新刊が出ましたね。
大体、アニメをワンクールに30本近くチェックしてると、
そのうちの一本は、コミカライズを買ってしまいますね。
不徳のギルドは、前期のコミカライズ購入作品。
因みに、前々々期はこちら。
前々々々期はこちらね。
んで、今期も、一作品。
コミカライズの購入作品が出ました。
今期暫定一位の
『転生王女と天才令嬢の魔法革命』
……ではありません。
コミカライズを購入するしないの判断って、なかなかムズいのですよね。
でも、まぁ、
『12〜13話のアニメの面白さ』
+
『続きが気になる度』
ですよね。やっぱり。
そう言う意味では、
続きが気になる度の一位
を購入しました。
アニメは、現在11話。
4巻が終わったところですね。
そう、こちらです。
とりあえず、続きの5巻を買って、、、
面白ければ、続きを、、、。
気づけば
11巻まで、行ってました。
あ、新刊ですw
⇩⇩
うん。
良い。
主人公がチートの異世界モノって、
本当に山の数ほどあって、
その殆どが、大体中盤で興味を失うのだけど、、、。
展開のバランスが絶妙。
説明もしっかりとしてるし、
自分だけでなく、
地球人を転移させたり、
異世界人を転移させたり、
そこからの、
広がりを、上手く展開させている。
もともと、ファンタジーとして、設定は滅茶苦茶チートだし、ミツハは無敵なのだが、
そこから当然湧いてくる、
周りの疑問や、
自分の疑問。
設定で出来る可能性の示唆、
などに、抜かりがない。
例えるなら、
ドラえもんから、タイムマシンを借りたらどうする?
みたいな質問で、
『いや、馬券当確前に戻って、万馬券買う』
って、答えたこと、あるとおもう。
そこに対する反論は、
『それ言っちゃあ夢がない』
『これ子供漫画だから』
しか無かった。
そこに、
「は? 当然、馬券買うでしょ?」
「いや寧ろ、考えられる限りの未来の災厄に対応しておこう」
と、堂々と手を入れてくる感じ、というか。
僕が舌を巻いたのは、この一連のやり取り。
ミツハは、自分だけでなく、意識的に物も一緒に転移出来る。
⇩
勿論、動物も、転移できる。
⇩
未知の細菌や微生物、ウィルスを持ち込んだら大変な事になる、と指摘を受ける。
⇩
ミツハは、『私は転移の際は、そういった微生物やウィルスを残して転移しているから大丈夫』と答える。
ここまでは良い。
ミツハの能力なら可能だろうし、まま、仕方無い。
ここで、「じゃあ大丈夫か」
となったら、読者から、突っ込みが入るだろう。
素晴らしかったのは、このあとの指摘だ。
このあとで、しっかりと、
「だとすると」
をやってくれる。
⇩
一人のエージェントが、おずおずとミツハに質問する。
『あの、その理屈で言えば、もしも、ウィルスや、不治の病原菌に冒されている人が居たとして、それらを残して転移したら、その病はどうなるのでしょう?』
⇩
ミツハ『……。あ、、、。』
僕は思った。
「これが『行き届いている』ということだ!!」
と。
これを描かずに、
読書から指摘される作品は多い。
こうすればいいじゃん。
ああすればいいじゃん。
そんなピンポイントな道具使わないでも、もしもボックスでいいじゃん。
そんなピンポイントな道具使わないでも、タイムマシンでいいじゃん。
金貨8万枚……
は、なかなか無茶苦茶なチート設定なのだが、
その設定を、
他の作品みたいに、
『こんな設定で、一発ありがちな異世界モノ書いたら受けるかな』
ではなく、
作者が、
設定を大切にして、
大切に話を転がしている。
それがよく伝わる。
思えば、
『不徳のギルド』
も、
めっちゃ行き届いている。
そう言う事だな。
ほんと。
良い買い物をした。
払ったお金はまとめ買いで、5000円くらいだけど、
うーん。
ははは、
そりゃ、、、
演劇なんて流行らねえよな
なろう系の作家さんたち、
投稿サイトの作家さんたちが、
演劇の脚本やった方が、
日本の演劇は、1000倍面白くなりそうだな。
異世界ファンタジーモノばっかりになるけどね。