坐骨神経痛は病名ではなく症状の名称です。整形外科ではその原因に腰椎ヘルニア、すべり症、脊柱管狭窄症、脊椎間狭窄症、梨状筋症候群など病名がつくものがありますが、整体での改善施術法はそれぞれやり方が大きく違います。

 

さらに病名がつかないものは、腰椎のズレによる椎間孔部分の神経根圧迫等になります。

 

腰椎の構造は椎体と椎弓部に分けられます。椎体骨の間に椎間板という軟骨があります。椎間板ヘルニアは軟骨の中身の髄核が押し出されて神経根圧迫している状態です。脊柱管狭窄症は椎弓部の空間が狭くなり、脊髄神経圧迫の状態です。脊椎間狭窄は椎間板が薄くなり、神経根を圧迫しています。すべり症は椎体が前にすべるように移動し、後縦靭帯を引っ張って神経痛を起こします


先週、坐骨神経痛で熊本からお越しになられた方は昨日二回目で来られましたが、だいぶ楽になられたと言われていました。坐骨神経痛はしっこい症状ですが、ある程度回数施術すれば完治します。また不眠は一度で改善したとお聞きして、頭蓋仙骨療法の効果の速さに私が驚いてしまいました

また坐骨神経痛で、病院ではヘルニアでも脊柱管狭窄症でもないと診断されたと言われた方からメールも昨日頂きました。神経は左右の椎間孔から出ています。そこの箇所が腰椎のズレで圧迫されても坐骨神経痛が起きます。原因は右の骨盤がずれて、腰椎四番がずれての神経圧迫が一番多いです。臀部、腿横、ふくらはぎなどに痛み、痺れが出ます


その場合、鍼灸院や整体院などのマッサージ等で一時的に痛みが消えても、すぐに再発します。完治させるためには原因である腰椎のズレを治さないといけません。そのやり方はいくつかありますが、よくあるようなスラストのボキボキ瞬間急圧施術では悪化することがあり、自然にズレを治すオステオパシーのカウンターストレインが安全で一番いいのですが、されているところが極めて少ないのが現状です。

 

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