<海保>機関砲契約1.3億円割高 検査院指摘
毎日新聞 9月25日(水)20時45分配信
海上保安庁が民間企業と結んでいる20ミリ機関砲などの製造・点検契約について会計検査院が
調べたところ、作業時間が実際より長く設定され、1億3000万円ほど割高になっていたことが分かった。
検査院は25日、契約を見直すよう海保に求めた。
海保の巡視船に搭載される20ミリ機関砲などの製造・点検は、住友重機械工業、
海保の巡視船に搭載される20ミリ機関砲などの製造・点検は、住友重機械工業、
住重特機サービス、三菱電機(いずれも東京)の3社などが受注している。
検査院によると、海保は業者との間で、製造・点検に必要な作業時間を設定していたが、2007~
検査院によると、海保は業者との間で、製造・点検に必要な作業時間を設定していたが、2007~
12年度に3社と結んだ契約172件を調べたところ、実際にかかった時間は設定した時間の6~7割だった。
人件費など約1億3000万円を余計に支払っていた計算になるという。
一般的に、同じ作業を続ければ効率が良くなって作業時間は短縮されるが、
一般的に、同じ作業を続ければ効率が良くなって作業時間は短縮されるが、
約30年前に設定した時間を見直していなかった。
海保政務課予算執行管理室は「指摘を受けて契約の方法を見直した」とコメント。
海保政務課予算執行管理室は「指摘を受けて契約の方法を見直した」とコメント。
住友重機IR広報室は「見解の相違で差額はなかったと考えている」としている。
また、検査院の調査では、防衛省への防衛装備品の納入契約でも不備が判明。
また、検査院の調査では、防衛省への防衛装備品の納入契約でも不備が判明。
経費を過大請求したメーカーに違約金を支払わせる特約を付け忘れるミスなどがあり、
08~12年度に8件で計約3300万円の違約金を三菱電機などに請求できなかったという。
【古関俊樹】
最終更新:9月25日(水)20時45分
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いわゆる、キャリア官僚達は、大手企業に良い顔をして
国費を湯水の如く拠出して、天下りの椅子を手にする為
私利私欲を肥やす為に動いていて、本当に油断も隙もないと言う
そんな姿が、会計検査院に、すっぱ抜かれたと言う事でしょう。
海上保安庁と聞くと、正義の味方と言うイメージが日本国国民には
ありますが、現場から離れている役所の内部では、どこの省庁とも同じで
大手企業・業者などとベッタリと癒着した深い関係があるのでしょう。
約1億3000万円と言う、業者に対してお手盛りした金額を
今すぐに、海保職員の自腹から、日本国国民に弁償すべきですね。
弁償すれば責任を逃れられると言う話では、決してありませんので
談合をした職員を捜し出して、逮捕、拘留、起訴すべきですね。
おわり