さぼてんとマシュマロ その16 | MIOの愛しのドラマ

MIOの愛しのドラマ

懐かしいドラマの紹介      

     

 

 

TOMTOMの編集部では 仁がライバル社に記事を流したとされていた

 

 

濡れ衣を晴らす為に 東西キャップから最後のチャンスだと

失踪した 歌手葉山みどりを探す事に

 

葉山みどりが 横浜の中華街を派手な格好で歩いていた  

バーの女みたいだった とタレコミがあった

 

真理子に早速 電話で報告をしている仁

「派手な格好をして 歩いてたって言うだけでしょう

どうするのよ それで」

「中華街のバーを 一軒一軒探してみるよ

成功を 祈ってくれよな」と 電話を切って

 

バーを一軒一軒 探し回る 仁

仁君が一人で探し回っているのに じっとしていられない真理子

妹たちに 「もう じっとしてて 勉強できないじゃない」

「だって 仁君はひとりで探し回ってのに じっとなんてしてられない」と

また 部屋の中を うろうろ 回り続ける

 

翌日も 探し回って やっと

「外人バー クラブよこはまに ルミって言う子がいるんだけど

葉山みどりに似てるのよ」と 近くのバーの女の子が教えてくれて

 

直接 会いに行き 確かめる 仁

 

「私 葉山みどりによく似てるって言われるのよ

サインを頼まれた事もあったのよ そっくりショーにでも 出ようかしら」

よく似た人だったと ガッカリして 真理子に電話している 仁

 

翌日 昨日の電話で 落ち込んでいる様子の仁が気になり

アパートを訪ねる 真理子

「そんなに似てたの」

「ああ 化粧は派手だったけど 骨格は似てたよ」

「やっぱり もう一度 会ってみましょうよ」と 

もう一度 クラブよこはまへ 出掛けていく 二人

 

バーのママから 本当は 葉山みどりかもしれないと言われ

しかも 交通事故で再起不能と言われた 倉石隆と一緒に住んでいると

 

二人が住むアパートを見張る事に

「信じられないな あれが昨日いたルミさんと 同じ人間とは」

「本当に 葉山みどりなのかしら」

「問題は 男の方だな 男が 倉石隆だったら

これは 大スクープだよ 

東西キャップをぎゃふんと言わせる 大スクープだよ 真理ちゃん」

 

タクシーに乗り どこかへ出かけて行く ルミと名乗る 葉山みどりそっくりな女

 

療養所にいた 葉山みどりと倉石隆

 

「やっぱり 彼が原因なのかしら 失踪したの」

「そうだろうな 交通事故で再起不能になった男と 目下売り出し中の女が恋愛したら

周りは 反対するだろうからな」

 

療養所の庭で 歩く練習をしている 倉石隆

それを 懸命にサポートしている 葉山みどり

二人の姿に 仁は 

 

 

 

父親は そんな姑息な真似はしないと

 

薬を飲んでいる 父親

「どこか悪いの」と 心配する仁

「少し忙しかったから 疲れが出ているだけだ」と 父親

 

ビルから出た所で 弟の明と 継母に出くわす

「帰って来てくれたのかい」と 明

「辞表を出したのよね」と 継母

「なぜ それを」

「東西キャップから 電話を貰ったのよ よく頼んでおいたから」

裏で糸を引いていたのが 継母だったとは

 

継母から お正月の直子さんの家での事で 嫌味を言われる

「これを機会に帰ってらっしゃい 

あなたは なんと言っても 伊藤家の長男なんですからね」

「言っておきます

僕は 真理ちゃんを愛しています 

あなたや父さんが 反対しようが 邪魔しようが

真理ちゃんと 絶対結婚して見せます」と 啖呵を切る仁

 

後を追う 明

「兄さん ママを許して

ママ 兄さんと直子さんの結婚話勝手に 進めちゃってるんだよ

あんなママでも 本当のママだから

あの人も寂しいんだよ 人に愛された事も 愛した事もない」と

寂し気に言う 明

 

 

 

さぼてんとマシュマロ その17 へ 続く

 

 

※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※

 

とうとう TOMTOMを去る事になった 仁

この先 二人に どんな未来が待っているのか

 

今回から 明の存在が大きくなって来ました

 

仁を実の兄のように慕っている 明

 

お嬢様育ちの母親を 嫌うわけでもなく どうしようもないんだと

諦めている 明

 

仁の 自由奔放に生きたいと 思う気持ちを応援している

心優しい 明

 

明がいるから 仁が自由でいられる

 

明にも しあわせになって欲しいな と願わずにいられません

 

沖雅也さんと 仲雅美さん 実年齢は逆転していますが

本当に 兄 弟 に見えますよね

 

それに 二人とも かっこいい