三反園知事、女性添乗員を怒鳴る
ブラジル訪問中の懇談会 「あるまじき行為」県議らは非難
鹿児島県の三反園訓(みたぞのさとし)知事が今月、訪問先のブラジルで開かれた
県人会の夕食懇談会場で、同県訪問団の世話役を務める旅行会社の女性社員を名指しして
怒鳴りつけていたことが30日、西日本新聞の取材で分かった。
大学関係者ら十数人とサンパウロを訪問。女性は添乗員として同行していた。
複数の関係者によると、22日の県人会幹部主催の懇談会で、県議長が締めくくりの
複数の関係者によると、22日の県人会幹部主催の懇談会で、県議長が締めくくりの
あいさつをしている最中、席を外していて戻った知事が突然、女性を呼び捨てにして
「誰が会を閉じていいといった」などと大きな声で叱責(しっせき)。
議長のあいさつが止まり、女性はうつむいていたという。
出席者によると、知事は会場でワインなどを飲んでいた。
知事は翌日、議長に「お騒がせした」と頭を下げたが、女性への謝罪はないという。
県議の一人は「県政トップの言動とは思えない」と話した。
知事は翌日、議長に「お騒がせした」と頭を下げたが、女性への謝罪はないという。
県議の一人は「県政トップの言動とは思えない」と話した。
西日本新聞は30日、この件で取材を求めたが知事は応じなかった。
=2018/07/31付 西日本新聞朝刊=
=2018/07/31付 西日本新聞朝刊=
西日本新聞社