極寒の湖上、吹き荒ぶ吹雪、足跡を消し去るブリザード
重たい道具を雪車に乗せ、徒歩で釣れるポイントまで向かう姿は
正に、タロウ~、ジロ~と叫びたくなる、あの映画の一場面を思い起こす
一面、真っ白な雪の世界、たかがワカサギ、されどワカサギ
ワカサギ釣りの穴釣りに、人生と命を懸けている釣り師も多く
腕自慢の釣り師も多い事だろうと思いますので、真の日本一の
ワカサギ師を決定する、全日本ワカサギ穴釣り選手権を開催する事が
出来ないかと、ふと、思い付いたので記事にしてみました。
そうなると、厳しいレギュレーションを決めなくてはいけませんね。
竿は、一人1本、仕掛けに付いている針の数は10本まで
リール、道糸、ハリス、針、餌の選択は自由、電動でも手巻きでもOK
撒き餌、撒きエキス、湖面に如何なる物も注入・投下してはならない。
但し、競技委員会で公式登録れた、集魚灯の使用だけは認められる。
穴あけは、決められたフィールド内に一人1穴を開けられる事にして
一度、穴をあけたならば、その穴から1時間は移動禁止、放棄した穴は
再使用は禁止、例え、穴をあけた人であっても、一度放棄した穴の使用は
どんな理由があろうとも禁止、勿論、魚探の使用は全面的に使用は禁止
テントの設営はOKだが、収容人数や大きさは細則で規定される。
釣ったワカサギを、その場で唐揚げにしたり、天ぷらにして食べても
良しとするが、食べてしまったワカサギは、カウントはされない。
ワカサギ以外の魚種、例えば、ウグイ、マス類、ザリガニは、併設された
外道部門、日本一選手権にエントリーしている選手のみ、章典を与えられる
対象魚としてカウントされるので、ダブルエントリーをしていると
お得にしておくことで、なんだ~ウグイかぁ~との声が聞こえなくなるかもと
どうしても、魚釣りのアイドル的存在、ウグイを強く激しく養護したくなる
そんな私の心もついつい規則の中にでも出てしまいます。トホホホホッ
制限時間は、日の出の時刻からにするか、それとも早朝が苦手な私ですから
午前8時00分開会式、偉い人の挨拶があったり、協議スタッフからの
競技規則の説明や注意事項のミーティングその他を行い、実釣スタートは
午前9時、ラッパの合図で一斉に、ルマン式でスタート、スノーシューで走る
選手もいれば、歩くスキーでノルデック・距離スキー選手のような釣り選手も
いたり、勿論、移動には原動機付の乗り物、スノーモービル等は使用禁止
風を利用するウインドサーフィンみたいなものも禁止、スケート靴は
スピード、フィギャー、ホッケー、ゲロリ、ミニスキーもOKとしましょう。
なんて感じで、冬場の温泉地に活気が出れば、面白そうですね。
選手権ですから、第1戦~第8戦程度を開催して、エントリーする選手が
出場しやすいように、参加した大会の中で、成績の良い5戦を有効とした
ポイント制で選手達が、しのぎを削れるようにする事も重要ですね。
勿論、日本一を決める選手権なので、前日から宿入りが出来るように
エントリ費には、旅館・ホテルの宿泊料込みとして、参加人数に因っては
ホテルや旅館を選べるのは、早い者勝ちにするとか、参加前からバトルを
設定するのも、それなりに格式のある選手権風で良いかも知れませんね。
釣り具メーカーのバックアップ選手や、前年度優勝のシード選手とかも
もしかすると、初参加の、小学生に負けてしまう可能性も大にある
回遊魚を対象にした、穴をあけてみないと分からないギャンブル性も高い
釣りではありますが、そこは釣り師の腕でカバー、釣り具メーカーも
激しいバックアップ体制で望んでくることも考えられますね。
なんて感じで、くだらないことを考えてしまう私でした。
おわり