コマがないわ!コマったわ!どうしよ~う~と
考えた末に、使用頻度が少ないのだから自作をしようと
血気盛んに製作に取り組んだ結果、見事に出来上がりました。
全ての材料は端材+折れたドリルの先などです。
ドリルの先を折るなんて、腕が未熟だの~う!とか
言われそうですが、ドリルの先が折れるのには、色々と訳が
あったりしますが、例えば、堅さが違う金属が二重に
なっている物に穴を開ける時に、1枚目はすんなりと穴が開き
そのまま高速回転させたドリルの刃が、二枚目に差し掛かり
ガッンし噛むと、根本付近からポッキリ逝ったりしますよね。
そんなこんなで、丁度良い寸法の折れた根本部分の
硬い丸棒がとても役に立った今回の製作でした。
土台となる太い丸棒は、規定の太さよりも0.6㎜細い
使わなくなった、自動車ホイルナット用の鋼鉄製のレンチの柄を
数センチ切り出せば使えそうなので、材料のチョイスは
割合とすんなりと行きましたが、なんせ旋盤を持っていないので
全てはグラインダーなどでの手削り、手切りなので大変でした。
0.6㎜細い土台の丸棒に、厚み0.3㎜のステンレスの
板をくるりと巻いて規定の太さに納めて、しっかりと固定が
されることを確認して、ああやったり、こうやったりして
穴を開けるドリルの折れた先もしっかりと固定して・・・・・
こんな感じに仕上げて、動作試験をしたところ太い
土台が0.3㎜長いことで、戻らない不具合も出しながら
修正に修正を重ねて、無事に穴が開けられるようになり
使う方向用途で刃の長さが違うので、どうせだからと2種類を
作り上げて完成させました。
似たようなコマをネットで調べると、本体のみ18000円
送料別途、北海道・沖縄は更に別途と書かれていますので
送料だけでも3000円とかするんでしょうね。トホホ
しかも、使っている工具に合う、この太さの穴のコマが
メーカーオプションで出されていないので、特注品扱となり
単価は1.5倍とかになるのは間違いないことでしょうね。
そんなもんが18000円だなんて、驚く人も多いと思いますが
コレ系のコマは、ほんと高価なんです。トホホ
年間100個ぐらいの穴を開けるのに、18000円も出していたら
1穴180円を別途で貰わないと合いませんよね。
そんなもん、ドリルであければ良いっしょ!と、言う方もいるとは
思いますが、ZAM材は硬くて、ドリル先1本、一発で穴開けは
ほぼ無理で、直ぐに先がダメになりますから、下穴をあけてから
本穴を開けないと効率的に仕事が進みませんので大変なんです。
1っの穴を開けるのに2工程になるタイムロスは大きいです
熊も、もとい、シカもドリルだとバリ取りがコレまた大変な作業で
1穴180円どころの手間ではないし、無駄な時間と成ります。
暇な爺ちゃんでも連れて来て、ボランティアで開けて貰うとか
そんな手もあるでしょうが、そんな爺さんでも労災保険の
対象となる労働者ですから、何かあったらもっと高いものに
付きますから、安易に未熟な労働者を使うのは危険すぎます。
コストダウンのつもりが、反対にコストアップに繋がれば
何の意味もなくなりますし、何かと面倒臭いですよね。
保護メガネを装着してやりなさいよと指示を出していても
爺さんは、こんなもの保護メガネなんていらないと
言い付けを守らずに勝手に作業、そして、切り粉が目に入った
失明しましたなんてことにでもなったら、それこそお役人様から
大目玉を喰らいますし、色んな手続きで仕事にも成らなくなり
仕事もストップして、大散財にも繋がる危険もありますよね。
昨年だったか、他業者が、カケヤで杭を打っている時に
杭の上に手を出して手のひらを骨折した爺さんが
普通に居ましたから、ほんと老人は何をしでかすか
わかりませんから、労働に使うのは恐いと思います。
老人は、60歳から年金を満額貰えて生活が出来るように
日本国政府は、年金を元に戻すべきでありますね。
60歳で満額が貰えると政府に言われて年金を払い続け
いやいや、65歳からでないと満額は出しませんよって
国家、公務員、国会議員達の詐欺行為の何ものでも
ありませんよね。
必ず儲かりますと言って、人を騙す詐欺・詐欺師と一緒です。
リスクが少ないコストダウン、コストを下げれば利益が増える
増えた利益で物を買う、物を買えば経済が更に回る訳で
下げたコストを受注の値下げ競争に利用してはいけません
そんな事をするから、低賃金で過酷な労働を強いられる
労働者が増えてしまい、経済は回らず社会保障費が余計に
税金から出され、国会議員報酬は値上げされ、公務員達には
封筒が縦に立つボーナスが支払われ、なんたるこっちゃ
パンナコッタちゃんも怒るでしかし!ですよね。
高価な油圧工具をフルに利用して、投資額の元を取らないと
いけませんし、宝の持ち腐れにしていては勿体ないですよね。
おわり