意外に長い記事になってしまった。




やはり。


良い作品に出会えると嬉しい。


アニメでも、ゲームでも、ラノベでもなんでもだけど。


良い作品に出会えると嬉しい。



ちゃんとお金を払って電子書籍を買うし、

良いゲームなら、ちゃんと良い塩梅で課金もする。


それは、クリエイターへの敬意だ。

特にコミカライズやノベライズに関してはね。



そんな訳で、



僕の中でもトップ3で、

新刊を待っているとある作品の、、、



新刊12巻

待ってました


なんでしょう?




デロデロデロデロデロデロデロデロ










ドドン!



不徳のギルド 12巻


いや、まじで、

飽きること無く、

ずっと楽しい。


河添先生は、天才だと思う。

そして、その天才がたまたまエロかっただけだ。



マジで、不徳のギルド、アニメ2期

やってくんないかな。



コミカライズ買ってても飽きる作品もあるし、

ノベライズに手を出して、コミカライズを買わなくなるパターンもあるし、


まぁ、いろいろだけどね。


不徳は、

多分、続けて買うよね。




売れるアニメや漫画、、、かどうかはわからないけど、僕が読んでて、観てて楽しいものは、3つの『力』だと思っている。



①設定力

②ドラマ力

③センス


この3つ。


①設定力


これは、

『こんな職業が異世界に行った〇〇』

とか、

『異世界でこんなチートスキルが』

とか、


そう言う、『設定』ではない。


むしろ、そう言う有象無象の作品は、設定力は無い。


ではなく。


『作者が、重箱の隅つつき設定厨』

かどうか。

だ。


例えば異世界転移して、

・言葉は?

・文化は?

・トイレは?

・灯りは?

・環境は?

・常識は?

など、キチンと、突っ込まれないように設定があって、設定説明も小出しにしてあって、、、。


という、設定力。


これが無い作品とある作品は、雲泥の差である。


ファンタジーは、無限の『なんで?』との戦い。


チート設定作ってで美少女剣士や美少女獣人を侍らすのは、その後にして貰いたいものである。



②ドラマ力


まぁ、言わずもがな。


読者、観客を『泣かせられるか』

って言うと、乱暴だけど、

言い換えると

読者を『感情的に納得されられるか』

結局は、

共感力


これが無いと、


・え? ここまでのどこで惚れたの?

・急に人格変わってない?

・いや、握手求められても、そこで掴まないだろ

・うそ、散々なことしてたのに、それで許しちゃうの?

・これしかない、って、いや、まだ沢山選択肢あるけど?

・この主人公、嫌いだわ〜!


ってなる。


例えばね。

引きこもり系の主人公の異世界転生

で言えば、

今期

『無職転生Ⅱ』

『実は俺、最強でした?』

の二本がアニメ化されている。


引きこもりの社会不適合者の主人公が、現代日本で死んで、剣と魔法のファンタジー世界に、赤ちゃんから転生


ここまでの設定は、全く一緒。


だが、

作品、キャラクター、構図、設定、説明、ドラマ。


全てにおいて雲泥の差である。


とくに、

無職転生のルーデウスは、好きな主人公である。

実は俺、のハルトは、マジで嫌い。


僕はね。


・引きこもってしまった人生。傷つけてしまった人。その後悔。浴びせられた言葉、やってしまった事。言ってしまった言葉。


そう言う所に、キチンと理由や描写がある。

しかし、後者は


・異世界転生してからのドタバタが本番だから、転生前は、どうでもいっか。引きこもりで、楽に生きたい、でいいや。


感が凄い。


つまり、


『いや、そのライトな性格で、なんで引きこもってんだよ!!』

『え? 引きこもりの理由、マジで面倒くさいだけ?!』

『なんで女神様は、こいつを、世界を一瞬で滅ぼせるレベルのチート能力あげたの?!!!!??????』

(全世界歴代で、最高の魔力は77なのに、主人公に、いたずらに、1002の魔力あげる)



もうね、共感なんて無いよね。


ちなみに、この「1002」という数字。

何故1002なのか、理由はない。


つまり、

・3桁しか見られない世界だから、これだと一桁に見える

・1000だと、0に見えちゃうからマズイ

・適当に1002でいっか


で、決められているのだ。


これはヤバい。



僕なら、

女神「このまま普通に転生したらこのこの魔力は『2』ね」

「手違いで死んでしまったから、サービスで少し多めに設定してあげましょう」

(+1000のボタンを押す)


みたいにすれば、1002になる。


これで、読者は、

『本来なら2の所に女神が+1000の操作を加えたから1002になった』

と、少なくとも数字自体には、納得出来るわけだ。


一事が万事。

こういう所に行き届いてない作品は、基本的にあるゆる所がご都合主義で、杜撰だったりする。


例外は、まぁ、

リコリス・リコイルの6話

かな。


リコリス・リコイルは、僕の中では、


「6話が無ければ、この7年でトップ10に入るアニメだったのに」


というアニメだった。


6話のせいで、落ちに落ちて24位だ。


マジであの6話だけのせい。

あの話のせいで、至るところにツッコミが可能になってしまった


まあ、細かいところは以下に


https://ameblo.jp/suku2inuhuku/entry-12757503827.html 




話を戻して、


まぁ、この2作品の例では、

①の設定力の無さから、

②のドラマ力の無さに繋がったパターンなんだろうけど。


つまり、これがドラマ力、共感力です。



③センス


作画や、セリフにおいて、

一定基準を満たしているか。


これは、大事。


カッコイイ、オシャレ

細かい、華やか、


色々あるけど。


今期アニメで言えば、


『悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします』


は、原作作品は良い。

ストーリーも面白い


ただ、アニメーションとしては、2流。

とにかく、演出がダサい。


特に戦うシーン。


良いカットもあるけど、悪い(ダサい)カットのほうが多い。


ファンタジーものなのに、一枚絵に、エフェクトだけ流して、『ドバッ、ズバッ!』って、昭和かよ。



好きな原作だった為に、残念。




原作であった大切なセリフをカットしたりとかね。

(これは、無職転生1期でもあったけど)


こちらは、監督、制作会社に罪があるパターン。



『スパイ教室』

とかも、ストーリーは面白いんだけど、


オープニングもカッコイイんだけど、


衣装が、若干狙いすぎなのは、まぁ許せるとしても。


あの決め台詞


あれ

あれが観ていて恥ずかしくなる。

『え?なに?それ?』

って。


これは、つまり、原作の方に罪があるパターン。




ちなみに、

 

大体、こういうのってオープニングにも影響する。


センスの良い制作会社、監督とかだと、まぁ、オープニングがカッコイイ。


ラス為は、オープニングも、動画がもっさりしている。月詠みさんのカッコイイテーマとなんか合わない。



ここで、今期アニメ


オープニングの良いアニメTOP5


1位 無職転生 Ⅱ


いや、超いいよね


テーマソングも良いけど、ステップトリーダーのシーンが流れて、「ああ、このパターンか」と思いきや、それが、窓に映る思い出として、ルーデウスが通過していくとか、ちょっと神演出過ぎる。


本当に無職転生は、2期からのセンスがぶっ壊れてる。



2位 ホリミヤ -piece-


これも、最高。


omoinotakeさんのテーマソングも最高。


檻の演出とかも好き。(1期観てないとわからないけど)


ホリミヤなんだけど、堀と宮村だけじゃなくて、男子5人、女子4人のメンバー全員にフォーカスを当てているのがとても良い。


宮村、石川、井浦の3人が走るシーン。

これ、宮村一人が走るシーンだと、なんにも感じないけど、石川、井浦が走ると急に心に響くのはなんでだろうね。


最後の浴衣のシーンなんて、井浦くんがセンターだし。

こういうキャラクターへの配慮。

宮村、石川、仙石、井浦、柳の5人なら、キャラクター的には井浦くん。

でも、宮村くんがセンターにいてもおかしくはない。(主人公補正)


こういうところが、作品に寄り添ってるよね。


関係ないけど、ホリミヤって、

結局、石川くんが一番良いヤツで、一番良い男。

って結論で良いかな?


つまりは結局、桜が一番、男を見る目があったと。



3位 好きな子がめがねを忘れた


制作会社GO HANDSの作画パワーが、凄い。


が、とにかく、美しく、綺麗に、を追求したオープニング。


タイトルが、黒板に書いてあり、カメラが引いていくと、めがねをかけていない三重さんと、置き忘れためがねが映り込んでくる。


こういうのが、

「うまいなぁ、センスあるなぁ」

と思う。


いや、凄いオープニングです。



4位 Bang Dream! it's MyGO!!!!!


『壱雫空』もカッコいいけど、歌い出しの前に、燈がメンバーの方を向いていたり、

雨上がりの曇り空と水たまりとか、世界観と演出が細かい。


楽しそうに歌ってるけど、


マジで、超絶ギスギスアニメなので、10話くらいまで、


「え? どうなったら、このオープニングみたいな関係値になるの?」


って見てしまう所も好き。



5位 七つの魔剣が支配する


5位は悩んだのですが、、、。

「ライザのアトリエ」とで悩んだ。


光の演出と、作画の綺麗さでは、ライザもとても良い。


前向きで明るい、ファンタジーの世界設定を美しい作画で描くのがライザのオープニング。(太ももで謎にすれちがうけど)


綺麗なんだけど、それだけ、といえばそれだけ。



魔剣、の方は、最初の前奏が凄い好き。劇場版か、と思うほど。


オリバーのアップのあと、ナナオのアップが映るんだけど、そこからの、キャラクターへの移動、髪の毛の動き、カメラワークがとても細かい。


このタイトルまでの開始10秒がとても素晴らしい。


あとは、まぁ、普通なんだけど。

その他のキャラクターをだしつつ、サビから戦い始める。


あるあるだよね。


まあ、そこの開始10秒勝ちってことで。





ともあれ、僕は、

自分の作品の重箱をつついて行きたいと思います。







羊宮妃那さんが、デアリングタクトになりました。



うおお、ついに羊宮さんウマ娘に、
ってか、

デアリングタクトかよ!!

流石に、無敗三冠牝馬に対しては、
サイゲームスも、最強の大型新人を当ててきた。

羊宮さんといえば、ぱっと思い浮かぶだけでも、

『推しの子』 寿みなみ
『その着せ替え人形は恋をする』 乾心寿
『転生王女と天才令嬢の魔法革命』 レイニ
『SELECTION PROJECT』 八木のどか
『Bang Dream! It's MyGO!!!!!』 燈
『くノ一ツバキの胸の内』 モクレン

あたりか。

一度聴いたら忘れないし、歌上手いし、
ああ、この子絶対に売れるわ。

と思ったけど、

もっかい言うけど、、、

デアリングタクトかよ!!

でも、思う。

いや、競走馬の中では、人気も高い、
最強女子、デアリングタクト。

しかし、クラシック以降、勝ち鞍は無い。
3歳秋まで無敗
4歳以降は0勝。

あの、伝説のジャパンカップ以降、呪いがかかったように勝てない。

アニメ化したら、ドラマになるぞ〜

と、思いきや、だ。

まぁ、デアリングタクトのライバルは、僕の中では
レシステンシア
なんだけど
当然ウマ娘になってない。

そもそも、
アーモンドアイ
コントレイル
がウマ娘にならないと、ストーリーの作りようがないしな。

(コントレイルは、発表されたっけ? 駄目になったんだっけ? どっちだっけ?)

カレンブーケドール
は、カレン一族だから、ウマ娘化は早そうだけど、

同世代。

キセキ
とか、
シャフリヤール
とか、
タイトルホルダー
とか、
ディープボンド
とか、
エフフォーリア
とか、

いや、
誰も居ない。


折角、羊宮さんなのに、
残念ながら、
アニメで見ることは無さそうである。




今年は、秋天、JCは行きたいな。

まあ、現在の最強馬は、まぁ、誰がなんと言おうと、

イクイノックス
だけどね。

何でこの子がクラシック無冠なんだ、、、



そろそろ、デアリングタクトも引退だろう。

後一勝。
願わくば有馬記念あたりで、

有終の美を飾って欲しいものである。


牝馬か〜。


世代によっては、
ウオッカとか、
ダイワスカーレットとか、
エアグルーヴとか、

代々居るけど、

ちなみに、

僕の中での最推し牝馬は、
ブエナビスタ

生涯最も馬券を買った馬は
オルフェーヴル

です。

次は、ゴールドシップかな?
いや、キタサンブラック?
いや、何気にエイシンフラッシュとか、アーネストリとかも結構買ったな。







一番好きな馬?





いや、どう考えても
サイレンススズカ
でしょ。






はい!


これは書かねば。


Bang Dream! It's MyGO!!!!!


最終回を迎えました。


なかなかに思い切った構成でしたな。


2期ありきでもなく

つまらない大団円でもない。


今作品、

ここまでの最大の謎は、


さきちゃんが、


何故自分で始めたクライシックを、急にキレ散らかして辞めたのか


ここの理由が明かされておりませんでした。


そもそも、さきちゃんが、急に辞めて、

ともりがダメージを受け、

そよが復活のために暗躍し、

たきちゃんが振り回され、


新加入メンバーのあのんとラーナが、クライシック組に振り回されることになる。


諸悪の根源。



別に嫌いになったわけでもない。


MyGO!!!!!の『春日影』で泣いて飛び出したりする心理状態も謎だった



でも、ヒントはいたるところにあった。


・何故か、さきちゃんは自分の学校を明かしていない。

・そよは、母親が成り上がり、マジで『ご機嫌よう』が挨拶のお嬢様学校に通う事になる。(今思えば、そよ家の成り上がりも伏線)

・そこに、典型的なお嬢様のはずのさきが居ない。(ともりと同じ学校にいる)

・ニャムちが、さきの服を見て、「ごめんね、この店、敷居高かった?」と聞く(ネタバレしないように映像では分からない演出)

・そう言えば、さきは、ずっと同じ服を着ている。



でも、決定打は無い。


そして、今回は流石にそこに触れてくるだろうと思った最終回。


前半は、


そよちゃん話。


前半で言ってた


『私、ともりちゃんの歌詞苦手』

発言が、しっかり回収されて思わず、


ウンウン

と唸ってしまった。



そして、後半。



ぜーんぶ、アヴェムジカだった。


いや、It's MyGO!!!!!なのに、ムジカのLIVEをフルコーラスでやる最終回とか、まじかww





はじめの寸劇は、、、

まぁ、、、


ラブライブ・サンシャインの1期最終回の、観ている人全てを氷漬けにするクソ激寒い寸劇に比べれば観られたもんだ。


ゴシックな世界観設定がRoseliaと被るけどね。

さきの衣装とか、もう、ゆきなじゃん。


まあ、良いけど。




アヴェムジカのLIVEが終わって、CM。


え?


終わり?


いや、んなわけない。

ここまでしっかり作られてきた、MyGO!!!!!が、こんなわけわかんない終わりにするわけ無い。


やはり。CM明けにエンドスタッフロール付きのエピローグ。


そして、


アニメ1期最終回、終了10秒前のネタバラシ


(⇩加工してます)



(この絵が出た瞬間、『そーだよね!??』って声出た。)


ウワァ、、、


いや、知ってたけど。

知ってても、

予期してても、

うわぁ、、、。


ってなる


終了10秒前まで引っ張るオシャレさよ!


ちなみに、とあるYouTubeでの、視聴者コメントにも。




ホントにねww

今思えばね、
この一枚絵の『対比』になる絵は、至る所に演出されてた。

このラスト10秒の爆弾の為に、
あのシーンも、
あのシーンも、
わざわざ対比として出して、印象つけてたのか、、、。

あの絵やあの絵の印象が残っていれば、
ラストの破壊力が増す。


そうそう、これこれ!

これが脚本であり、演出!!


今までのバンドリだったら、絶対に、15分とか使って、


「実は、私、あの時〇〇!!」

「今私は✖✖」

「だから、□□したの!」

「本当は△△したかったの!!」


とか、クソ寒いことやってたと思う。



破壊力やばすぎる一枚絵を、

終了10秒前に放り込んで、


完。てww




いや、良い演出でしたね。


こんなの、もう、観客は、

『全てをお察し』するしかない。


はじめから、もう一度、

整合性を取りながら観たくなる。


僕の書き方みたいだ。


しかも、キチンと、メインストーリーは、MyGO!!!!!サイドの話でミスリード出来ている。


確かに物語の主人公はともりであり、視点、展開上の主人公はあのんなんだけど、ドラマの構成上の主人公は、

ともりでも

あのんでも

そよでもなく、、、


さきちゃん

なのだな。


この構成が、


本当にこれ、

ここまでペラッペラのドラマしか描いて来なかったバンドリか?


ってなる。



テュシアスみたいな構成だな


ちなみに、『影と刻罪のテュシアス』は、この構成にしている。


視点上の主人公グレミオ・バーシー

しかし、物語の主人公キース

そして、更に、ドラマ構成上の主人公(裏の主人公)は、アメリア・メルグリッド


という構図。


うんうん。

良いね。









ここまで沢山やられてきた、Bang Dream!シリーズ。


一言言いたい。



コレで、良いんだよ!!



Bang Dream!史上


初めて。


アニメ、面白かった〜!!


何より

最も良い時にバンドリに参加し、良いバンドとアニメに出会えた、羊宮さんの天運ね。


9-tieのことは忘れましょうw

でも、セレプロも、アニメが推しの子レベルで面白かったら、多分売れてたんだと思う。


だってもはや、B小町の方が売れてるしね。


まぁ、あれで一番とばっちりなのは矢野妃菜喜さんだけどね。センターだったから。


アニメの良さは本当に声優さんの夢の死活問題だわ。









さてさて、どうなることやら









さて、ある意味、一つの日本の終わりが近づいておりますね。


岸田文雄という男が、この国を滅ぼす最悪の行動をとり、最悪の汚名を残すこととなりました。


インボイス制度が始まれば、かなり致命的な打撃を各部に受けます。



簡単な話。




今日は、インボイスが始まれば、どうなるか。

どういう地獄になるのか。


それを、劇団主宰の立場からお話したいと思います。





僕らの劇団もいずれは、課税事業者登録をすることになるでしょう。



例えば、年間800万の売り上げがあったとしますと、、、


それだけで、80万の消費税の支払いが増えます


つまり、これまでは年間1000万未満は消費税非課税事業者なので、今まで払う必要のなかった80万が急に降りそそぐわけです。


勿論、それをそのまま払っていたらやっていけません。


ですので、


劇場費

衣装

小道具

車両

交通費

スタッフ費

役者出演料


全てにおいて、

「適格請求書」をかき集めなくてはなりません。


80万円分の適格請求書を集めればチャラ。

(まぁ、そうなったら赤字なんだけどね)


70万円分の適格請求書を集めたら、消費税の支払いは10万円。


ということになります。



はい、ここからが本題。



①スタッフ費、俳優ギャラ


音響さん、照明さん、舞台美術さん、舞台監督さん、撮影スタッフさん、デザイナー、などなど。


これだけで、トータル200万はかかるでしょう。


つまり、これらのスタッフさんが、免税事業者が含まれていた場合。


例えば。

20万 課税

30万 免税

50万 免税

50万 課税

10万 免税

20万 課税

20万 免税

という内訳だった場合。


免税事業者への支払いは、110万円ですね。


つまり、90万円分の適格請求書を貰い、9万円分の消費税を、80万から差し引くけれどこの免税事業者支払い分にかかる11万円の消費税は、こちら負担になるわけです。


だから、聞くんですよ

聞くようになるんですよ

みんな、

この先の未来、

日本中で、


「おたく、適格請求書出せます?」


って


「おたく、課税事業者ですか?」


って


上の例でいえばね?

免税事業者のスタッフさんを全員、今後の契約無しにして、全員、課税事業者のスタッフに変えたとしますよね??


劇団は、それだけで11万浮くんですよ



じゃあ、俳優さんは?


当然、聞かれるようになります。


キャスティングの電話で、

オーディションで、

面談で、


今後、

聞かれるようになりますよ?


「君は、課税事業者かね?」


って



役者の全員のギャラが300万だったとします。


半分の人数が免税事業者だったとします。


150万円分の「適格請求書」が手に入らない。


つまり、15万円、劇団は余分に損するわけです。


この、免税事業者の役者を、全員、課税事業者の役者に切り替えるとしますよね?


すると、劇団は15万円浮く。



はい。

んで、


じゃあ、免税事業者の役者のギャラを、出演するかわりに、10%ギャラをカットしては?


そうすると、それは、独占禁止法違反になります。


つまり


はじめから、

免税事業者のキャストはキャスティングされない世界になる


という訳です。


俳優も、

芸人も、

声優も、

演奏者も、

歌手も、


免税事業者はキャスティングされない



コレが、事実なんです。




オーディション会場で。


「免税事業者ですか? 課税事業者ですか?」


って聞かれます。


「あ、免税事業者です。」


って答えます。


すると、


オーディションに落ちます。




これが、

岸田文雄がやっている事です。




 

②劇場、スペース、ライブハウス



劇場さんなんて、もっと分かり易い。


もしも免税事業者の小劇場があれば、

課税事業者の劇団は、絶対に使いません


だって、課税事業者の劇場を使えば、実質10%引き、、、


と言いたいが、これは、言葉の綾、ウソ。


正確には、実質


10%増しで払わなくて済む


今まで通りで済む。


免税事業者の劇場を借りるだけで、課税事業者の劇団は10%増し。


つまりね、


免税事業者の小劇場、スペース、ライブハウスとか、


まぁ、全滅でしょ。


単純に、課税事業者が誰も借りなくなるから。



劇場と劇団

劇団と役者やスタッフ


の消費税の押し付け合いが始まります。


え? 今まではどうしてたのか?って?


今までは、存在しなかったんですよ。そのお金は。



インボイス制度は、最大の消費税増税ですから。



免税事業者の


劇場

劇団

俳優

音響

照明

舞台美術

舞台監督

演出助手

衣装

小道具

撮影スタッフ

制作

デザイナー

芸人

歌手

声優

演奏者



全て、


課税事業者から敬遠され

仕事が来なくなります



なぜなら、

単純に、


その人たちの代わりに課税事業者を使えば、10%浮くから。




③その他、細々とした面倒なことから見えてくる事


良いですよ、最悪、課税事業者となって、消費税の申告をするようになりますよ。


その代わり、

劇団なんて、めっちゃ領収書が多い。


劇場や、出演料、スタッフ料などでかいものは良いですよ。



しかし、こちらは大量に買う、制作周りの小物や衣装や小道具なども、全て適格請求書を出してもらいたい訳です。


ネットで買う衣装や小道具。

こちらは、全て適格請求書が出せない店舗の物は買えません。


ダイソーやキャンドゥで買うテープやハサミや接着剤なども、全て、適格請求書をレジで貰わなくてはなりません。


110円のセロテープにさえ、

「適格請求書下さい」

と言いますよ、そりゃ。


「あ、110円のガムテープ買い忘れた。あ、適格請求書下さい。」

って、

はぁ?

アホが作ったんか?この制度?!




コンビニのコピー機

だって、

印刷を終えて、レジで、

「20円の印刷ですけど、適格請求書下さい」

って言いますよね。そりゃ。


衣装の洗濯の為に行ったコインランドリー

だって、

適格請求書を出せない個人でやっているような免税事業者のところは行けません。

むしろ、コインランドリーで、代表に電話して、「適格請求書どうすれば良いですか?」

って聞きますよね。


ちなみに、

自動販売機は、適格請求書として有効にするためには、その住所をメモって置かなくてはいけないらしいです。


暑い真夏に、自動販売機で飲み物を買って、その自動販売機の所在地の住所をメモって置かなくてはいけない国


バカか?!


それが、悪鬼、岸田文雄が作る日本です。


息子を秘書官にして、

弟の会社に金回して、


増税祭り。

増税で増えた分のお金は、、、


財務省が握りますよね。


えっと、、、岸田の血族、親戚など、

財務省にめっちゃいるんですけど??



話をもどして、、、




公共交通機関は領収書で行けるようですが、

ガソリン代だって、十分に経費。


セルフの深夜のガソリンスタンドで、適格請求書を受け取れる様に、当然してくれるんだろうな?!!

おい、岸田よ!




はい。


こんな人が、


日本中に湧きます。



コンビニで、

100円ショップで、

ファーストフードで、

カフェで、

ガソリンスタンドで、

ドラッグストアで、

スーパーマーケットで、


「『適格請求書』下さい」

「『適格請求書』発行して」

「『適格請求書!』」

「『インボイスのやつ出して』」


って。


みんなして、


んで、



え?

免税事業者?

じゃあ、買わないわ


って。



お店は、


「あーーー!!! どいつもこいつも適格適格適格適格適格適格適格!!!うるせー!!!」


「100円の支払いに適格適格言ってくんな!!!!」


って。



お使いを頼んだ子供にキレる自営業の親


「あんた! 適格請求書貰って来なかったの?!」

って。


はじめてのおつかいで、


「てきかくせーきゅーしょ、ください!」

って子供に言わせて、雰囲気台無しにして欲しい。





ほらね。



滅ぶでしょ?


笑っちゃうよね。




これでも、


選挙で、自民党が勝つんだからさ。


もう、だめよ、この国。






え?

うちの劇団?


課税事業者になったらどうするかって?



オーディションで?

キャスティング時に?


いや、普通に聞くよね。

「課税事業者ですか?」って。


仕方無いじゃん。

それ聞いておかないと、キャッシュフローが変わって来るんだから。

役者、スタッフ全員分は把握しておかないと行けないんですよ。

これは、課税事業者サイドの財務のマストなんです。



それが原因で、落ちるかどうか、は別にしてね。


勿論、そんな事はしたくない。



、、、けどね。


全く同じくらいの実力で、

全く同じ集客で、

同じ役にハマりそうな二人の役者がいた場合。


課税事業者であるか免税事業者であるか、

が、

最後の決め手にならない、


なんてことは、


、、、言い切れないよね。



ここまでで、

インボイスを良くわかってなかった人

なんとなく関係ないか〜


とか思ってた人は、


「マジで?! そんななの?! やばくない?!」


って思ったと思います。



だから、やばいんだって

マジで







ホント、、、



終わってんな、岸田

終わってんな、自民党

終わってんな、この国



あ、玉木さん、


国民民主党が自民党と連立組んだら、


一生、国民民主党に投票しないし、信用しないので、よろしく。



まあ、ひとまずは組まないようなので良かったけど。

キャスティングの話です



さて。


そろそろ、次回公演のキャスティングを決めにかからなくては。


前回公演では、なかなかの人数がシード権を落とした。


シード権を落とした人の中でも、直接連絡を貰い、想いを聞き、リベンジを誓ってくれた人はキャスティングする。



何度も言うけど、、、


俳優はお客さんを呼ぶ義務がある

が、

俳優はお客さんを呼ばない権利もある


これが僕の、イナネコの方針であり、揺るがない。


では、

今回は改めてこれについて、話してみたいと思う。


①俳優はお客さんを呼ぶ義務がある

②俳優はお客さんを呼ばない権利もある


②から行こう。


俳優が、お客さんを呼ばない権利を行使する時、それは、


脚本がつまらない。運営が悪い。座組、おもにホスト側が人間的に信用出来ない。


など、自分のお客さんを守るため

ひいては、自分を守るため


に行使されるべきである。


当然、これが行使された時は、

「二度とここには(この人には)関わらない」

という意思が前提である。



今日の議題はおもに①


つまり、


①俳優はお客さんを呼ぶ義務がある


の方。




過去、僕は考えていた。


「最高の作品を書いて、最高の演出をすれば、キャストは自ずと客を呼ぶ」


と。


「俳優達は当然最高の作品に出るのが夢で、それに出会えないだけなのだから」


と。


しかし、それは大きな間違いであった。


小劇場の俳優は、


「良い作品に出て、営業も特にしなくて良い」


のが、ベストなようだ。


まぁ、気持ちはわかるけどね。




芸能人やアイドルが主演の商業演劇にアンサンブルや端役で出て、というのならばわかる。


が、セリフも必然性も重要性も名前もある役を貰って、客を呼ばないのは、やはりギルティである。



勿論例外もある。


というか、この「例外」を「通例」にして、なあなあにこなしている俳優が多い印象だ。


つまり、


「俳優は役を演じるのが仕事。演技力が高ければ良い。」


という意見だ。


勿論、間違いではない。


が、であれば、僕に言わせれば


「脚本読解力、演出意図理解力、演技力、基礎力において、レベル高すぎてため息でちゃう」

⇩⇩

「このレベルの俳優はそういない。この人になら、どんなに難しい、セリフの多い役を与えても、こちらは苦労しない(ダメ出し、修正点なんてほとんど出ない)」

⇩⇩

「時間効率的にも、こちらの作業的にも、多少の集客的デメリットくらいは背負っても出てもらいたい」



と、このレベルは必要である。



まぁ、極論、


集客しない


に対抗出来るとすれば、


唯一抜きん出て並ぶもの無し、の演技力


が、必要というわけだ。


あなたが俳優界のシンボリルドルフならば、集客しなくても良いよと。



(⇧唯一抜きん出て並ぶもの無し)


ま、



逆に言えば、


どんなに演技力が未だ乏しくても、
集客を必死に頑張ることで、良い作品への居場所を維持出来る


というわけだ。



あくまでも、

営利目的の事業である。


売り上げが見込めない従業員は、余程のメリットが無い限り使われない。


キツイ様に聞こえるかもしれないが、


これは、世の中のほぼ全ての会社と同様である。



僕のキャスティング優先順位的にはこんな感じになる


--------------------

①劇団員メンバー

②以前出演者、シード権獲得ライン集客に到達者

③唯一無二の演技力持ち、唯一無二の役へのハマり度(集客意欲あり)

④オーディション通過者(シード権獲得意欲あり)

⑤以前出演、シード権未獲得だが、直接交渉あり

⑥特別出演依頼枠(芸能人、インフルエンサー枠。当然高額ギャランティとなる)


--------------------(以下はキャスティング対象外となる)


⑥以前出演者、シード権未獲得

⑦前回オーディション通過者、シード権未獲得

⑧以前出演、シード権に関わらず、こちらが性格異常者と判定




と、まぁ、こんな感じである。


もちろん、⑥〜⑧も、

・直接連絡あり

・場合によっては謝罪あり

・やる気あり

であれば、⑤に成り上がるわけで。


そういう仕組みを残しているわけで。



逆に連絡してこないなら、100%使われない。一生。



条件クリア出来ずに、

あるいは、やらかした事があって、

出られなくなって、

それでも出たいなら、、、?


(もちろん、出たくないなら、なーんの問題も無い)



いや、連絡してこいよ。

ってさ、これ


当たり前ww






僕は、常に最高の脚本を書きます。

僕の思う、最高の作品を作ります。


これは、約束します。


んで、、、



お互いに縁あって、あなたはそこに出演しました。


あなたは、その作品を、めったに出会えない、とても良い作品だと思いました。


無理のない一定数の集客を求められました。が、そこに到達すれば、次回のシード権が貰えます。


でも、呼びませんでした。



こういう自称俳優さん。




いや、マシで、役者、小劇場、辞めたほうが良い。



金が、とか、

価値が、とか、いってる訳では無い。


僕が、辞めたほうが良い、と言ってるのは、1点のみ。





「良い作品の舞台に俳優として出たい!」という自分の夢にさえ、本気になれないんだからさ。




さて、そろそろ、オーディションについて考えなくては。



ソリチュードタウンの死神

を観て、


感動した!

僕も私も出てみたい!!


という人も居るでしょう。


そういうやる気ある皆様との出会いを楽しみにしております。