人の体の構造を簡単に説明します

脊柱は7つの頚椎、12の胸椎、5つの腰椎、その下に仙骨があり、その両サイドに2つの腸骨がある
各椎骨の間には椎間板というクッションの役割をする軟骨がある

頚椎は前湾、胸椎は後湾、腰椎は前湾して重い頭や体全体を支えている。仙骨と腸骨は仙腸関節と言われる動きの少ない関節で軟骨結合している

歪みの例をあげると、下を長く向いた状態でスマホを見ていると頚椎の湾曲がなくなり、ストレートネックになる。すると、天井を向きにくくなったり、肩こりや首痛、頭痛、めまい、眼精疲労の原因となる

胸椎の後湾がひどくなると、猫背になり、肩は巻き肩になる
すると背中の筋肉が拘縮して自律神経が不調になる
また椎骨間が狭くなったり、椎骨がズレるとそこを通る神経が圧迫されて、痛みや不調になる
内臓につながっている神経であれば、内臓不調が起きる

骨盤のゆがみというのは、仙腸関節を中心として腸骨が開きすぎたり、片側の腸骨が上部や下部にずれてしまうこと

骨盤のゆがみは、腰痛、生理痛、生理不順、便秘、膝、股関節痛などの原因となる

また人の体は筋膜という筋肉の膜でボディスーツのように頭から、つま先まで覆われている
筋膜は、すべてつながっているため、どこかが拘縮したりよじれると影響は全体に及ぶ
筋肉の膜である外筋膜は第二の骨格とも呼ばれている

筋膜が拘縮したり、よじれると痛みや不調になる
ぎっくり腰は筋膜異常が起きて炎症を起こして痛みになっている状態であるが

筋膜はレントゲンに写らないので、異常がわからない

胃の痛みやもたれで、病院で検査をしても異常が見られないときがある、そのときは胃に通じている5番の胸椎神経が圧迫されているので、その箇所を調整し改善する

病院の治療は、細菌を抗生剤で叩いたり、事故による怪我や血管、内臓の腫瘤等を治す場合を除けば、その多くは痛みや不調を薬で一時的に抑え自然治癒を待つものだと思うが、整体というのは痛みや不調の原因となっている椎骨のズレや歪み、筋膜の拘縮を改善し、自然治癒を強く促すものである

整体を受けている方がたが、病気しなくなるとよく言われるのは体が整えば、血流が良くなり、自律神経も強くなり、免疫力が正常化するからである

病院の治療で改善がみられないような、癌、アレルギー、アトピー、リウマチなども体を整えることで改善しています

病気や難治の症状でお悩みの方はご相談ください

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