イヌサフラン?ギョウジャニンニクと間違え死亡 | 十勝・帯広を洗濯いたし申し候

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「イヌサフラン」食べ中毒死

=ギョウジャニンニクと間違え―静岡

時事通信 9月9日(火)16時30分配信
 
静岡県警御殿場署は9日、県東部の70代男性が園芸用植物の
イヌサフランを誤って食べ、死亡したと発表した。
 
葉の形状が似ている食用のギョウジャニンニクと間違え自ら栽培していたという。
 同署によると、男性は4日の夕食で、他の野菜とともに煮込んだイヌサフランの葉を食べた。
 
その後、下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴え、病院で治療を受けたが9日に死亡したという。
 イヌサフランは欧州や北アフリカ原産の球根植物。
 
園芸用に広く販売されているが、有毒成分コルヒチンを含んでおり、
2007年に新潟県でも誤食による死亡事故が起きている。
 
最終更新:9月9日(火)17時28分
 
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まさかの、人の思い込みによる誤食と言う、山菜好きの人でも
 
そうでない人でも、悲しくなってしまう、人の命が失われてしまった
 
毎年、どこかで犠牲者が出てしまう、事故が起きてしまいましたね。
 
写真でイヌサフランを見てみると、確かに葉っぱの形状は似ている感じでは
 
ありますが、アイヌネギを古くから知る、旬の山菜として味も臭いにも
 
馴染みもある北海道の人ならば、一見しただけで、臭いをわざわざ
 
確認するまでもなく、ギョウジャニンニク、即ち、アイヌネギではないと
 
一目瞭然、知らない野草は食べてはいけないと、迷う事なく問答無用で
 
直ぐに捨てると思いますが、食べてしまった方は、アイヌネギが好きで
 
どうしても、この時期だとしても、食べたくて仕方なかったのでありましょうね。
 
アイヌネギは春の山菜なので、春に収穫をしてお湯で茹でてから
 
冷凍保存をして、この時期にジンギスカンに入れて食べるのが普通で
 
ありますが、山にアイヌネギが自生していないだろうと思われる
 
静岡と言う土地柄、そして、アイヌネギに対する知識不足も手伝い
 
自分の命を守る為の判断を誤ってしまい、今回の事故に遭われたのでしょう。
 
本当にお気の毒様であります、心から、ご冥福をお祈りいたします。合掌
 
最近、北海道でも家庭菜園に、アイヌネギを植えて栽培している家庭も増え
 
心配されるのが、やはり、誤食ですね、毒草でもあるスズランと間違えて
 
食中毒に成られる方も年に数人出ているようですし、似たような植物は
 
出来るだけ、畑には植えない方が良いかも知れません。
 
植えた本人が分かっていても、見様見真似で家族の者が、間違った物を
 
収穫してしまうと、恐ろしい結果になりますから、本当に注意が必要ですね。
 
家庭菜園では、スイセンとニラも、誤食事故、食中毒も起きていますね。
 
致命的な症状となり、亡くなられている方も居たりしますね。
 
山菜がある現地の山では、ニリンソウとトリカブト、これも間違えが多いです。
 
セリとオニゼリ、これも多いので注意ですねぇ。
 
おわり