2ヶ月ほど前から、ある日突然に、石油式給湯ボイラーの自動湯張り
風呂沸かし機能が故障してしまい、湯張りも追い炊きも出来なっていて
普通ならばエラー表示が出て、サービスを呼べとか、アレをしろとか
手を打てるのですが、リモコンモニターにはエラー表示が出ないのです。
エラー表示が出ないので、普通に台所や風呂ではお湯が使えちゃうので
それはそれで良いのですが、浴槽のお湯の追い炊きが出来ないので
一番最後に風呂に入ることが多い私ですから、入るとお湯は既にぬるくて
お湯を足したら勿体ない!と、ドヤシ付けられるので、仕方なく・・・・・・トホホホ
そんな時に、釧路の釣り師のブロガーさんの記事を見に行ったら
ボイラーが故障して業者に修理をして貰ったという記事を見て、良いなぁ~
良いなぁ~と、急に、私も直してみようか的な、DIY心がうずき、やりたい
気分になってしまい、善は急げ、修繕も急げと言う事で、ボイラーのお湯の
循環系統を修理と言うのか、故障個所を探ると言うのかの旅に出ました。
その様子を写真撮影して、動画にしましたのでまずは眺めてください。トホホ

自動湯張り・追い炊き機能ですから、バーナーなどの火気が関わる
危険個所ではないので、DIYでの作業が可能と判断をしましたが
バーナーや排気、送油系統、保安装置などの、燃料や火気や命に関わる
不良や故障であるならば、安全のために、絶対に業者の専門家に全てを
お任せすべきでありますので、判断は的確にした方が良いですよね。
まずは、本体の全面カバーを外して、中を覗いてみました。
すると、どう見ても循環ポンプを取り外すには、側面のカバーも外さなくては
ポンプが取り出せないので、側面カバーも外しました。
ボイラーの中に手を入れる前に、電源プラグを抜き、水道の給水栓を止めて
いよいよ、バラシに入りますが、ボイラー本体内部の作業スペースが狭くて
どこから外せば良いのか、作戦を練りつつ、ドライバーで手際よく
一つ一つ、部品を取り外して行き、シックハック、ハッチポッチしながら
循環ポンプの取り出しに成功しましたので、ポンプ部分をバラシて
羽根の汚れやガタをチェック、動作に影響が出そうな感じはありませんでした。
続いてモーターの軸の回転のチェック、手で回して重くないかを調べて
モーターコイルの導通・抵抗を測定、異常がなさそうなので、モーターのリードに
直接100Vを投入、ビューーーンと勢いよく回り、回転もスムーズで故障なし!
循環ポンプは、総合判断として故障なし、OK!続いて水圧センサーらしき
ホワイトボックスを開いて、中を見た途端!ジェジェジェ!ICチップに
繊細なセンサーが取り付けられていて、こりゃダメだ、触れないや~
あちゃ~と声を出しながら、液体の圧力を計る為の筒に、汚れがないかを
取り外してチェック、あるある、あるけれど、これが原因なのかはわからず
電子機器の信号がどう出るのか、全く見当も付かないので、マイコンの動作に
お任せなので、物理的な汚れを清掃し、ホワイトボックスを復帰させました。
後は、バラした手順の逆作業行程で、組み立てている途中、えぇぇぇ~っ
この部品ははどっち向きに固定だっけ~と、わからなくなったので、前もて
写真撮影していたので、その画像を見て、なんだこうか!と転ばぬ先の杖を
持ってて本当に良かったと思った訳でありました。トホホ
一難去って又一難、ありゃ?ネジが一本足りない、なんで?と思ったら
どこに使っていたネジか忘れないように物に付けてありました。
いわゆる、メガネを取らず上にずらし、頭に乗せている挟んでいるような
そんな、メガネ、メガネ、メガネはどこ?みたいなボケでした。トホホホ
電磁弁1、電磁バルブ×2も点検、コイル導通も計りましたが問題は
なさそうなので、全てを組み終わってから、給水栓を開き、水漏れなどは
ないかを入念にチェックして、電源プラグをコンセントに差し込み
いよいよ、リモコンの運転スイッチをポン♪台所の混合栓を開いて
お湯を出してみる、ゴォォォォ点火OK、お湯の温度も出る量もOK!
そして、いよいよ、風呂の自動湯バリのスイッチをON、ON、ON
ツーーーと無音、えっ!何も変わらない、何も反応なし、エラー表示もなし
結果的に、直らなかった訳でありますが、こうなると、もうお手上げです。
腕の良いメーカーのサービスマンに見て貰うしかない訳であります。
おそらくは、電子基板が壊れているか、センサーが壊れているか
サービスマニュアルでチェックして貰わないと、故障ヶ所はわからないのです。
マイコン制御は、これだから嫌だぁ、嫌だって言っても、これだけは仕方ない
使用から18年、メーカーも製造中止、廃盤の機器ですから、基盤があるか
部品があるかは微妙ですが、まあ、今度、メーカーに聞いてみようと思います。
給湯は出来ますから、我慢して使って、完全にオシャカになるまで我慢するか
基盤かセンサー取替が可能なら、数万円程度で直すか迷うところです。トホホ
勤労に奉仕しながら、DIYで有意義な時間を過ごさせて頂きました。トホホ
おわり