いただきましたが、今回はその三大銘柄牛の
大元でもある但馬牛についてご紹介させて
頂きたいと思います。
まず日本を代表する和牛のルーツは
ほぼ但馬牛にあると言っても過言では
ありません！
＜まず但馬ってどこ？＞
大まかな地理的位置をお話ししますと
兵庫県北部の鳥取県にほど近い日本海側に
位置する地域のことを指します。
気候的特徴として、山深さからくる朝晩の
寒暖差や、夜露が豊富に降りることから
夏場も柔らかく栄養豊富な草が生い茂り、
それを食べて健やかな仔牛が育ちます。
＜鎌倉時代以前から存在する！？＞
鎌倉時代の末期に編纂された図鑑
「国牛十図」という牛の図鑑の中に
記載があるのです！
当時から皮膚や角、蹄・被毛の質が良い
上に締まった体をしている牛として注目
の存在だったことが伺えます。
鎌倉以前から存在する歴史ある牛だった
とは驚きですね☆
＜平安時代の貴族の牛車を引いていた！？＞
農業の機械化など及ぶべくもないその昔、
田畑を耕す役牛として活躍していた但馬牛
ですが、その他にも多方面で大活躍！
平安時代に書かれた「信貴山縁起絵巻 尼君の巻」
の中に、但馬牛に酷似した特徴の牛が描かれて
いることから、その時代から重用されていた
ことがうかがえます。
また、1583年の大阪城築城にも多大な貢献
をしたとの記録も残っていて、庶民より
優遇されていたとか！？
「お牛様」状態だったのでしょうか？
品格ある風情が彷彿とされますね♪
＜純血の血統を守り続ける誇り高き但馬牛＞
明治時代に入ってからの牛肉の需要の高まり
に際して欧米の大型外来種との育種改良が
盛んに行われ、和牛４品種が固定されたが
全ていわゆるハーフの牛ともいえるものでした。
しかし、但馬牛はその流れに反して
但馬地域以外の牛との育種交配を
一切拒んだのです。
いわゆる「閉鎖育種」を貫き、
純血但馬牛を今現在も守り抜いた
大変貴重な牛なのです♡
＜但馬牛の肉質って？＞
・まず但馬牛の脂質はオレイン酸を
多く含んでいて（オリーブオイルと同じ♪）
常温でも脂が溶けやすくなめらかな口当たり。
この
更に極めていき肉牛の最高峰へと進化させた
のが、「特産松阪牛」「神戸ビーフ」
「近江牛」の三大銘柄牛なのです。
＜全国の黒毛和牛の99.9%の母牛の先祖が
一頭の但馬牛って本当？＞
「田尻号」というたった一頭の子孫が、
全国の黒毛和牛の繁殖雌牛の99.9%を占める
ということだそうです！
つまり現在の黒毛和種はほとんど田尻号の
子孫ということになりますね。
こうやって今高品質で良質の脂をもった
高級和牛がいただけるのも但馬牛さんの
おかげかもしれませんね♪感謝。
そんな高級牛肉の但馬牛をお取り寄せ
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