こんばんは~
きのうは暖かかったのですが
今日はまた寒くなってしまって
どんよりと曇りのお天気でした
今日は三島市の佐野美術館に
行ったお話です
佐野美術館で美人画を鑑賞
この美術館は
こじんまりとしていますが
和風物を中心に
センスのよい展示をされるので
時々チェックしています
今回は
「ときめき美人ー培広庵コレクション名品展」
ということで
培広庵のコレクションである
美人画隆盛期の作品
上村松園や菊池契月
鏑木清方、伊東深水
北野恒富、島成園
そして竹下夢二など
近現代画壇を代表する日本画家の
作品を展示する
大変魅力的な私好みの内容なのです
さて美術館に着きました
上村松園の「桜可里能図」が
お出迎えしてくれます
入り口では木谷千種の
「傘の雪」と「吉野山」
どの作品も素敵ですね
中に入っていくと
記念撮影コーナーがあるのです
早速記念撮影といきたいところですが
まずは作品鑑賞からと
展示物のある2階に上がっていきました
展示室は春夏秋冬に区切られ
季節ごとに作品が
並べられていました
日本は四季がはっきりしているので
(今は二季っぽいけど)
花めでる春
水すずむ夏
灯おもう秋
雪のぞむ冬
のテーマに沿って
季節を味わいながら
鑑賞するのが楽しかったです
それに
日本画の美人画なので当然ですが
着物姿が艶やかで美しく
長い黒髪も結い方が様々で
かぶり物とか簪とか髪飾りとか
日本人の黒髪って魅力的ですね
着物とか詳しい方だったら
さらに季節によって変化する
細かい着物の種類とか
わかったと思うのですが・・
でもまあどの作品も素敵で
特に女性は楽しめますよ~
私は上村松園の作品以外にも
池田輝方と池田蕉園の「春秋図」や
紺谷光俊「若菜摘み・きのこ狩」
鏑木清方の「初雪」
など
あまり目とかデフォルメしないで
かと言って昔風に細い目じゃなくて
着物を綺麗に着こなしている
女性の作品が好みでした~
たくさんの美人画が
展示されていて
すごく満足出来ました
そして下に降りて行き
入り口でお出迎えしてくれた
上村松園の「桜可里能図」と記念撮影
竹内夢二「投扇興」
夢二もすごく女性に人気がありますよね
池田輝方の「春秋図」(左)
奥様の画家、池田蕉園の右作品と
対になっていて
師弟関係のせいか
二作品とも顔付きや雰囲気が
似ているのですが
どちらも艶やかで美しいのです
でもお二人とも若くして
病気で亡くなってしまったのだそです
こんなに美しい日本画を描く方々なのに
残念ですね
梅の花をちょっと鑑賞
佐野美術館の隣には
松韻という食事処があって
2000坪の回遊式庭園を眺めながら
食事が出来るのですが
今回は食事はしてきたので
ランチはいいのですが
そこで昔
美味しい塩まんじゅうを
売っていた事を思い出し
ちょっと寄ってみることにしました
庭園の裏を通って行きます
春にはお花がたくさん咲いて
とても綺麗なのですが
まだ寂しい冬の風景でした
でも白梅が咲いていました
しかし残念
ランチの時間は終わったので
夕方までお店はやってなくて
塩まんじゅうは買えませんでした
そのすぐ近くの
同じお店のせせらぎ亭では
梅の花が綺麗に咲いていました
なので少し入って
梅を観賞することにしました
梅は素敵ですが
曇っていたのでバックが残念ですが
白梅
ピンクの梅
アップ
もっとアップ
昔来た時はもっとこちらのお庭も
たくさん梅?か桃の花が咲いていて・・
多分2月後半だったかな?
まだまだこれから
梅→桃→桜と楽しめると思いますよ~
寒いどんよりとした一日でしたが
美術館で素敵な美人画を鑑賞して
梅の花を眺めて
充実した時が過ごせました~
お近くの方はぜひお立ち寄り下さいね
(お終い)