車を運転しているとき、いつも音楽を聞いています。

FMを聞いてる時期もあるけど、頭に情報をつめるのにつかれたときや

気分をあげたいときはお気に入りの音楽で♪


最近の定番は、Mrs. GREEN APPLE


​でも、彼らの曲を聞くと、

どうしても切り離せない「ある時期」の記憶があって


​ずっと聞けなかった、あの曲


​去年の今頃、私は彼らのアルバムを繰り返し聞いていました。


夫の入院、退院、そして自宅での介護から、早すぎる死別。


一番心細くて、必死だった時期です。


​特に**「Soranji」**は、

当時は心の支えだったはずなのに、夫を見送った後は、イントロが流れるだけで涙が止まらなくなってしまいました。


​通勤中、ハンドルを握りながら

何度大号泣したか…もはや感情はぐちゃぐちゃになって。


結局、耐えきれなくなって聞くのをやめて、

しばらくは「青と夏」のような明るい曲ばかりを選んで聞くようになりました


​葬儀で流した「ケセラセラ」


​もう一曲、どうしても聞けなくなった曲。


それは、葬儀の時に「前向きに見送りたい」と願って流した**「ケセラセラ」**でした。


自分で選んだはずなのに、終わった後はその時の光景や感情がフラッシュバックしてしまって、耳を塞ぎたくなるほどツラい曲になってしまって。


​音楽と記憶は、あまりにも強く結びつきすぎていました。


​娘が変えてくれた、曲の響き


​ところが最近、そんな私の「ツラい記憶」を、娘がひょんなことから書き換えてくれました。


きっかけは、私がダイエットのために始めた

YouTubeの「タビワダンス」。


娘が「ケセラセラ」のダンスをすっかり気に入って、毎晩、一緒に踊り始めたんです。


​歌詞もまだあやふやな娘は、一生懸命に

「けっせんが、せんが〜♪」

(本当は「ケセラセラ」笑)

と歌いながら、ニコニコで踊っています。


​その姿があまりにも可愛くて、おかしくて。


​あんなに悲しい記憶とセットになっていたはずの

「ケセラセラ」が、気づけば「娘が楽しく踊る曲」に上書きされていました。


​記憶は、少しずつ上書きできる


​不思議なもので、一番のトラウマだった「ケセラセラ」が平気になると、

あんなに泣いていた「Soranji」も、今は落ち着いて聞けるようになっている自分に気づきました。


​音楽と一緒に閉じ込めていた悲しみが、

娘の明るいパワーで少しずつ溶け出していったのかも。


​「つらいことを思い出すスイッチ」が、また一つ減りました。


これからも 気分の上がるの曲を車で流しながら、

今度は新しい、楽しい記憶をたくさん積み重ねていこうと思います。