バナー広告でPC感染、不正サイト誘導 動画再生ソフトの欠陥悪用
産経新聞 7月22日(水)7時55分配信
今回、東京都職員のPCがウイルス感染する原因となったバナー広告は、
広告配信業者が、契約を結んでいる各サイトに、広告を自動配信して表示させる
「ネットワーク広告」だったとみられている。
では、どうやってウイルスに感染するのか。
情報セキュリティー会社トレンドマイクロ(東京)によると、一般的に攻撃者側は
では、どうやってウイルスに感染するのか。
情報セキュリティー会社トレンドマイクロ(東京)によると、一般的に攻撃者側は
広告配信業者のシステムに侵入するなどして、特定の広告のプログラムを改竄。
それを知らずに業者が改竄された不正広告を配信した結果、サイトに広告が表示されただけで、
攻撃者が用意した不正サイトに自動転送され、ウイルス感染する可能性があるという。
このほか、攻撃者側が本物の広告主となり、自動的に不正サイトに転送される
プログラムを組み込んだ広告を出稿したケースも確認されている。
プログラムの欠陥を狙われた「アドビフラッシュプレーヤー」は、
プログラムの欠陥を狙われた「アドビフラッシュプレーヤー」は、
無料でダウンロードできる動画再生ソフト。
全PCの約7割に入っているとされ、動画を利用したバナー広告で一般的に使用されているが、
今月初旬から立て続けに欠陥が見つかっていた。
今回は転送先の不正サイトで、同ソフトの欠陥を突く形でウイルス感染が進んだとみられている。
欠陥を補う修正プログラムは次々と配布されていたが、都職員が修正プログラムを
欠陥を補う修正プログラムは次々と配布されていたが、都職員が修正プログラムを
インストールする前に不正広告が表示された可能性がある。
トレンドマイクロは「修正プログラムが配布された際には、パソコンにメッセージが
トレンドマイクロは「修正プログラムが配布された際には、パソコンにメッセージが
出てくるので速やかにインストールしてほしい。また、不正サイトへの
転送をブロックする機能が入っているセキュリティーソフトも多いので、
機能を確認してほしい」などと注意を呼びかけている。
最終更新:7月22日(水)7時55分
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いつも口を酸っぱくして言っているが、PCを非常に不安定にする動画広告は
Yahooをはじめ、利用者が多いトップページへの表示はやめるべきなのだろう。
アトビと書いてエラーと読む、または、脆弱性と読むみたいな
インスコしようとしたら、エラーは出るし、もうもうイライラしちゃうよねぇ~♪
動画広告はインパクトがあるから、採用しているのだろうが
勝手に再生させて、PCをハングさせたり、動作を鈍くさせたり、逆効果である。
ハイスペックマシーンを使っている人達には、さほど影響はないのだろうが
私のように、ローーーーースペックな人間には、動画の広告表示は
単なる、ストレスにしかならないのである。
おわり