも、
「それだったら興味湧いてない」
「クソなろうアニメかよ！ってなるな」
「ラノベ原作じゃなくて良かった」
などなど。
僕も、小説投稿サイトで書いてるけど、
圧倒的な設定と、展開力と、ドラマ力で、今の気持ち悪いラノベ原作界に一石投じるツモリで書いてる。
作品の力を信じて。
今作は、まぁ、５話くらいまでは面白かったけど。
アンジェが、なかなかベルグリフのもとに帰れない。
やっと帰って、立派になった自分を見せる。立派になった娘を見る。
ここまでは素晴らしかった。
だから、
ここで終わりでいい。
それ以上の興味は無いだろうと思った。
結局無かった。
こんな地味なアニメで、
こんな地味な設定で、
凄いちゃんとしたアニメ作ってるのが笑うわ。
主人公は、承認欲求強めの直情バカでムカつくし、
可愛いヒロインは居ないし、
潰れそうな工場の話だし、
でも、ついつい、最後まで観ちゃう。
ドラマがしっかりしてるから。
何が起こってるの？
巨獣ってなんなの？
原因は何なの？
きちんと全部に理由と説明と陰謀がある。
そしてそこにドラマがある。
最期の社長と鷲巣との対決も好き。ハリウッド映画みたい。
とまぁ、特筆すべきはこんな感じ。
ですかね。
載せなかった作品は、まぁ、良くもあり、悪くもあり。って感じです
次回は、反映させたランキングを書きたいと思います。