単1電池を4本も使う、豆電球式の懐中電灯
一昔ですが、明るさはハイグレード系で防水性能もある
仕事などに使っていた人も多い、定番のスタンダードな
懐中電灯でしたが、今や、白熱ランプは点灯時間も短くて
電池等の接触不良で突然にチカチカしたり、消えてしまったり
ポンポンと叩いて点灯させたりする事もあるし、電池交換も
頻繁にしなくてはならないので非経済的であり
白熱豆電球は、もう、時代遅れの化石も同様ですから
本体を燃やさないゴミに出すのも勿体ないし、資源の再利用を
目指す為にも、LED化+ニッケル水素電池使用の充電式に
知恵と力と熱を駆使して、魔改造してしまいました。
うん、うん、うん、それ持っていた~って方も多いでしょうね。
充電不可能となった、充電ドリルの替えバッテリーを
以前にバラして、まだ使える電池だけを選んで直列10個
12Vの充電式バッテリーを作っていましたが
あまり使わないので、懐中電灯に組み込むことにしました。
既存の防水性能を維持させるために、充電の時は取り出す
方式にして、白熱豆電球をLEDに替えてしまいます。
手持ちの、12VLEDユニットをリフレクターを加工して
組み込みますが、結構、気を遣う作業なので慎重に
寸法を出して、キコキコキコと切ったり削ったりしました。
豆電球の入っていた穴を、リフレクターにゴミなどが
入らないようにと、電源ケーブル挿入のために
試験管などに使うゴム栓でギュッと塞ぎます。
ゴム栓に5mmのドリル先で穴を開けて電源ケーブルを
2本通しますが、押したぐらいでは線は通りませんので
単線の細い銅線をまずは穴に通して、次に移ります。
はんだ上げをして引っ張ると、ケーブルが簡単に通ります。
穴が大きすぎても小さすぎても、良くないのできつめの
5mmの穴がケーブルにフィットして丁度良い寸法でした。
ハンダ上げの作業がし易いように、眺めにケーブルを出して
ハンダ上げが終わったら、引っ張ってケーブルを短くします。
こんな感じでリフレクターの方は完成しました。
LEDユニットにアルミ板を取り付けて固定&放熱です。
既存のスイッチにケーブルをハンダ上げをしてスイッチ回路を
形成させて、リフレクターに接続したならば点灯試験です。
ゲゲゲッ!明るい、明るすぎる!って感じで光がでました。
後は、レンズ部分をカシッと填め込んで、グルグルと
回して本体と合体させれば出来上がりです。
そう、そんな大きな電池はどうやって納めたの?
なんて不思議に感じている方々も多いと思いますが
なんもだ、バーナーで適度に炙って、本体がヤッコクなったら
電池をグイグイと押し込めば、ビタッとフィットして収まります。
だから、ガタつきもなく、スッキリと収まってしまう訳です。
炙りすぎたら燃えますし、柔くし過ぎたら破れますし
その辺は、手加減というのか、少し経験値が必要かも?
もうもう、発光部を直視できないぐらい明るいです。
いわゆる、スポットライト並の明るさがあります。
後日、照度測定もしたいと思います。
おわり