結婚記念日を、ひとりで迎えてみて
この前、結婚式の記念日でした。
私たちは、付き合い始めた日と同じ日に結婚式をしました。
だから、その日は「付き合った日」と「結婚式の日」の両方の記念日。
夫が亡くなって、初めて迎える結婚式の記念日でした。
数ヶ月前には入籍記念日もあったのですが、今回も含めて思ったのは
「思っていたより、気持ちが重たくないな」ということ。
記念日の数日前に
「あ、もうすぐ記念日だな。もう一緒にお祝いする相手はいないんだな」
と、ふと思ったくらい。
でも当日は、特別なこともなく、いつも通り生活して終わりました。
そんなものなんだな、と思いました。
もともと私は、記念日だからといって特別なことをするタイプではありません。
どちらかというと、夫のほうがマメでした。
ちょっとしたプレゼントをくれたり、
お取り寄せグルメを頼んでくれたり。
当時は「優しいな」と思っていたけれど、
今になって思うと、そのお金ももしかしたら
あのリボ払いの負債の一部だったのかもしれない、なんて考えてしまいます。
正直、思い出したくない。
夫が亡くなった直後は、
寂しくて、悲しくて、この先どうしたらいいんだろうとばかり考えていました。
でも、リボ払いの負債額を知ったとき、
気持ちは別の意味でどん底に落ちました。
そこからは、とにかく支払いを済ませて、
相続の手続きを終わらせて。
今は一区切りついたところです。
ただ、楽しかった思い出まで、
どこかモヤッとしたものに繋がってしまうことがあります。
夫は、何を考えていたんだろう。
結婚前から使っていたクレジットカード会社から
義実家に毎月届いていた未開封のリボ払い明細を
亡くなった後に渡され、開封したとき
義母に言われました。
「なんでリボ払いなんてするの?」
それは、私も知りたい。
リボ払いって、雪だるま式に増えるって
教わらなかったのかな。
色々な契約ができる大人になる前に、
誰かがきちんと教えてくれていたら違ったのかな、と思うことがあります。
私が出会ったとき、夫はもう30歳を過ぎていて、
お金に対する考え方も出来上がっていました。
いくつも年下の私が何か言ったとしても、
きっと簡単には変わらなかったと思います。
これから先、また記念日が来るたびに
こんなことを思い出すのかな。
まだ自分でもよく分からないけれど、
今の正直な気持ちは、こんな感じです。
きっと、何かの記念日のたびに
夫からプレゼントされたものを見るたびに
思い出を思い出すたびに…モヤモヤ。