心臓マッサージだけで回復裏付け 人工呼吸なくてもOK
京都新聞 6月12日(金)0時16分配信
人工呼吸をせず、心臓マッサージ(胸骨圧迫)だけを行う心肺蘇生法の普及が、
心停止した人の社会復帰数の増加に大きく貢献しているという調査結果を、
京都大環境安全保健機構の石見拓教授や川村孝教授のグループが11日に発表した。
日本は胸骨圧迫だけの蘇生法を学会レベルで唯一推奨している国で、その正しさを裏付けたという。
心肺蘇生の在り方をめぐっては、人工呼吸と胸骨圧迫を併用した方法が長年標準とされてきた。
一方、胸骨圧迫だけでも救命率は変わらないとする研究報告があり、日本では近年、
市民による心肺蘇生の実施率の向上を目指し、人工呼吸を省く方法が多く取り入れられている。
グループは、2005年から12年までに国内で心停止によって救急搬送された患者
約81万6千人について、市民による蘇生の有無や種別、社会復帰の状況などを調べた。
胸骨圧迫だけの蘇生を受けた人の割合は05年の17・4%から12年には39・3%に増加。
胸骨圧迫だけで社会復帰できた人も、人口1千万人当たりの換算で
05年の0・6人から28・3人に増えていた。
石見教授は「胸骨圧迫だけの蘇生は、人工呼吸を伴う場合に比べて簡単。
多くの人を対象にした講習が実施しやすく、蘇生の普及に有効だ」と説明。
その上で「人工呼吸は子どもの心停止に有効とのデータもあり、学校の先生らには
オプションの講習として実施するのが望ましい」と話している。
最終更新:6月12日(金)8時29分
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帯広市消防本部の救急救命士の指導の元、救急救命の講習を受けた時に
緊急を要する時には、心臓マッサージだけを一生懸命にやれば
肺にも空気が少しは送られるので、人工呼吸をしなくても大丈夫ですと
説明を受けて、なるほどと思い、その説明が正しかったので安心しました。
勿論、人工呼吸も大切な救命方法なのでしょうが、嘔吐ぶつなどが
口に付いていたら、マウストゥーマウスは、どんなに美人な人であっても
まず無理ですし、おそらく、もらいゲボをしてしまうと思います。トホホホ
もしもし亀よ、亀さんよ♪の、あの聞き慣れた歌のリズムで
心臓マッサージをすると良いと教わりました、皆さんも機会があれば
救急救命の講習を受けた方が良いと思いますし、AEDの操作は簡単なので
是非とも、講習を受けて使えるようにしていたら良いと思います。
一刻を争う患者さんが、女性の場合、胸元のボタンを外してブラジャーも
外すのが望ましいと言われてても、それも、無理、無理、無理だってばさ~♪
気道確保だけでは駄目なんでしょうか?なんて聞きたくなりますが
嘔吐物が口の中にあれば、指で掻き出して、呼吸が出来るようにして
気道を確保、ココまでならば、なんにも躊躇わず私は出来ると思います。
心臓マッサージをしながら、戻って来いと念じたり、叫んだりして
助けてあげたいですが、問題は、どのような場面でどのような患者が
その場所に存在しているかも、大きな問題でもありますね。
心配停止をしていたら、救急車が到着するまでの時間、一生懸命に
心臓マッサージを続けることが、最も重要だと言われていますね。
力加減とか、講習会でしっかりと身に付けて置いた方が良いと思います。
おわり