複数のウインドウを開いている時に、裏のリンクに反応して
誤動作を起こす、テラ・イライラする、不具合が発生していたMyPCですが
その不具合、なまら不思議な怪現象を調べたところ、疑っていたOSや
ソフトの問題ではない事が判明、ハード的な問題であることを突き止めました。
いえいえ、グラフィックボードとか、マザーボードとか、そのような難しい
ハード系の障害や故障ではなく、至ってアナログな、マウスの中に入っている
マイクロスイッチの接点の接触障害だった訳であります。
接点自体がマモウしていた訳ではなく、マイクロスイッチ等が取り付け
られている基盤を押さえている、マウスの本体の下側の底の部分が
クリックする上からの力で押されながら、微妙に動き続けた結果
ほんの僅かですが変形と言うのか削られていて、その微妙な隙間が
マイクロスイッチの接触を不安定にしていたと言う、正に、目で見ても
わからないマイクロ的な原因で、接点の接触不良からマイクロ秒の信号が
複数回、光の早さでOSに対して送られ、その信号によりソフトに悪影響を
していたと言う、何とも想像もしなかった、奇怪な原因での誤動作でした。
まさか!マウスが原因だったなんて、全く思いもしなかった訳ですが
アナログ人間の私ですから、もしやと思い、ドライバーでマウスをバラして
みた結果、マウスの中に綿ゴミがあって、フゥフゥ~して掃除しながら
くりくりローラーのバネが落ちて、あれ?これ、どこに付いていたのかと
考えながら無事に復旧させて、この基盤を押さえているプラスチックの
突起が潰れているような、磨り減っているような、なんかそんな感じだなぁ~と
ふと目が行き、マイクロスイッチの押しが甘くなっているのでは?と・・・・・
その突起部分に0.2㎜の、どこの家庭でもある、ビニル絶縁テープを
カッターで2ミリ角に小さく切り、突起部分に合わせてペタッと張り付けて
マイクロスイッチが取り付けられている、基盤の高さを元に戻るように上げ
僅か0.2㎜の高さ調整をした結果、オゥマイゴッ!貫きがなくなり直ったわ!
毎日毎日ハードに使われている、私の右手のようなマウスですから
長期間の使用に内部的な消耗が生じて、あのような怪現象が起こっていた
なんとも原因がわかれば、単純な原因ではありますが、原因がマウスだと
気が付かなければ、完全に原因究明に時間だけが過ぎて行く、これでもない
あれでもないとイライラして、あっちを弄り、こっちを弄り、ハード系でなければ
Windowsの方か?と、コントロールパネルを開いて、いじくり回して最後には
グッチャグチャになって、もうだめだ~とスプーン、もとい、シャジを投げたかも?
そして、最終的には、またゲイツの仕業か!なんて八つ当たりをしたでしょうね。
僅か0.1~0.2㎜の隙間が出来たことで、不具合が出るなんてPCは
本当にデリケートな精密機械だと、改めて痛感した私でありました。
従いまして修理費用は、ビニル絶縁テープ2㎜角を6ヶ所に張り付けただけで
材料の原価は、ほぼゼロに近く、修理に費やした時間は約30分
安倍晋三商店の時給に換算すると、1時間1000円ですから、500円ですね。
マウスが原因だとわからなければ、マウスを買い換えるのは先にしませんし
仮に、原因がマウスだとわかり、買い換えようと、ワゴンセールで売られている
その中から、ボールマウスを探すのも、これまた至難の業でありましょうし
あの光学式マウスは、どうも動きと反応が生理的に受け入れられないので
嫌いですし、何が何でも、どうしても、ボールマウス+クリクリローラー付
でないと、私の気持ちが収まらないので、そうなっても修理が完了するまで
時間が掛かりますから、何はともあれ、アナログ人間だからこその機転が
修理時間を短縮し、無事に不具合も解消され、めでたしめでたしとなりました。
たかがマウス、されどマウス、PCには重要な機器でありますね。トホホホ
無事に直ったので、愛情も湧いてきたので、私のマウスに名前を付けます。
命名 ジェリー、ジェリーと呼ぶことにしました。
おわり