切ってはいけない厚みの鉄板を、無理は承知で横着をし
切ろうとしてバキッと、ぶっ壊してしまってから、かれこれ
も~う、20年以上は経っているだろう、ハンドニブラですが
いつか直そうと思いつつ、ずうっと放置し続けていましたが
何を思ったのか?急に、ハンドニブラを直さなくてはと
まるで、神のお告げがあったかのように、ご飯も食べずに
修理に取り掛かった私です。トホホ
まずは、分解をして修理が可能なのか確かめてみました。
構造的には、修理は可能だと判断しましたが
刃先が折れていますから、そこを切り取り刃を形成すると
その分だけ四角い棒が短くなるので、さて、どうしたものか?
頭を抱え考えてみましたが、短くなった分だけ溶接をして
長くする?いやいや、それでは、切ったり削ったりする作業が
なまら大変すぎるので、ヨシ!と思い付いたのがこの方法
四角の鉄の棒を真ん中当たりから切って、穴を開けて
タップを切って、硬い材質のSUS、即ち、ステンレスの
ボルトをねじ込み、刃を付けた後に溶接してしまうと
出来ない微調整も、ねじ込む長さで刃の出具合の
調整も楽々な方法を取り入れました。
ビスの頭を切り取ることで、両側がネジのボルトに加工
角棒を両側にネジネジすれば、角棒は蘇りです。
後は、グラインダーと平ヤスリ、目立ヤスリを使って
刃を形成して、元に戻して微調整をするだけです。
ネジ山の深さは、両側の角棒に、15㎜程度と深く切って
いますので、刃を付け終わってからの調整も長くしたり
短くしたり、リーチを大きく使えますから楽で安心です。
1.0㎜のアルミ板を試し切りしてみましたが、バッチリと
切れますし、これで修理は完了です。
アルミ板の、ちょっとした加工にもあると便利な工具
ハンドニブラ、新たに買うと廉価な物でも、2、000円前後
少し性能が良いモノならば、価格はピンキーとキラーズ
もとい、ピンキリですから、直せる物なら直して使うのが
ベストのチョイス、お昼寝は長椅子ですよね。
別に、直ぐに使う用件はありませんが、直しておけば
使いたい時にサッと使えるようになり、夜、ニブラの夢に
魘されることもなく、安心してぐっすり眠れますよね。
さてさて、お腹がペッコペコですからご飯にします。
おわり