三年前の明日


親友だった人が亡くなった


だった、と書いたのは、


喧嘩別れしたからだ


僕が悪かった部分もある


しかし、


総合的に見れば、


今でも、

僕が悪かったとは思っていない。


そんなものだ。


どっちもどっち。


しかし、喧嘩別れしたからか、


僕は、


その時に彼の周りにいた人間達の采配で、


「葬式には呼ばれなかった」


公式には、

「身内でのみのお別れ」


と、書かれていた。


が、


SNSで、


沢山の「身内以外」が参加していることを見た。知った。


彼と知り合ったばかりの人も沢山参加していた。


それ以来、


僕はその周囲に居た人間達を、


「一生許さない」


と誓った。




今でも思い出す。


彼の事を。



でも、まぁ、


その彼を見返すために、


良作への執筆に向き合い続けたエンジンは、


僕の中で生涯回り続ける事となった。



正直、


もう、とっくに追い越してしまったと思う。


でも、まだ、


それを証明出来ていない。


この、


「ソリチュードタウンの死神」の再演が、


きっとその証明になるのだろう。



そんな予感がしている。





僕は、イナヅマコネコのクオリティを死ぬ気で守る


だから、

キャストのみんなは、この劇団への出演権を死ぬ気で守って欲しい。

お客様は、新作を産み続けるために、この劇団を応援してほしい。



さぁ、諸君

戦争の時間だ。