古いやかんでスポーツ飲料
13人が食中毒
内部に蓄積の銅溶け出す
配信
大分県は8日、臼杵市の福祉施設でステンレス製のやかんに
入ったスポーツドリンクを飲んだ70~90代の男女13人が、
嘔吐(おうと)、吐き気などの症状を訴える
食中毒になったと発表した。
水道水に含まれる微量の銅成分が古いやかんの内部に蓄積し、
酸性の飲料で溶け出したことが原因とみられ、
極めて珍しいケースという。
県食品・生活衛生課によると、福祉施設はステンレス製の
やかんで湯冷ましをつくり、スポーツドリンクの粉末を入れた。
そのスポーツドリンクをデイサービスの利用者が
6日午前10時20分ごろ、一人あたり150㏄を飲んだところ、
嘔吐などの異状を訴えた。
大分中部保健所に届け出があり、同課が検査したところ、
スポーツドリンク1リットル中200ミリグラムの銅が検出された。
通常、銅10ミリグラム程度を摂取すれば、中毒症状が表れるが、
1人当たり30ミリグラムの銅が入った
スポーツドリンクを飲んだとみられる。
同課によると、やかんは約10年前から使用しており、
内部に黒く変色した部分があった。
水道水に含まれた銅が内部に蓄積し、
酸性のスポーツドリンクを入れたことで溶けたとみている。
【津島史人】
まさか!水分補給の為に飲んだスポーツドリンクで
青天のへきれき、不測にも食中毒になられた方々に
心よりお見舞いを申し上げます。
職員の方々も、まさか!と、驚いたことでしょうね。
それにしても、珍しい事故もあるのですねって
どんなけーーー!古いヤカンだったのか~と
その実物の中を、じっくりと繁々と中を見たり、指先で
触ったりして、どんな感じなのか探りたくなりますよねぇ。
金属と酸性・アルカリ性の液体が触れると化学反応が
起こりますから、気を付けなくてはいけない事案ですよね。
熱伝導率が高い、銅の鍋などで煮物を作る時にも
知っておかなくてはならない、お化け、もとい、化け学
イオンの移動に因る、化学変化が起こる条件が揃えば
同じような事故が起きますし、中世の液体以外は金属製の
ヤカンや容器には、長時間入れて保管するのは御法度
容器の材質には十分に注意が必要ですね。
強酸性、強アルカリ性の掃除用洗剤などを、金属製の
コーヒーなどの空き缶に入れ、電車内で破裂して多くの
人達が液体がかかり火傷をした事故などもありましたね。
それにしても、どんなけーーー!銅が多い水道水なのか?
近くに銅山とかがあるのでしょうかね?
SUSのヤカンの内部を、綺麗に洗浄をしていなかったのが
そもそもの要因ではありますが、こんな事故も起こるのが
化学の力、化学の不思議でもありますよね。
スポーツ飲料は、樹脂製の容器とか、ペットボトルに
入れるのが安全ですが、洗浄はどちらもしっかりとですね。
銅の錆びである、緑青(ろくしょう)は、猛毒であると習った
記憶がありますが、近年では、強い毒性はないと
科学的に解明・判明されているようですね。
身体に良いものでも、摂取し過ぎると毒になるものも多いので
口に入れるものは、自分でも勉強しないと駄目ですよね。
レバサシとか食べたいけれども、これも危険ですよね。
加工場・出所がわからないシビエ肉とかも危険ですし
エキノに罹れば、ほぼ死亡、しかも、10年後とか20年後とか
忘れた頃に死亡ですから、悔やんでも悔やみきれませんよね。
劇症肝炎、吐血したり苦しみ死ぬ病、非常に怖いです。
おわり