今回の大寒で九州地方では、記録的な寒波に襲われて、水道の凍結などで
広域で水道の断水が起こっていて、現在もまだ、数十万戸で断水の被害が
続いているとの事で、被災された方々に、心からお見舞いを申し上げます。
北海道のように水道の凍結が起こるのが当たり前の土地柄ではなく
暖かい地方であるので、水道などの保温対策が、万全ではない土地柄が
大きな被害をもたらしている訳ですが、給水車から飲料水を貰いに行くのも
相当にご苦労が多い事だと思いますが、自然災害ですから、いずれは復旧し
元の生活に早期に戻れますので、水道の復旧までのいま暫くの辛抱
毎日、大変でしょうが我慢して頑張って生活をして下さいませ。
これが原子力発電所の大きな事故で、放射能が外部に飛散した場合を
考えると、水源は全て放射能に汚染され、飲料水の確保すらも長期間
出来なくなってしまう訳ですから、今回の寒波での断水でご苦労されている
その状態が数ヶ月、中には年単位になる地域も出る危険性がありますね。
もしも、原子力発電所の事故が起きたならば、避難した場所でも水道が使えず
今回と同じような苦労を長時間しながら、避難生活をしなくてはならないのだと
原子力発電所を再稼働している訳ですから、県民の多くはその覚悟を
していた方が良いかも知れませんね。
被害に遭わないとわからない人知れずの苦労があってこそ、初めてわかる
原子力発電所の恐怖、今回のような自然災害ならば復旧も早いですから
平常の生活に早期に戻れて良かったと、思わなくてはいけないかもですね。
原発事故が起これば、水道の断水だけではなく、広範囲で停電も起こる
そんな可能性も非常に高いですし、ダブルパンチで耐えられるかと考えたら
やはり、原子力発電所は廃炉にするのが一番良いと思います。
おわり