昔は、商店も多く、商業が栄えていた時代から存在をしている
中心街にある、古い町内会ですから、新興住宅地の町内会とは
全く違う、防犯灯の管理体制になっている、過疎化が進んだ町内会です。
市の補助金は町内会に一括で入りますが、その助成金は雀の涙
年間電力料金の10%にも満たない金額で、各自、家の前の防犯灯は
その防犯灯の近くに住む、数名がお金を出し合い電気料金を
電力会社に支払うと言う、奇妙な体制となっている町内会なのです。
かと言って、町内会で全額を負担するだけのお金もなく、戸数もなく
町内会費を上げれば、脱退すると言う人もいますし、老人も多いので
町内会費の値上げなど、無理であり、値上げするなら外灯を消せてきな
人もいるのも確かですし、引っ越してしまって、防犯灯の近くには
1戸しか家がない場合、その1戸で電気料金を支払わなくてはならず
そうなると負担が増えて、消してしまおうかと思うのが人間の信条ですよね。
で、消すと、不審者や、泥棒などが直ぐに現れて、恐い思いをした私です。
まっ、ランプ切れで、防犯灯が消えただけなんですが、泥棒や不審者は
めざとくて、暗がりを好物にしているから、消えたその日の夜中に現れて
本当にビックリしてしまった気の弱い私なのでありました。
電気料金も高いし、どうしようかと考えたら、市の無料で取り付けてくれる
リース方式を利用する手もありましたが、そうなると、みなし管理者が
また増えて、三者で管理みたいな、ややこしい結果となりますから
電気料金が払えなくなり、取り外したい時など、勝手に切る事も出来ませんし
リース契約ですから、点灯していなくては、市役所に防犯灯も
点灯していないのに、照明器具のリース代を払わせる、税金の無駄になり
ならば、市役所で電気料金を支払ってくれませんかと言えば、払いませんと
一つ返事で回答が来るでしょうし、一つ認めれば、全部を認めないと
いけなくなりますからと役人口調で、冷たくあしらわれるのは目に見えていて
ならば、LEDランプの照明器具を、私費、いわゆる、自腹で購入して
取付ければ、今までと同じ管理体制で運用が出来ますし、水銀灯から
W数を落とせば、電力料金も安くなり、3年でLED防犯灯、照明器具の
出資分が回収出来ますし、明るさも長期間変わらず、ランプの交換も
6万時間と非常に長寿命であり、照度は若干ですが落ちるものの
暗がりではないので、不審者も、泥棒も集まらないので
安心も手に入り、通行する人達も安心して歩けますし、地域社会への奉仕
地域の安全へ貢献も出来て、献血が出来なくなった身体ですから
まずは、自分が出来ることから、ボランティア精神の火を消さない為にも
実行あるのみ、公私ともに色々と助けて貰う事が多い地域社会への
小さな恩返し、無料の奉仕をしなくてはいけない訳でもありますし
これで良いのだと自己満足の世界に浸る私なのでありました。
本日、LED防犯灯の取付も終わり、無事に竣工、そして、一人寂しく
執り行われた、点灯式も終わり、明るさもバッチしで本当に良かったです。
おわり