今日の話、長くなりそうだ。

好きな小説家の田中芳樹先生が、とある作品内で、

「『頭が悪い』と言うのは、想像力が無いことだ」

と書かれていた。

僕はそれを中学生の時に読み、とても感銘を受けた。


例えば、誰かが「カッとなって」
煽り運転や、殺人・傷害を起こしたら。
『ここで、これをやったら、どうなるのか? ……人生が終わる』
と言う想像力が無いので、頭が悪い。となる

例えば、誰かがストーキングをした時に、
『この行為を続けると、どうなるのか? ……好きな人に憎まれる上に、人生が終わる』
と言う想像力が無いので、頭が悪い。となる

例えば、面倒臭くて、中学、高校で勉強をしなかった時に、
『ここで、勉強を捨てたらどうなるのか? ……もしも大学でないと学べない事が学びたくなったら、もう学べない。もしも、この役に立たなそうな事が、本当は凄い重要だった時に、取り返しがつかない。』
そのような想像力が無いので、頭が悪い、となる。

上級編
例えば、「なるべく早く」と頼まれていた仕事を「自分の勝手な判断で」直ぐにやらなかったとき。
『もしも、俺の判断が正しかったとしても、後々報告を要求されたときに出来て無かったら、信頼を失うし、そもそも自分の判断が100%正しいとは言いきれない。』
と言う想像力が無いのは、とても頭が悪い。

もちろん、SNSでの他人の誹謗中傷や、他人のLINEのスクリーンショットの拡散、愚痴や文句の密告なども、「基本的に『それをしたら自分がどうなるか、相手がどう思うか』と言う想像力の欠如」である。


こうして書いていくと、

『頭が悪い』
つまり
『想像力が無い』

と言うのは大半

『相手の気持ち、立場を考えられない』
『人の気持ちを慮れない』
『自分勝手』
『自分の事だけで余裕がない』

と言う事に繋がる。


そして、

ここが、繋がりにくい人もいるかもしれないが、、、

それらは、基本的に
「学問における知識と教養」
から学ぶ事が多い。

つまり、主に
数学、世界史、地理、理科(生物、物理、化学)、現代文、古文、政経、音楽、
などである。

歴史を知り、文化を知り、人の過ちを知り、
概念を知り、理論を知り、論理の組み立て方、人の説得の仕方を知り、
情緒を知り、文字を知り、ことばを知り、想像する力を知り、
社会的ルールを知り、国の立場を知り、リーダーシップを知り、
音を知り、心を知る。

科目一つ一つはパーツに過ぎないが、
そこから得られるものは計り知れない。

「勉強が嫌い」
「怠けや怠惰で勉強から逃げてきた」
人たちは、こう言う人が本当に多い。
と、僕は本当に実感する。

もしも、『これら全てに』当てはまる人間はなかなか居ないと思うが、自分が
『当てはまる傾向にありそう』
と、感じたら、その人は
『頭が悪く、想像力が欠如している』
ひいては
『論理的思考、客観的視野が無い』
可能性が高いと思う。


・直ぐに叱られる
・叱られてもあまり堪えない、表情が変わらない
・叱られたら黙り何も言わなくなる、時間の経過だけを待つ
・同じ間違い、過ちを繰り返す
・家が汚い
・良く滞納する
・謝罪が軽く伝わらない
 - 謝罪で相手の心を動かせない
 - 謝罪で余計に相手を怒らす
 - 何の件のどこに謝っているか説明出来ない
・相手の言葉の意図がわからない
・そもそも、言葉の意図を読む事をしない
・話が下手
 - 振られても纏まらない
 - 他の人へ振れない
 - 人を笑わせられない
 - 人を納得、説得させられない
 - 勿論、司会や回しなど不可能
 - 結婚式のスピーチなど絶対に頼まれない
 - 場をシラケさせる、スベる
 - スベった事を理解していない
 - 理解していたとしても、回収出来ない
 - 話題や空気の転換で誰かに助けられても、それにすら気づかない
 - すぐに論点がずれる
・会議や議論の場で、全く発言しない
・自分の意見が無い
・自分の哲学が無い
・反論ではなく、言い訳が多い
・行動や思考に一貫性が無い
 - 夢や目標を口にするくせに、セルフトレーニングの時間が無い
 - 時間の尊さを語る癖に、スマホゲームが長い
 - 借金や滞納があるくせに働かない
 - 決意して三日坊主
・小説や書籍などには、手を出す気がしない
・アニメや漫画でも、新しいものに手を出すのが億劫(同じもの、好きなものだけを観る)
・例え話、例えるのが下手
 - 自分だけが知っている事を例えに出す
 - 自分がとても好きな事を例えに出す
・つまらないダジャレが多い
・基本的にスタンドプレー(相談も報告も無い)
・文章を書く仕事を任されない(会議ログ、書記、伝達事項のメール、企画書、挨拶文など)
・単独で、人と合う仕事を任されない
・他人を褒めたり認めたりしない、出来ない
・「ちゃんと後でお礼言っておけよ」「ちゃんと後でフォローしておけよ」などと良く言われる


論理的思考
客観的視野
想像力
知識と教養

これに最後の具材

『他人への思いやり』

が加われば、上記の様な事は全てなくなるはずです。

そのためには、、、
大前提として、
「最後の具材」を投入する前の段階までは「ある程度」行っていないといけない

と言う事です。


特に、俳優ならば尚更ですね。





人は限界に達したとき、、、

例えば、、、

●会社がきつくて、もう限界で「もう辞めてやる」と思っていた時。

・「実際に◯月に総務に言って、その翌月に辞めよう」
と決める。本当に言うかどうかは別にして。
ファイナルエスケープを決めると、面白いものでその◯月までは、心境の変化が起こる。

 「さてさて、このままだったら俺、辞めちゃうけど、辞めないで良いような変革起こるかな~」
 と、上から目線になれる人もいる。
 「どんなにきつくても、◯月までだ」
 と、忍耐がつく人もいる。
 「冷静に見ると、他のやつらの方がキツい。」
 と、客観的に見られる人もいる。

それで、思いとどまるか、やっぱり辞めるかは、人それぞれ、状況それぞれだが、

「ファイナルエスケープ」
なり
「ファイナルアプローチ」
なりを持つ(或いは決心をする)
ことは、とても精神的に良い。

『辞める』時は、大抵

「ずっとこのまま」に絶望する

期限を決めて、それまで個人的に準備をして、整ったら、、、
バシッと辞める。

そんな経験を僕も人生において、数回してきた。

思うのは、
「辞める」
と決心した時の、『精神的安定』の凄さ。

「辛い」「逃げたい」「ムカつく」「許せない」

これらの全ての負の感情が

「ま、どうせ辞めるし♪」

でかたがついてしまう。

究極の「無関心」になる。


これは、色恋沙汰もそう。
どんなに彼氏彼女にムカついたり、傷つけられたりしても、
『次やったら別れる』
と決めるだけで、今までムカついてどうしようもない行動が、
『やっちゃうの?? 良いの? 知らないよ??』
と、余裕を持ってすら迎え撃てる。

これは、誰かを辞めさせる時もそう。
どんなに、あれやこれや世話を焼いたり、教えたり、叱ったりしても、全く響かず、イライラしていても、
『◯◯の条件を満たせなければ辞めてもらう』
『次にやったら辞めてもらう』
と決めるだけで、
精神的平和か訪れるものである。
勿論、こっちの場合は、自他を客観的み見られる視点が必要であるだろうが。

……

僕には今、仲間がいて、信頼している人がいて、力を合わせる仲間がいる。仲間になって欲しい人もいる。
彼女はいないがww

そんな中で、「サイコパス」に時間を割くのは、貴重な人生の無駄遣いでしかない。




ずっとイライラしていたが、それも、もう大丈夫。

期限を決めて、
結果を決めて、

後は、それ次第。


僕は、心の安寧を取り戻す。


皆さんも、
誰かに、何かにストレスを与えられたら。

遠慮なく、逃げましょう。
遠慮なく、切りましょう。
それが、人事尽くした後ならば、
誰も文句は言いません。

天命なぞ待ってはだめですよ。

仮にそう決めるだけでも、
心は安定に向かいますから。

神曲たち、だけだとAKBになってしまうが、
久しぶりに、
ラブライブのお話。

たまには良いでしょ。こんなお話も。

μ'sも新曲
「A song for you! you? you!!」
発売したし、

Saint Snow も新曲出すし、

かすかすのMV「無敵級ビリーヴァー」も発表されたし、各々3rdの情報も出てるし、

小宮さんも写真集出すし、

スクスタも大型アップデート控えてるしね。

(そして、コロナ過で唯一、割りを食ったAZALEA、、、)

まあ、こちらの業界も色々動いている様なので。


で、このコロナ過で、仕事しながらでもめちゃめちゃ曲を聞いていた。

改めて、良い曲多いなあ、、、と。
僕は結構、音楽にはうるさい方だと思うけど。

なので、
折角なので、
改めて勝手に、
岡本的、ラブライブの世界全曲から、
(多分300曲近くあるのでは??)

極めて個人的に「外せない!!」な
好きな曲をつらつらとシリーズ別に発表してみた。

ただ、アニメや推しとか入るとぶれるので、
それはそっちのシリーズ③にて。

好きなアーティスト
・GARNET CROW
・B'z
・TM NETWORK
・中島みゆき

な人(僕)が選ぶとこうなりました。


①『普通に良い曲、カッコイイ曲、シリーズ』

Melody /優木せつ菜
CHASE! /優木せつ菜
evergreen /エマ ヴェルデ
Dropout! / Saint Snow
Snow halation /μ's
僕らのLIVE 君とのLIFE /μ's
no brand girls /μ's
私たちは未来の花 /園田海未
勇気のReason /園田海未
New Romantic Sailors /Guilty Kiss
Strawberry Trapper /Guilty Kiss 
HAPPY PARTY TRAIN /Aqours
ユメ語るよりユメ歌おう /Aqours
スリリングワンウェイ /Aqours
SKY JOURNEY /Aqours
未体験Horizon /Aqours
おやすみなさん /国木田花丸
in this unstable would /津島善子
Deep Resonance /Aqours
GALAXY hide and seek /AZALEA


②『くせになる神曲、シリーズ』

ぷわぷわーお /μ's
春情ロマンティック /lilywhite 
Guilty? Farewell party /Guilty Kiss
ダイヤモンド /中須かすみ
声繋ごうよ /エマ ヴェルデ 
sing & smile /QU4RTZ
元気全快!DAY!DAY!DAY! /CYaRon!
Crash mind /Saint Snow
Daydream warrior /Aqours


③『推しだから神曲、シリーズ』

恋になりたいAquarium /Aqours
Beginner's sailing /渡辺曜
Braveheart Coaster /CYaRon!
Angelic Angel /μ's
オードリー /桜坂しずく


④『アニメやPV有りきな神曲、シリーズ』

僕らは今の中で /μ's
KIRA KIRA sensation /μ's
Future style /高坂穂乃果 園田海未 南ことり
SANNY DAY SONG /μ's
僕たちは一つの光 /μ's
青空jumping heart /Aqours
未来の僕らは知ってるよ /Aqours
WATER BLUE NEW WOULD /Aqours
Believe Again /Saint Snow
Kokoro magic A to Z /Aqours


なんだかんだで40曲以上あげてしまった(^_^;)

逆にラブライブサンシャイン、二期の脚本が酷すぎて、曲はなかなか良いのに
「君のこころは輝いてるかい?」
「MY☆舞TONIGHT」
「Awaken the power」
「勇気はどこに?君の胸に」
「WONDERFUL STORIES」
とかは、④に入らないと言う。

普通に良い曲なんですよ。
でも、上二つの「マイマイ」と「君ここ」は、『最も脚本が雑な回』に歌われた2曲なので、
「あー、あの回の曲だしなー」
と、マイナスイメージが拭いきれない。
他の曲も同様。

脚本が悪いと、周り全てに迷惑をかけると言う、良い反面教師になりました。
作品力の弊害。

同様に一期の最終話のせいで
「MIRAI TICKET」
も入らない。



虹はアニメどうなるやら。
4作品目は、京極先生リターンなので安泰だとしても、3作品目の虹が転けたらきつい。
サンシャインでやらかしたから、本当に良い脚本、作品にして欲しい。

キャラクターは立ってるし、歌も良い。
マンモス校、ソロ活動、あなたちゃんの存在、それによるポムの立場。
この辺の難しい要素が、作品構成のネックになりそう。

一人一人の過去紐解きアニメ

にはならないで欲しいかな。


あ、ここまで読んでラブライブシリーズ観たこと無いひとはすみません。

初代ラブライブは、是非とも観て下さいな。


で?
結局誰推しなんですか?って?

内緒ですよ。

それでは、この辺で


かしこい、かわいい、金髪子
ヨーソロー
突然だけど、

僕は基本的に異世界ものは観ない。

なんで急にこんな話かというと、、、
良くTwitterで漫画の広告が流れてくる。
そして、僕は結構、
「面白そう」と思った作品はしっかりと購読してたりする。

「わたしの幸せな結婚」
「ミステリと言う勿れ」
「わたしたちはどうかしている」

この辺はとても面白かった。
「わたしの幸せな結婚」
は、ノベライズも買ってしまった。

が、

絶対に、「異世界もの」は観ない。
別に避けてるわけではない。
「面白そう! 新しい!」
そう思ったら、買うだろう。
ただ、
興味が沸かない。

「今度はこういうパターンか」
と思っておしまい。

革新的で、オリジナリティがあれば観るし、実際、
「異種族レビュアーズ」
は、ご乱心、と言っても良いくらいのオリジナリティなので、とても楽しく観させて頂いた。

まあ、過激すぎて、民法は放送打ち切られたけどねww


演劇でもそうだけど、
僕は良く言うけど
「設定一点突破」
なだけの作品に面白いものは無い。

世界観と設定が合致して、そこにドラマが紡がれて初めて「面白い」となる。


ディテールがきちんとしていても、やはり、最近の異世界ものには、どうしてもオリジナリティを感じることが出来ない。

読めば、観ればそれなりに楽しくは観られます。
皆様プロですから。

でも、
「この異世界ものの流行りに乗って、売りだそう!」
「どんな異世界ものならウケるかな?」

みたいな所からスタートしているのが見えると、凄く冷める。

だって、だいたい

・異世界に行ったら、◯◯になっていた。
・◯◯の職業が異世界に行ったら?

この二つのパターンになる。

◯◯の部分を変えて、作家を変えてるだけ。


同じファンタジーものでも、

「ゴブリンスレイヤー」

は、異世界ものではなく、ひとつの世界でしっかりとドラマを描いてくれた。
当時もたくさん異世界ものがあったが、きちんとゴブリンスレイヤーにだけはまった辺り、僕の趣向は明確なようである。


「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」

もファンタジーだが、決して「自動手記人形(ドール)」と言う職業の「設定一点突破」ではなく、完璧なまでの、愛と想いのドラマを描いてくれた。


今、異世界ものが流行っているのは、
現代のこの世界が、この世界の生活がとても酷く、刺激のない、辛い世の中であり、そこから逃げたいと言う心の現れ。

みたいな分析をした人がいた。

それはそれで正しいような気がするが、

行けるもんなら
魔王が支配する異世界に行ってみたらいい。
リアルはこんなもんだと思う。

・絶対に、飯は不味い。日本が100だとしたら異世界は5ぐらいか?
・アスリートでも、達人でもない普通の日本人が行ったら、普通5日と生きられない。だって、野犬や、下手したらヒグマ以上の殺人生物が「数歩でエンカウント」するくらいにうようよ。
・確実に倫理観、道徳観が違う。正義も、生死も、容姿も、こちらの世間一般とはかけ離れている。言葉も通じない中で、生きるのは至難の業。
・視力が悪い人は、終わり。コンタクトは洗浄出来ないし、眼鏡が壊れたら終了。
・化粧も、メイクは落とせないし、あるのは粗悪なもの。女子はメイクアップはほぼ無理。
・電気が無いので、勿論、暖房、冷房は無い。四季のような温度が極端な季節が合ったら、ヤバい。
・魔法がある世界だとしたら、自分は使えないので、社会的地位は恐らく低い。乗馬、剣も同様。
・多分だけど、160cm代の人は「クソチビ」。僕も含めて。
・法整備が穴だらけだろうなので、暴行、強盗、詐欺、は泣き寝入り。そんな世界で自分の身を相手を殺してでも守れるか。ムリムリ。
・結局、肉体労働的な仕事を探して、毎日の日銭を稼ぐ。ゲームもスマホもカラオケも無い。
・実際は、ドレスアーマーやビキニアーマーの様な美女はいない。当然半裸で戦う踊り娘も、ロリ魔女っ子もいない。いても錆で黒ずんだガチガチの甲冑でしょ。

でも。これを指摘して、こういう作品書いても売れないと思う。

だって、
「楽園への逃避」が出来ないから。

つまりね。

都合良く異世界に行って、
都合良く若返って、
都合良く言葉も話せて、
都合良く自分が特別扱いで最強でモテて、
都合良く衣装が華やかで顔形が美人で、

そんな世界、行ってみたい!

そう思う様な、辛い、今のこの現実、世界。
ってことなんでしょうな。

こういう時
星新一先生なら、
「夢を自由に観ることが出来る装置をN氏は開発した」
とか始まりそうである。

全員が、
「もしもボックス」
に頼りたい、そんな時代。

逃避の楽園。つまり「マトリックス」の様なディストピアに近い世界に近づいている気がする。

そのひとつの現れが、

「異世界ものの流行り」
なのではなかろうか。


急だが、

良く脚本について
「頭の中、どうなってるんですか?」
と聞かれる事がある。

なので、
ついでにとんちんかん、の、ぬけさく先生よろしく、
「こうなってます。(パカッ)」
って感じで、

僕の脳内を明かしてみたいと思う。

なぜ突然??
今日は少し、冴えていて、
自分の脳内、思考の分析が出来た。
そしたら、なんか無限の海に沈みそうだったので、吐き出してみた。

くらいに思って貰えれば。

結果的には、
僕の脚本、演出の手法を全て明かしてみることに繋がれば良いかな。

期待薄だけど。

さて。

ちょっと徒然になってしまうかもしれないが、、、

と書いてみて、
恐らく今回の内容は
「ちょっと徒然に」
書く事が、「矛盾してくる」かもしれない。

が、ここだけは、注釈を入れたい。

……。

知識が足りない

最近とても良く思う。

小学校三年から、良くも解らず勉強し、
結局、浪人一年まで、随分と長いこと勉強してきた。

途中、ゲームにくそ嵌まったりしたが、いやいやながらも挫折することなく、続けられたのは、紛れもなく、進学校に通わせてくれた親のお陰である。

「東大か慶応か早稲田に入れ。一橋か上智でもいい。」

父親の口癖だった。
若い頃、これらに行きたくて、行くために浪人を親(僕の祖父)に申し出たが、諦めさせられ、別の大学に行った。
そんな過去が、父の学歴への意固地な姿勢を築いたのは、容易にはかり知れた。

とはいえ、そこも六大学なのだが。

結果、僕はセンターをミスって東大は足切り。
慶応に行った。

数学だけの受験を選択した。

英語も、化学も、物理も、世界史も、古漢文も、それなりに必死でやった。

しかし、数学だけが、圧倒的に性に合っていた。

予備校の先生にメモっていた自分の解答と、問題を提出して自己採点をお願いした。

200点中、195点だ、と言われた。
おめでとう。
とも。

僕は、
「その-5点は取れた5点だった。」
そう思った。

何回も見返した。
何回もチェックした。

でも、その間違いに気づかなかった。
□の5の最終問題。

途中の、問題であれば、先に進めなくなるので気づくはずだ。
気づかなかったのは最終問題だから。

「理論的に考えれば、
間違う可能性があるのは、すべての問題の最終問題だけだ。そう考えれば、気づけたかもしれない」

今になって、冷静に自分を分析してみる。

そう考える様になったのは、
数学を学んできたからだと、
今になって思う。

理論の学問でのミスを、
理論的に分析する。
その分析の所以が理論の学問を学んだからだとわかる。

「理屈じゃない」
とか
「気持ちが大事」
とか
「理論では片付けられない」
とか

僕は、良く稽古場でも発言する。
それは
対、役の事であったり、
対、人の事であったり。

でも、そう言うのは、
「圧倒的に理論的である」
と言う地点に到達しているからこそ
初めて堂々と言える、自信がつく。

理論で分析出来るからこそ、
人の理論から外れた時を察知でき、
人の「抗えない感情」「こころ」を描写する。

理論的であれば、
例えば他の芝居を観に行った時に
「どの台詞のせいで、この話が台無しか」
とか、
「この台詞があるから、倍、素晴らしい」
とかが、ピンポイントで解ったりする。

悪い台詞をどう直せば良いか、とか、助詞を「が」を「に」に直すだけで良いのに、とかそのレベルでも解る。
勿論、それも「感性の違い」とか「芝居に求めるものの違い」など、観客の視点の違いが存在することも理論的に解っているので、SNSで大袈裟にひけらかすような事はしない。

「理論的な見地」から、
「理論的でない事案や、理屈では解決できない事、の存在や対処や反応」を吟味することが出来る。

これが僕の
「脚本・演出における宝具」
だと思う。


もちろん、僕個人のセンスや、観てきた作品の影響や、人格や、好みや、描きたい絵やイメージは最終的な完成形において、とても重要なファクターである。

しかし、
それらを、
「極めて芸術的であやふやで抽象的」なそれらを、

必ず、ひとつの形にして、舞台に具現化しなくてはならない。

そこに、
「理論的である」
事が最強に活きてくる、のである。

僕らに魔法は使えない。

しかし、照明さん、音響さん、舞台監督さん、俳優さん、多くの物理を駆使して、
「あたかも」舞台に「魔法がかかった」かのような「演出」を「毎回」行える様な「理論」を組み上げて行く。
その理論の土台となるのが
「脚本」であり
「演出プラン」である。


冒頭にもどり、、、

「知識が足りない」
と書いた。

くどいが、

「数学を学ぶ事」は
「理論を学ぶ事」であり、
この世のあらゆる事象の
(
それは、物理的、化学的現象から、人の感情に至るまで、あらゆる事柄の
)
『理解』の手助けとなる。

よく「数学なんて役にたちますか?」
と、聞かれる。

僕はこう答える。

「数学自体はそんなに役には立たない。しかし、『数学を学んだ事』は全てにおいて役立つ」
と。

・他人と話をしていて論点が少しずれたときに、「◯◯の話から、××の単語のせいで、●●の話にシフトした」と解るのも

・芸人さんの漫才で「どこに共感したから笑った」と理解出来るのも

・「俺ならこうするけど、この子は違った。これがこの子の性格なのか、それともなにか理由があるのか」とか考えられるのも

・自分の好きな作品、スポーツ、ライブなどを上手く相手に説明出来るのも

・物書きさんが、言葉を、単語を、上手く相手に伝えやすいように並べることが出来るのも

・歌や芝居の指導者やトレーナーが、相手に上手く伝えられるのも

全ては「理論的だから」で、数学をやっていれば、本質を理解すれば、

それは、
「他の科目、知識の消化液」である。
と、僕は思っている。
(そこまでくれば、数学なんて一切やらなくていい。しかし、それを物にしていないなら、まずは数学を学んだ方が良いと僕は思う。)

消化液を持っていると。

知識が入ってくる。

知らない世界を知って、

自分が矮小(とまでは行かないが、似たような感じ)に思えてきて、

もっと色々知りたくなって、

いつの間にかきっと、僕のなかには、無限に広大な何か、まるで、抽象派のような世界が広がって、それを、この小さな体に内包したまま、朽ちていく。そんな事を思い、学ぶ事に絶望したりして、

でも、その捌け口がある。

僕が
「脚本を、戯曲を書く」
事にたどり着けた事、

本当に幸運に思う。



ちなみに、、、①
俳優として仕事をするとき。
この感覚で僕は稽古場に臨む。
嫌だと思いますよ。こんな人間が役者にいたらww

だから、まあ良くあるのが
脚本に、役の感情に、役の設定に、役の台詞に、役の存在に矛盾が生じる。
そして、それに答えられない作家、演出家、、、。
お断りが増える訳です。
観劇も少なくなります。
本当に、僕が、即受けする(あるいは、チケットを即買いする)脚本家、は数人しかいないので、、、
それは過去ログ見てくださいw


ちなみに、、、②
劇団の代表として、劇団員のオファーを受けるとき。
僕はこの感覚で、仕事を受けるか否かを決めます。
嫌だと思いますよ、相手からすれば。
でも、僕からすれば、理論の通じない、理屈の通らない奴は、筋が通らない。
だから、そこからのオファーは受けない。

例えばね。これ実話だけど
「うちは、俳優にノルマを課すのは、どのような理由でも全て一律にお断りしております。」

に対して
・「じゃあ、◯◯さんだけはノルマじゃ無くしますので、、、云々」
・「畏まりました。うちがノルマでは無くなった時にまたお声がけさせて、、、云々」
とか返してくる輩がいる。

根本的にずれている。

僕は
「ノルマを課して俳優から金を搾取する輩であるとの認識をあなた方に持ちました。今後どのようにシステムを組んでも、絶対にご一緒致しません」
と言う意味で発している。

これは、僕の過去の発言を見れば容易に想像つくはずであり、見てからオファーしてくれる方は、僕と僕の仲間たちに敬意をもって接してくれるので、敬意をもってお返しする訳である。

まあ、この①②は
あくまでも「ちなみに」なので、余談でした。

①に関しては、
もしも、これを読んだ、俳優として伸び悩んでいる若手がいたらば、参考にしてみてください。
必ず上手くなりますので。

まあ、それも、岡本的、演技指導の過去ログをどうぞww




長くなっちゃった。


まとまったかな??