なんというか、難しい。
僕は、今、新作の脚本を書いている。
いつ、いかなる時でも、
最高最強の作品を
と誓って書いている。
唸りながら、悩みながら、ウロウロしながら、ブツブツ呟きながら。
で。
そして、縁あって舞台を観に行くと、残念ながら大抵面白くない。
今年観た中で、
良かった!!と思った作品は、山寺宏一さん、林原めぐみさんの朗読音楽劇、
「ミスタープリズナー」
だけだ。
藤沢文翁さんの舞台は、これまでに数本観ているが、基本的に素晴らしい。
ヴァイオリニストのやつだけは、脚本とストーリーの甘さがちょっと微妙だったけど。
あれ、藤沢さんだよね?
ともあれ、観られないようなものは全く無い。
でも、それ以外は、論評に値しない。
特に小劇場。
そりゃあ、演劇なんかに行くより、ミュージシャンのライブに行くわな
と、思う。
脚本、演出が素人(本人はプロだと思っている)
ろくな演技指導者がいない素人が多い舞台(本人達は役者だと思っている)
観ると、いろいろなものが持っていかれる。
こんな奴らがのさばっているのに、俺は何でこんなに時間を使って、頭を振り絞って脚本を書いているのだろうか?
ありていにいってもしんどい。
まぁ、譲らないけど。
んで、、、
そうね。
多くは言わないが。
一言言えるとすれば、、、
どんなに素晴らしい原作があっても、
素人が脚本を書いて、素人が演出して、
本物の演技を指導出来る人がいないで、素人が出ると、
地獄絵図になる、ということ。
どんなにXで、良いメッセージだけをイイネして、リポストして集めたところで、
「始まって数分で、ヤバいもの観に来てしまったと思った」
という意見を複数人から、僕は直接聞いている。
それは、多くの主観的評価であり、つまりは客観的評価なのだ。
地獄の現場を作る自称劇作家、演出家は取るべき道は二つ。
学ぶか、辞めろ
良い役者を、お前の地獄に道連れにするんじゃないよ、全く、、、
最近はそんな事を思ったとさ。