お尻の奥や足に痛み痺れの神経痛が出るのは坐骨神経痛と呼ばれ、非常に多い症状です

非常に多い症状ですが、治せる病院やサロンが少ないのか、ご紹介で悩まれてこられることが多い症状でもあります
 

最初は、お尻のみの痺れですが、症状が進むにつれて、腿、膝、ふくらはぎ、かかと、つま先、足裏などにもしびれや痛みがでてきます

また、ひどくなると寝ていても痛むようになります

 

長く座っていると痛みが出たり、気温が下がると痛みが出るのも特徴です

 

原因は腰の骨の間から出て、臀部を通って足先まで伸びている太くて長い坐骨神経が腰部内や腰椎周辺もしくは臀部で圧迫され、神経の血行不良が起きることです

 

神経の圧迫は、腰の骨のズレによる筋膜圧迫や、腰の骨の間の詰まり、脊柱管の狭窄、椎間板のヘルニア、椎体のすべり症などいろんなケースがあります

 

病院に行かれるとレントゲンを撮られて、腰の骨の位置などに異常がないかを見られます

本日来られた方は、昨年12月から臀部に痛みが出て病院に行かれたら、レントゲンで腰椎4番が1,2ミリ前方にずれていて坐骨神経痛と診断され、牽引をされたが、余計痛みが増したそうでした

 

さらに電気治療を受けられて、痛み止めのタリージェを出されているが改善がされないということで、ご紹介で来られました

 

診てみると腰椎間の詰まりと、骨盤のズレ、筋膜の硬化がありました

腰椎の1,2ミリのずれはわずかでもあり、脊柱すべり症ではないでしょうとお話ししました

なので、脚部から緩めてゆき、腰椎周囲を緩めると自然に骨盤はそろいました

 

また、背中から腰に掛けて体全体の筋肉を緩めました

最後に脊柱管と脊椎間を開く技で神経への血行を改善しました

 

施術後に動いていただくと、痛みは消えていると言われました

数回受けられると正しい状態が安定し、治られると思いますとお話ししました

 

近々旅行に行かれるとのことで早く完治させたいからと言われて、来週初めに予約を入れてお帰りになられました

ご紹介された方は私のリピータさんであり、整体のお弟子さんでもある方なので、メールで結果をご報告しました

 

もしもご家族やご友人に坐骨神経痛で悩まれておられる方がいらしたら、改善させて頂きますのでご紹介されてください

坐骨神経痛の施術は、ぎっくり腰同様、特に慎重にしないと悪化することがあります

ボキボキしたり強くもんだりすると悪化しますのでご注意されてください