とったど~!と、喜んだのがいつなのか、ふと、計算してみると
実に、27年前とは~、時が流れるのが早い!と、実感してしまう私でした。

1986年は、シリーズ
優勝を決めた年だったような
そんな記憶が蘇りますが
高速で入った林道の橋の
コンクリートが剥き出しの
段差でフロントとリアの
2本のホイルが割れて
完全にエアーが抜けて
パンク状態になって
スペアタイヤ1本しかなく
リアタイヤをパンクした侭で
残す、最後のステージを
走ろうと決めていたら
優勝を争う、ライバルが
これ履いたら良いよって
快く差し出してくれた
深い思い出が残る1戦でしたぁ~、27年前のライバルに改めて御礼を
あの時は、本当に嬉しかったよ、ありがとうございました。
4速満開の下り坂、おぉぉぉぉぉ~、ヤバッ、ダダ~ン、ガスッ
ガリガリガリ~、ビロロロロロロロ~ッ、ガスガスガスガス、その瞬間に
あぁ~終わったなと思いましたが、破損カ所が他にはなく
残す、指示速度が遅く設定されていた、最終ステージを自走が可能で
本当にラッキーなレースだったと、27年が経った今でも思い出す
記憶が深い釧路でのラリーでした。

林道を降りて、一般道路を
走って出た町が、確か
別保(べっぽ)でしたが
ナビと、べっぽって
面白い名前だなぁ~と
会話を交わした記憶も
鮮やかに蘇ります。
パンクの影響もあり
やはり、ライバルが優勝
私は、準優勝、表彰式が
終わっての、帯広までの
帰り道、大楽毛を越した
辺りで、激しい睡魔に
襲われて、初めてナビが
運転をして帯広まで帰った
思い出も蘇ります。
あれから、27年も経つのですね~♪いつまでも若いと思っていた私ですが
どおりで体力も落ちてしまい、随分と、歳を取った訳でありますよねぇ♪
いわゆる、4WD、2WDの区別もなく、排気量も無制限の最高クラス
それが、当時のCクラスですが、ターボ車に4WDも参戦する中で
2TG-EU、1600cc、TE71カローラは、悲力ながらも頑張ってくれました。
シリーズ優勝を決めた時点で、翌年からは新車も買えないので
全く勝てる気がしないのでラリーを止め、家族を養う為に仕事に精を出し
家族と一緒に過ごすの時間も増やして、ガブリっと、噛み付いても
ハフハフあま噛みになってしまう、牙を抜かれた狼になりましたぁ。トホホホホッ
今でも、年齢制限○○歳以上のラリーなら、勝てる自信がありますが
林道を走れる、走りきれる車がないので、やっぱり経済力がなく無理
ハフハフと噛む歯抜けのオオカミのまんまで、たいした冒険もせず
平和で穏やかな人生を過ごし、一生を終えるのでありましょう。トホホホ♪
おわり