シャープペンシルの芯を使った電池、その後 | 十勝・帯広を洗濯いたし申し候

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Yahooの勝手な事情からの移民です。トホホ

昨日、暇を持て余して作った、シャープペンシルの芯を使った
 
ミニミニ電池のその後の状態ですが、負荷を繋げていないので
 
イオンの移動も激しくなく、現在も、起電しています事を
 
ブログにご訪問を頂きました、貴殿、貴女の皆様方にご報告です。
 
イメージ 1
 
まる一昼夜、塩水に
 
浸かっていたので塩水が
 
テッシュにまんべんなく
 
よく染み込んだのでしょう
 
昨日よりも高い電圧
 
0.52Vが出ていました。
 
銅線を炭素棒、いわゆる
 
(シャーペンンの芯に)に
 
巻き付けているだけなので
 
表面抵抗が高いのですが
 
0.52Vを発するとは
 
かなり優秀な感じがします。
 
通称、ワニ口クリップなどを
 
使って測定をしたならば
 
もっと高い数値が出ますが
 
シャーペンの芯も折れますね
 
 
イメージ 2
 
では、どれだけの電流を
 
引き出せるのか
 
そこで、どこのご家庭でも
 
普通に常備されている
 
100Ωの抵抗器を接続して
 
電流値を測定してみました。
 
昨日は、計算が楽な
 
魔法の抵抗器とも言われ
 
とても便利な抵抗器とも
 
巷では叫ばれているだろう
 
1Ωの抵抗器でしたが
 
今日は、その100倍の
 
100Ωの抵抗器を使用
 
無負荷で約0.5Vでしたが
 
負荷が繋がれたので
 
電圧が約0.4Vに降下
 
 
イメージ 3
 
テスターのレンジを
 
電流測定側にチェンジ
 
計測値は、0.021mA
 
即ち、抵抗100Ωに
 
0.021mAの電流が
 
流れているとわかります。
 
流れ流れて流離いの~♪
 
なんて、歌っている場合では
 
ありませんので、前に進め
 
実験が成功なのかと思い
 
同じような実験をされた方の
 
文献を読んでみました。
 
ウイキから一部抜粋・転載
 
pH、が高いほど、酸素圧が
 
高いほど、さらにアルミン酸
 
イオンが少ないほど電位差が
 
大きくなるので、電解質溶液としては比較的濃厚な水酸化ナトリウムや
 
水酸化カリウム のような強アルカリ溶液が使用される。
 
約1.2ボルトの電位差がこれらの反応で形成される。
 
これは電解質を水酸化カリウム水溶液とした場合である。
 
塩化ナトリウムの場合、ほぼ0.7ボルトとなる。
 
なるほど、濃厚なアルカリ溶液だと、0.7Vまで引き出せるらしいですね。
 
ふふふ、またまた、修正です。0.7Vではなくて、1.2Vまで電圧が
 
引き出せるの間違えでした、訂正して、お詫びを申し上げます。ゴメンナチャイ♪
 
いわゆる、塩化ナトリウム水溶液、即ち、中性に近い塩水で、0.5Vまで
 
電圧が出ているのですから、実験は成功だと判断して良いですか?
 
なんて、ついつい、皆様に答えを振ってしまう、気がちっちゃな私です。トホホホ
 
イメージ 4
 
実験も順調に進んでいて
 
何か、動的変化がないか
 
目視で外見を観察すると
 
陽極の辺りに白い結晶が
 
湧き出すように付着
 
見た感じ、塩の結晶かと
 
思いますが、我が家には
 
それを分析する機械
 
クロマトグラフィーがなく
 
推測で、考えるしかなく
 
舐めて身体が痺れるか
 
舐めてみたくもなりますが
 
そんな危険な事をしては
 
絶対にいけません!
 
アルミと水素が反応をして
 
熱が発生して、蒸発した
 
水から残された、塩化ナトリウム、即ち、塩が湧き出しているのでしょう。
 
一瞬、塩化アルミニウム(毒性がある)なのかと、ビビリましたが
 
電極の周りの結晶は、塩化ナトリウム(塩)で、ペットボトルの中の水溶液には
 
別の物質として、Al(OH)3 即ち、水酸化アルミニウム(文献によると無毒)が
 
溶けだしている事が、文献を調べて分かりましたから、それほど危険な
 
危ない実験ではない事が取り調べから分かりましたので安心しました。
 
イメージ 5
 
陽極部分をトリミングをして
 
写真を拡大してみました。
 
ご覧のように、結晶が
 
見えますね。
 
塩ですから、舐めてみて♪
 
いやいや、貴様が舐めろ!
 
いやいや、遠慮せずに・・・
 
 
五月蠅い!実験者の貴様が舐めるのが当然だろ!ほら!早くしろ!
 
いや~そう言われても自信がないですよ旦那、許して下さいよ~♪
 
舐めて身体が痺れたら大変ですから~、ならんならん、早くしろ!
 
ダメダメ!絶対に舐めちゃ駄目です、鉛筆の芯には、読んで字の如く
 
鉛が含まれていますので、もしも、鉛が塩化ナトリウムに溶けだしていたら
 
それを口に入れるなど言語道断、全くもって有害で危険ですから禁止です。
 
キャップの中の塩化ナトリウム水溶液も、だいぶ量が減っています。
 
大気中に蒸発したり、アルミニウムイオンと水素イオンが反応をして
 
水の水素が失われたりして、その量が減っているのかなと思いました。
 
化学やら計算は、酷く不得意なので、あとは専門家にお任せですね。
 
理論上、表面積を大きく(広く)すると、大きな電流を取り出せるが
 
水溶液(電解液)が塩水の場合には、電圧は最大でも、0.7Vしか
 
取り出せない事も分かりましたから、実験は無駄ではなかったですね。
 
即ち、0.7V×4=2.8V、シャーペン電池を4個を直列にすると
 
赤色LEDを発光させられる、2.8Vが得られますし、点灯電圧が高い
 
白や青色のELDを発光させる場合には、5個を直列にすれば、3.5Vになり
 
実用の可能性は、グッと近づいた感じがする私でありました。
 
水溶液に溶けだした水酸化アルミニウムは、還元する事が可能らしく
 
大きな水槽に、俵に巻かれた炭に、アルミ箔を巻いて、電極を取り付けると
 
非常用のバッテリーとして利用する事も可能かも?
 
ただ、俵が直ぐにボロボロになっちゃうので、短時間しか使えないとか
 
ならば、水素分子だけを通す、絶縁性のあるフィルムを巻けば良いじゃんと
 
直ぐに簡単に短絡的に考えてしまう、脳天気な私でごめんなさい。トホホホホッ♪
 
おわり