カバー画像が無いのも寂しいので

我が推しの

拍手が来そうな画像をペタリ






こないだとある役者さんとお話した事。


僕はダブルカーテンコールが嫌いだ


勿論、

お客様の拍手が嫌いなわけでも

お客様のご厚意が嫌いなわけでもない。


ってか、それが嫌いなら異常者だわ。



大体さ、

今の演劇界のダブルカーテンコールってさ

本当にクソ。

ホントに下らない。



『ダブルカーテンコールで、当然の様にグッズ案内』


『トリプルカーテンコール頂きました!』


『クアドラプルコール頂きました!!』


ダサすぎて、草。


『トリプル頂きました!』

『クアドラプル頂きました!』


これを見て、僕は、思いますよ。


ダッサ!!

って。



大体そう言う団体って、


ダブルがデフォルト

特定のファンが多い日はトリプル

千穐楽はプラス一回かスタンディング


これら、全て、

『お決まり』

『デフォルト』


だから、ダブルカーテンコールで、物販の案内なんかしちゃう


ダッセ!


それで、

『凄い評価を受けたんです!!』

ってアピールするのって、


クソダサじゃん?!



だって??


・あそこ、芝居終わっても長々と出たがりのキャスト共が喋るからもう行きたくない


・え? カーテンコール始まってからが本番なんじゃないの?


・みんな拍手すんなよ、と思いながら、拍手してるふりをするとき、何しに来てんだろう、って思う


・え? また呼ぶの? もういいよ、マジで。帰らせてよ。


・トリプルで、喋る人決まってるとか、逆に客を舐めてるよね


・この程度の脚本でトリプルとか、スタンディングとか、マジで身内感しか感じないし、疎外感凄い


・「5分後からアフタートーク始まります」ってのが嬉しい。その隙に帰れるから。


とか、実際に聞いた内容を羅列するだけでもきりがない。


僕も実際、

『クソつまらない』

『早く出て、呑みにでも行きたい』

『でも、クアドラプル、スタンディングまで突き合わされた』


そんな経験あります。


一緒にいたとある劇団員曰く、


『え? これ宗教?』



カーテンコールは、

本当に、真のお客様の評価であるべきだ


つまらなかったら、

客は、役者を再び板に呼ぶ必要は無い。


でも、

もう、今の小劇場、、、小劇場に限らず、舞台エンタメは、


下らない、

お決まりの、

作品の良し悪しに関わらない、

推しをみたい為だけの、


カーテンコールが常習である。



困った。



本当にお客様の評価でのカーテンコールを、キチンと確立したい。




なんの意味も無い、

なんの意義も無い、

やればやるだけダサい、


そんなカーテンコールを無くしたいと。





で、思ったわけ。



まず、


まっさらにしないといけない。


え?


つまり、、、



「カーテンコールをしない団体」

を作らなくてはならない。


正確には

『カーテンコールをやらない』がデフォルトで認識されている団体

を作らなくてはならない。


と。


そして、

「最高傑作を書く」


と。


『うん、この作品は、ここで終わりで良い!! 余韻を感じて帰りたい!!』


そんな作品を作り続けるが、


それを超えて、

何かあらゆるモノを超越して、


本当に収まらない「ダブルカーテンコール」が起こるのなら、

その景色を見てみたいと思う。


その時、

僕は、

初めての、

本当に初めての

「カーテンコール」を体験するのだろう。


果たして、生きているうちに見られるかどうか。


チャレンジである。