昨日、電圧調整ユニットを3台完成させましたが、その主電源となる入力
電源装置を、どこのご家庭にでもあるだろう、電源は入るのだけれども
立ち上がらなくなった、NECで言えば、いわゆる、PC98シリーズとかの
壊れたり、新しいOSで動かせない、スペックが低いパソコンの
電源ユニットを使おうと考えていましたが、どうやら求めている電圧よりも
全ての出力電圧が合致せず、最大電圧の出力でも、2V足りないので
あちゃ~と声を出し、使えないことが判明しましたが、しかし、乗りかかった
船ですから、古いPCから取り出して、3.3V、5V、12Vのマルチ電源を
あると便利そうなので、先に作ろうと思い取り出して加工をしてみました。

おもむろに、既に、部品取り用に
なっている、PC9821-V7を
引きずり出して、電源ユニットを
取り外し、内部の清掃を兼ねて
基盤をジロジロと眺めながら
COM線、いわゆる、共通線などを
詳しく調査しつつ、フムフムと頷き
改造計画を組み立てました。

何と言っても、コネクターハーネスに
割り振られた線の色と電圧を間違えて
しまったら元も子もありませんから
しっかりとマーキングして、蓋を閉めて
拡張用の端子台を取り付けました。
後は、ハーネスを切り端子上げをして
端子台にサササッと接続をすれば
出来上がりでありますが・・・・・・・

まずは、パソコンに付いていた
ON/OFFスイッチをどのように
固定するかを考え、どこの家庭にでも
普通にあるだろう、丁度良いステーを
本体に取り付けてビスをモミモミして
しっかりと固定させ、カチッ、カチッ
動作に問題がないか確認、入りも
切りも、動作はスムーズでOKでした。
激しく感電してしまう恐れもある、交流100V、いわゆる、強電の充電部分が
人が容易に触れる恐れはないか、充電部分が露出していないかを確認
電源ユニットのケースは、感電防止の樹脂製の二重絶縁ではありませんから
電気を良く通す金属製なので、内部でケースに電気が流れた場合に
ケースに触れると感電しますし、漏電をすれば漏電ブレーカーが動作して
停電になったり、場合に因っては火災の原因にもなり、アースの接続は
大切な必須事項ですが、意外にアースの接続の重要性は、軽視されている
ことが多く、電化製品にアース端子がある場合は、必ずアースを取るように
心がけ、近くにアース付きのコンセントがない場合には、地面にアース棒を
打ち込み、D種接地をクリアーする抵抗値にして、機器類に接続してくれると
私は嬉しくなりますが、電子レンジ用とか洗濯機のコンセントの殆どは
アース付きでしょうから、そこから単線ならば、1.6㎜以上の絶縁電線
より線であれば2sq以上のアース線を、ズルズルと引っ張ってきて機器に
接続するとか、アースの接続は本当に大切なので、そんな事をするのは
面倒くさいから、アースやるわ!なんて、駄洒落を言っちゃいけません。トホホ
濡れ手に粟は嬉しい現象ですが、濡れ手に電気は、本当に危険ですので
電気を扱う時には、普段から十分に注意してくだしゃいね。トホホホ
あっ、アースに気を取られ話が、脱線転覆してしまいましたが
端子上げは、この次の楽しみとして取って置くことにしました。トホホホ
そして、切り離したコネクターにも端子を上げて置けば、内蔵型のHDDとか
CD-RWの電源とかにも使えますし、付属パーツとして生かします。
スイッチング・アダプターのオスの差込も接続が出来るようにしたり
正に、何でも使えるマルチ電源に仕上げるのが楽しみになります。
おわり